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アメリカ・シアトルのSpecial Stage Systemsというメーカーが、80年代のビデオゲーム的なサウンドとビジュアルを作るビデオシンセサイザーMing Microを発表しました。Ming MicroはクラウドファンディングKickstarterでの予約販売を開始しています。

 

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世界中のスタジオを貸し借りできるStudio.ioというオンライン・サービスが始まっています。利用方法は宿泊予約サイトairbnbとほとんど同じで、サイトに掲載されているスタジオリストをブラウズして予約を取ることができます。スタジオリストには数枚の画像、利用可能な機材の一覧、エンジニアを雇うかどうかのオプション、価格、場所等が表示されます。中には超ビンテージ機材やSSLミキサーを設備する宿泊施設付きの豪華スタジオだったり、レコードプレスマシンを設備したり、ミニバスを改造したような個性的なスタジオもあります。ロケーション的には、アメリカ・ニューヨーク、西海岸、ロンドンのオファーが多いようですが、中にはマイアミ、ベルリン、パリ、コペンハーゲン、ブラジル、マレーシア、香港などのオファーも見つけることができます。残念ながら日本からのオファーはまだないようです。価格はもちろんスタジオによって大きく異なりますが、中には一時間8.33ドルで、ブース付きのデジタル仕様ルーム(アメリカ・シカゴ)といったオファーもあります。全体的にはかなり魅力的な価格に見えます。興味ある方はまずStudio.ioのスタジオリストをブラウズしてみてください。

これからはスタジオを決めてから旅行に出かけるベッドルームプロデューサーも増えてくるのでしょうか。旅行先でふとスタジオに入ってみるのもきっと素敵な経験となるに違いありません。目指せ「LA録音!」。このサービス、もっと大きくなると面白いですね。

 

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先月行われたNAMM 2016 で、TeenageEngineeringはポケットオペレーターの新しいモデルを3種を発表しました。

ドラムマシンやベース用シンセ、ノイズパーカッションなど、様々な音色キャラクターを持つポケットオペレーターは、通常のステレオ・ミニジャックケーブルを使うだけで同期演奏が行えることも魅力の一つです。

今現在、全6種のポケットオペレーターが発売されているわけですが、これを全部数珠繋ぎして同期演奏すればそれは楽しいことに違いありませんが、でも6台ともなればさすがに操作が面倒になるに違いありません。(私も前モデル3種で試してみましたが、スイッチやノブの類が小さすぎることもあって、操作が窮屈なんです)

そこで考えられたのがポケット・ミキサーです。ポケットオペレーター全6モデルのボリュームをパラで操作でき、同期信号の分配管理するができます。下のビデオがそのデモンストレーションです。前半は技術的な解説。演奏が始まるのは3:09あたりからです。

 

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先日書いた「充電ケーブル1本で、iPad/iPhoneの音をAbleton Liveに取り込む方法」という記事の反響が大きかったので、今日はその続編ということで、StudiomuxというiOSアプリを使い、iPad/iPhoneの音をコンピューターに取り込む別の方法を紹介しましょう。

Studiomuxは以前にこのブログでも紹介したAudiomuxのアップグレードバージョンで、通常のUSB充電ケーブルを使うだけで、iOSデバイスからコンピューターへ最大8チャンネルのオーディオをストリームすることができるアプリです。例えば、Ableton Linkを使って幾つかのアプリでセッションしているとき、それぞれのアプリをAbleton Liveのオーディオトラックにレコーディングできたり、または、友達のiPhoneも接続して、2台のデバイスを同時にAbleton Liveにレコーディングするようなことが可能となります。

Studiomuxはオーディオストリーム以外にも、MIDIインターフェイスとしての役割もこなす機能豊富なアプリなのですが、今日はこのオーディオの部分だけに絞って見てみます。Studiomuxは、iOS 7.0 以降のiPhone/iPad/iPodTouch、そしてMac OS10.7とWindows7 以降に対応しています。

 

Studiomux のAudio機能概要:

  • iOSデバイスからMac及びWindows PCへのオーディオのストリーム
  • VSTとAU対応、iOSアプリのDAWの連携が簡単に
  • 一度に複数のiOSデバイスの使用可能、各デバイスは8ステレオチャンネルまでの双方向のストリーミングが可能
  • IAAとAudioBus対応の数多くのアプリに対応
  • IAAとAudioBusミキサー搭載、ボリューム、ミュート、モニター操作可能
  • 簡単な操作でインストゥルメントアプリやエフェクトアプリのルーティングが可能
  • IAAアプリにはMIDIノートのインプットが可能、VSTインストゥルメントと同様に扱うことが可能
  • Ableton Linkに対応、IAAアプリとの同期が可能

 

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Ableton Liveの新しいバージョン9.6がリリースされ、もう皆さん、iOSアプリとLinkセッションを堪能していることと思います。でもせっかく上手くセッションしたからには、ちゃんとレコーディングもしておきたいものです。

もちろんiOSデバイスのヘッドフォン端子を使えばレコーディングすることができますが、このデジタル時代にそんなアナログ手法ではちょっともったいないような気もします。そこで、今日はUSB充電ケーブルを使うだけで、デジタル録音できる方法を紹介しましょう。しかもお金は一切かかりません。あ、ごめんなさい。でもこれは、Mac OS 10.11 El CapitanとiOS 9 の両方を使っている人だけが対象です

試してもらいたいのが、これ。iOXAudioという無償のユーティリティーソフトです。https://github.com/sieren/ioxaudio/releases

 

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スクリーンをタップするだけで簡単に音楽演奏できるiPadの有名アプリ、AudanicaのSoundPrismが、リニューアルバージョンとなるSoundPrism Link Editionをリリースしました。

SoundPrismは、スクリーン左端のアルファベットのスイッチでベースを押さえ、スクリーン右の鮮やかなキーボードでコードやメロディーを演奏します。音楽知識が全くなくても、オシャレなコードを使って簡単にアンサンブル演奏できてしまうのがこのアプリの凄いところです。

SoundPrism Link Editionはその名の通り、Abletonの同期テクノロジーLinkに対応したバージョンで、特にその力を発揮するのが新機能のリボンコントローラです。リボンコントローラを上に上げると、ビブラートやオートフィルターのような効果をつける事ができ、しかもその効果は常にBPMと同期します。ドラムマシンのようなアプリとLinkセッションすれば、楽しいこと請け合いです。

もう一つ面白い新機能は、AudioBus Remoteにも対応したことです。例えば、ドラムマシンアプリ(Elastic Drum)とSoundPrism link Editionを、Audio Bus Remoteを使って立ち上げると、インターフェイスには両方のアプリのスイッチが表示され(画像下)、二つのアプリを同時に操作できるのです。フルコントロールというわけではありませんが、右手でハーモニーを演奏して、左手でドラムマシンを演奏するのも、今までのiOSアプリではできなかったことなので、とっても新鮮です。

新設計のサウンドエンジン、23種類の新しいプリセットはどちらかというとエレクトロニック寄りのサウンドです。Linkセッションをさらに盛り上げましょう!

 

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