人気アプリTraktor DJのためのコントローラ!!

今やiPhoneやiPadを使ってDJプレーをすることができる時代。私自身Native InstrumentsのiOSアプリTraktor DJの大ファンなのですが、何が気に入っているかというと、タッチスクリーンを使った今までとは違う新しいタイプのDJスタイルであるということ。波形をタッチしながら演奏するフリーズモードは特に秀逸です。そしてこのアプリの安定性は素晴らしく良く、長時間プレーをしてもiPadがクラッシュを起こすことは滅多にありません。これならばiPadやiPhoneを使ってクラブでDJすることも可能なんじゃないか?というのが話題となっているところです。

とはいっても、プロのDJがこのTraktor DJ(ipadだけ)を使ってクラブでプレイするためには幾つか足りないポイントがありました。

  • iOSディバイスのヘッドフォンアウトから出力される音はいまいち
  • プロフェッショナルDJが行うように、ヘッドフォンを使って次にかける曲の準備ができない
  • プロフェッショナルDJが行うようなツマミを回すアクションができない

これらのポイントを解決してくれるのがTraktor 専用コントローラNative Instruments Kontrol Z1です。

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数多くリリースされているiOS音楽アプリ。でも、持ち前のMIDIコントローラーを使ってiOSアプリを演奏するには何かと厄介な準備が必要で、特にケーブル接続の煩わしさにうんざりしていた人も多いのでは?でも、Zivixが開発したPUCを使えば、どんなビンテージシンセ、ドラムパッド、DJコントローラであっても、MIDI OUT端子さえ付いていれば、iPad とワイヤレス接続して演奏をすることが出来るようになります。

 

PUCはワイヤレスのCore MIDIインターフェイスで、Core MIDI対応のiOSアプリとすべてのMIDIディバイスの接続を可能にするもの。Macとの接続も可能。

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9月12日にリリース予定の iOS シンセアプリ Pulse Code「Modular」。本物のモジュラーシンセと同じように、モジュールを組み合わせながら本格的な音作りをすることができるアプリ。美しいインターフェイスはひときわ目を引きます。現在用意されているモジュールの数は25個。基本モジュールセットはフリー。追加モジュールはおよそ100円で購入可能。全モジュールを含むお得なバンドルセットもあり。

 


 

•High fidelity virtual analog synthesis using band limited oscillators and oversampled filters
•Audiobus and background audio modes
•CoreMIDI control with external devices or internal sequencers
•Beautifully rendered graphics
•Dynamic workspace with intuitive navigation
•10 octave keyboard with classically styled arpeggiator
•Extensive in app help with detailed module descriptions and guides
•Record and export live performance to Soundcloud, Sonoma Audio Copy, email and iTunes file sharing

Pulse Code

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ブログ「Sonic Bloom」に紹介されていたAbleton Live の隠しコマンド「ディバイス表示」。これを使うと、Ableton Liveセッションビューの各トラックに、使用中のプラグインが表示されるようになり、プラグインへのアクセスを今までよりも楽に行うことが出来るようになります。

Live 8の頃から知る人ぞ知るコマンドではあるらしいのですが、知らなかった人は是非試してみて。

 

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9月10日に行われるアップルの新作発表会では、iOSの新しいバージョンであるiOS7のリリースも予定されており、それにまつわるニュースも多くなってきています。iOS 7リリースは9月18日

iOS7にはInter-App-Audio という機能が実装され、アプリ間のオーディオストリーミングや、オーディオレンダリングの際のMIDI制御も可能になるという発表があります。

でも実際のところはサードパーティ製アプリであるAudioBusやJackがこのような機能をすでに実現しているわけで、アップルが同様の機能をオフィシャルで搭載することによって、AudioBusやJackを含め、音楽アプリがこの先どのように進化していくのか多いに注目したいところです

 

AudioBus

iOS7に対応するAudioBusのアップデート準備は整えられたようで、驚くようなものになることが期待できそうです。通常サードパーティのディベロッパーが手を触れることの出来ないSystem-levelの領域までに開発が及んでいるとのことです。

AudioBus ニューバージョンのキーワードは

  1. AudioBus Connection Preset
  2. Multi channel input device support
  3. ??

AudioBusについてのこれまでの記事はこちらからどうぞ。

 

Audio Copy

Audio Copy機能もiOS音楽アプリではすでに定番となっている機能です。ひとつのアプリで作ったサウンドを、コピー・ペーストするように、別のアプリにエクスポートすることができるクリップボードのような機能。

このAudio Copy機能もiOS7では大きくアップデートされることになり、開発のRetronymsによると、Audio Copy単体のアプリがリリースされるそうです。様々なアプリでコピーしたサウンドがこのアプリによってすべて認識され、ブラウズすることや試聴することも可能になるアプリとなっているようです。DropBoxやiTunesライブラリーとの同期も可能とのこと。

アップル新作発表会は9月10日午前10時・日本時間の11日午前2時から、カリフォルニア州クパチーノにあるApple本社で開かれます。

 

AudioBus

Retronyms Audio Copy

 

 

 

 

 

 

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ドイツ・ベルリンで開催中のIFA (世界最大のコンシューマーエレクトロニクスショー)。IFAは世界から1,400社以上のブランドが出店する今年53回目を迎える電気製品の展示会。コンピューターを始めスマートフォン、オーディオ、家電、カメラ、様々な種類の電化新製品が場内に展示されていますが、アップルはここには来ていません。

ここ数年の「タッチスクリーン化」の波はさらに勢いを増し、展示されているスマートフォンやタブレットの数の多さにはビックリさせられます。より高速になるCPU、より高画質になり軽量化するスクリーン。Samsung、Sony、Panasonic、LG、Lenovo等アジアのメーカーの気合いが目立ちます。Samsungスマートウォッチのようなウェアラブル・ディバイス、PanasonicやLenovoの大型タブレットディバイスはやはり気になるところです。

オーディオの分野で特に目立ったのは、ストリーミングラジオに対応するプレーヤー。Blue ToothやAir Playに対応するワイヤレススピーカーシステムも数多く見ることが出来ました。高解像のアンプ、スピーカー、ヘッドフォン、プレーヤーなどは特に頑張ってもらいたい分野です。MP3のようなチープなサウンドを聞かざるを得ない若者達の耳は早急に救われなければならないでしょう。

音楽制作系のメーカーはIk Multimedia、Pioneer、Teenage Engineeringを発見することができました。Ik Multimediaは iRig Pro、Pioneerは多くのDJ関連製品を展示していましたが、先日発表したばかりのDJコントローラDDJ-SP1 を見つけることは出来ませんでした。Teenage Engineering はクラウドスピーカーOD-11の展示をしていました。Teenage Engineeringといえば数年前にNAMMで発表したOplab が気になるところなのですが、その後の製作進行状況を伺ってみたところでは「満足できる製品にするにはまだ時間がかかる、、」との返答でした。

 

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