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1969年に制作されたイギリスBBCテレビによる「Shoreditch 実験音楽教室」。小学生の子供たちがコンテンポラリー音楽の演奏や、テープレコーダーや電子機材を使った音楽について学んでいく様子が収録されている。

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ビデオ前半ではBrian Dennis が教師として登場し、生徒によるデモンストレーション演奏の指揮を執る。ビデオ後半では、生徒と教師が、電子機材を使った時に音はどのように変化していくのかといった趣旨のディスカッションが行われる。ビデオの最後では、生徒が演じ、生徒がサウンドエフェクトを担当するショートドラマが映される。(子供とは思えないダークさが印象的)

もしも私が子供の頃にこのような教室に通っていたなら、今の私の頭に中に描かれる音楽はきっと違っていたにちがいない。

それはそうと、最近の小学校の音楽の授業はどんな様子なのだろうか。今でも音楽教室には古ぼけたバッハやモーツアルトの肖像画がたくさん飾ってあるのだろうか。

 

 

via Dangerous Minds

 

 

 

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Ableton Live の最新バージョン9.2 のアナウンスと共に、同パブリックベータバージョンのリリースが開始されました。革命的なバージョンアップではないにせよ、確実な前進を感じさせるバージョンアップに感じます。

まず、コントローラPUSHでは64個のパッドを使ってドラム演奏ができるようになりました。つまり16パッドの使用と、64パッドの使用を切り替えられるわけです。また、パッドがアフタータッチに対応したことや、タッチストリップをモジュレーションホイールやピッチベンドのように使うこともできるようになったので、表現力は大きく増しますよね。

個人的に一番嬉しいのは、ワープ機能の向上で、オーディオにかなり無理矢理なストレッチをかけても、これまでよりもトランジェントの良いサウンドで再生されることになるそうです。([Complex]および[Complex Pro]モード)

Ableton Liveは他のDAWよりも音が悪いと感じることが多かったのも、大概にしてこのワープ機能から発する問題とのことだったので、おそらく音質向上にもつながるのかもしれません。新しい結果を楽しみにしてみたいところです。

その他、MAX for Liveやサードパーティ製プラグインを使った時のレイテンシー、オートメーション操作した際のレイテンシーが低下したようです。Very Good。

新しいプラグインTuner も追加されています。Good。

 


 

 

Ableton Live 9,2

 

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昨年の秋にリリースされたNative Instruments のキーボードコントローラKontrol S シリーズは、Native Instruments の数々のソフトウェア(KOMPLETE 10) をコントロールするためにデザインされた革新的なMIDIキーボードだ。

Kontrol S キーボードそのものについて書きたいことは山ほどあるのだが、今日ここではKontrols Sキーボード とMaschine を一緒に使った場合にはどのようなことができるのかチェックしてみようと思う。

NI Maschine は昨年の11月にアップデートバージョン2.2をリリースし、Kontrol S キーボードとの統合機能を搭載した。Kontrol Sキーボードを使うことによって、鍵盤を弾きながらパターンを作ることができるようになったり、MaschineのサウンドやKOMPLETEのソフトウェア音源を操作することができるようになる。

まず先に述べておかなければいけないことは、Maschineをスタンドアローンモードで使う場合と、DAWソフトウェアをホストとしたプラグインモードで使う場合とではKontrol Sキーボードの振る舞いはわずかではあるが変わってくるということだ。ここではまずはMaschine をスタンドアローンモードで立ち上げたところから見ていこうと思う。

 

 

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今年のNAMM 2015では、Arturia のBeatStep Pro やKORG のSQ-1 など「ハードウェアシーケンサー」が大きな注目を集めた。私たちはコンピューターが大好きなのだが、コンピューターを使って音楽を演奏するとなると話は変わる。最近ではライブステージ上でアップルマークのコンピューターを見かけるだけでも気持ちが萎えてしまう。コンピューターを使わないで音楽を演奏したり作れるようになることが、ある種の「ニュースタイル」または、ある種の「憧れ」ともいえるのかもしれない。

NAMMが終了してからまだ間もないところだが、今度はフランスのSquarpというメーカーがPylamid というハードウェアシーケンサーのリリースを発表した。価格699ユーロ、見た目も機能もかなり本気のハードウェアシーケンサーのようだ。

 

  • 16 ×ポリフォニックトラック
  • 5つのクリック式エンコーダーノブ
  • 16個のパッドは加速度計内臓(ベロシティ対応と考えて良いのでしょう)
  • MIDIノート、コード、MIDI CC入力可能のステップシーケンサー
  • 16個のパッド(スマートパッド)を使ったライブパフォーマンスモード
  • ソングモード (シーケンスを組み合わせることでソングを構築可能)
  • ポリリズム 一つのトラックは3/4で走らせ、もう一つのトラックは4/6で走らせたり、トラックごとに拍子を変えることができる Elektron Octatrack と同様のものか?
  • Euclidean grooves このシーケンサーの一番のハイライトとなる機能、シーケンスパターンを自動生成する機能
  • MIDI エフェクター クオンタイズ・アルペジエーター・スウィング・ディレイ・ランダマイザー・グリッチ・ヒューマナイザー・ハーモナイザー (追加予定あり)
  • SDカードを使ったデータストア、MIDIデータのインポートとエクスポート
  • 接続端子はUSB (MIDI+パワー)・MIDI IN ・MIDI OUT・MIDI OUT2 (DIN Sync)・Pedal In ×2・CV In ×2・Gate In ×2・Env out ・CV out・Gate Out  大概のシンセサイザー、エフェクター、コンピュータ、iPadとの接続可能

 

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You TubeチャンネルBigDragon43 に投稿されている「Japanese 1980s Funk Part1」 と「Part2」 は1980年代の日本のファンク・ポップをミックスした70分間に及ぶテープだ。プレイリストを見てみると、杏里、角松敏生、荻野目洋子、大橋純子、、ここ数十年の間、中古CD ショップで見かることはあっても手に取ることはほとんどなかったようなアーティスト名が並んでいる。しかしどういうわけだろうか、今、このミックスを聞いてみると意外にも新鮮に聞こえる。煌びやかなシンセサウンド(FMシンセ+Lexiconのリバーブ)、ヨーロッパのゲイディスコで流れていそうなスローなグルーブ。当時のフュージョンブームを背景としたミュージシャンの演奏力の高さにも目を見張るものがある。

ミックスの中には英語詞の楽曲も収録されている。これらが「海外進出向け」に作られたものなのかどうかはわからないが、80年代のポップスは今よりも多くの英語詞を、それもかなり流暢に使っていたような気がする。バブル経済真っ只中の80年代、「ロサンジェルス録音」などと書かれたレコード帯をよく見かけていたことも思い出す。今の音楽産業と比べたら比較にならないくらいのバブリーさだ。

だからなのか?今このミックステープを聞いていると、ただのノスタルジーではない、プラスティックの玉手箱をひらいたような気分になるのだ。

 

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Moog、KORG Ms-20、Arp Odysseu…..伝説のアナログシンセサイザーの復刻が相次ぐなか、今度はスイスのインディペンデント・シンセメーカーThe Warp Analogue Synthesizerが1970年代のシンセサイザーArp 2600 のクローンThe Warp を発表した。The Warp はArp 2600の回路図面を基にした精密なアナログ部品の挿入実装が試みられ、オリジナルマシンと同等の機能とスペックを持つシンセサイザーとして仕上がっているとのことだ。フロントパネルのサイズは現代のモジュラーラックにもフィットする19インチ。パネルのグラフィックデザインはオリジナルマシン同様のものが採用されている。

 

  • 3 VCO’s each with sine, triangular, sawtooth and variable pulse waves (all oscillators are identical to VCO 2 of the original instrument), frequency range 0.05 Hz > 20 Khz
  • 1 VCF / Resonator, 24db lowpass-type (2012 submodule version)
  • 1 ADSR Envelope Generator
  • 1 AR Envelope Generator
  • 1 VCA with initial gain
  • Ring Modulator
  • Sample & Hold
  • Noise Generator (low, pink and white noise)
  • CV, Gate and Trig inputs (5-15V)
  • 2 x 4 multiples.

 

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The Warpは受注生産制、価格はスイス・フラン3’400(日本円にしておよそ43万円!)  スイス為替が大高騰しているさなかにこのシンセサイザーを紹介するのはちょっとタイミングが悪かったかもしれない 😥 。とはいえオリジナルArp 2600の中古取引価格の相場がおよそ$12.000〜ということを考えればそれほどの不満はないはずだ。

“本物の響き”とはどのようなものなのか確かめてみたくなる。

 

The Warp