現在ヨーロッバで開催中の、クラフトワーク「3Dコンサートツアー」のビデオがYouTubeチャンネルWilly Billiamsに投稿されています。
見たことのある機材から、全く見たこともない機材まで、テクノポップの元祖クラフトワークが今どんな機材を使い、どんな演奏方法をしているのか見ることができます。ファン必見。(オフィシャルなビデオではないようなので近いうちにデリートされてしまう可能性もあるのかもしれません。)
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Apple はLogic Pro X のバージョン10.1をリリースした。 アカウント所有者はAppストアより無償でダウンロードできる。
「EDMやヒップホップトラックの制作に重点をおいたアップデート」となっており、エレクトロニック系のサウンドが充実し、ドラムマシン風の機能がいくつか追加された。そのほかにもピアノロールエディターの機能向上、新しいコンプレッサーなど、様々な機能が追加されている。今日はその中のいくつかを紹介しよう。
10人のドラマー追加、エレクトロニック系ドラム音源DrumMachine Designer搭載
Logic Pro Xから搭載されたDrummerは、様々な音楽ジャンルの中からドラマーを選択すると自動的にドラムパターンを作りだしてくれるバーチャルドラム機能だ。このDrummerに新しい10人のドラマーが追加され、ジャンルはEDM、ダブステップ、レトロ80s、トラップ、テックハウスなど。そしてこれに伴い、ドラムマシン系のドラム音源キットDrumMachine Designerが追加される。
(サウンドエンジン自体はLogic UltraBeat とEXS24の混合となっているようだ。)
これら10人の新入りのドラマーから一人を選択すると、自動的にDrumMachine Designerのキットが選択されパターンを演奏し始める。Drummer エディターの中に表示されているドラマーの顔写真(?)の下にあるプラグインボタンを押すと、Drum Machine Designerのインターフェイスが開く。
このインターフェイスを使い各ドラムインストゥルメントの音色編集を行うことができる。Native Instruments のBattery のような設計になっており、画面上半分に表示されているインストゥルメントのセルをクリックすると、画面下にパラメーターが表示される。
プラグインヘッダーをクリックすると画面下半分はスマートコントロールの表示に切り替わり、エフェクターの操作やボリューム操作を行うことができるようになっている。
各セルを右クリックするとLogicのアレンジ画面にはインストゥルメント専用のトラックが作成される。各インストゥルメントにエフェクターを掛けたいときや、各インストゥルメントにオートメーションを書きこみたいときにはこの機能を使うと便利だ。Track Stackとして機能するのも便利だ。
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ローランドによるアナログとデジタルの融合。
NAMM 2015ではローランドのJD-XシリーズのフラッグシップモデルとなるJD-Xaの展示が行われているようです。
しかしまだ開発中とのことで音を聞くことはできません。
JD-Xaは以下のような特徴を備えているようです。
- 多くのノブ、そしてフルサイズのキーボード
- 4つのアナログモノフォニックボイス搭載、各ボイスのシンセオペレーションが可能、4ボイスのポリフォニックとしても動作
- 4つのRoland SuperNatural 音源ボイス搭載
- 8チャンネルのステップシーケンサー
シーケンサーがどんな作りになっているか気になるところです。Elektronのパラメーターロックのような機能が付いていればサイコーなんですけどね。はたして?
1970年代に西ドイツを中心にして巻き起こった電子音楽とロックが融合したクラウトロックという音楽シーンでは、常にシーケンサーという楽器が重要な役割を果たし、タンジェリンドリームやクラウス・シュルツェクラウトなど革新的アーティストを多く輩出してきた。ドイツ・ベルリンのシンセシザーメーカーKOMA Elektronik はその頃のシーケンサーのあり方をもう一度見直し、当時を上回るパワーと今の時代に合ったコネクティビティを備えた究極のシーケンサーの製作に取り掛かり、そして完成させたのがこの大型シーケンサーKOMPLEX SEQUENCERだ。現在NAMM2015 にて展示が行われている。
KOMPLEX SEQUENCER には16ステップシーケンサーが4系統備わり、各シーケンサーを単独で動かしたり、各シーケンサーをリンクさせることによって複雑なパターンを作り出すことができる。スクリーンやサブメニューのようなものは搭載しておらず、86のパッチベイを使いパッチを行うことで複雑なモジュレート、シーケンサーの振る舞いを制御することができるようになるとのことだ。CV/GATE、MIDIを備えるどのシンセサイザーとの接続も可能。
これまでのシーケンサーとは違うプレイアビリティやクリエイティビティーを可能にする革新的な楽器に仕上がっているはずだ。興味ある人はKOMA Elektronik によるプレス資料を読んでみるのはどうだろう。
KOMPLEX SEQUENCER は2015年春からの発売、価格は$1500となっています。
話題騒然。Teenage Engineering とCheapMonday のコラボレーション、「Pocket Perator」OP-12、 OP-14、 OP-16、そしてシンクモードについてのオフィシャルデモンストレーションビデオが公開になっています。Teenage Engineering のオンラインサイトでは販売受付も始まっています。
Arturiaのドラムパッド付きのステップシーケンサー BeatStepのプロ・バージョン、BeatStep Proが4月にリリースされることが発表されました。BeatStep Pro は様々な接続端子を装備し、新旧様々なシンセサイザーを接続し制御することのできるパフォーマンス向けのコントローラです。16個のノブ、16個のドラムパッドも健在。
まずはイントロダクションビデオからどうぞ。
強力なのはシーケンサー部で、BeatStep Pro は2つのモノフォニックシーケンサーとドラムシーケンサーを内蔵。
モノフォニックシーケンサーは64ステップ、各ステップには音程・ベロシティ・ゲートタイム・タイの情報を入力することができ、2つのシーケンサーをリンクさせ、同時にトランスポーズを行うようなことも可能のようです。
ドラムシーケンサーでは、パッドを叩きながらドラムパターンを作ることや、ノブを使いMIDI CCコントロールをおこなえたりプログラムチェンジを行うことも可能です。パッドはベロシティとプレッシャーセンシティブに対応。
タッチストリップを使いリアルタイムにエフェクト効果(ルーパー/ローラー)をつけることや、ノブを使ってタップテンポ・スィング・ランダマイズ機能によってパターンにバリエーションを加えることもできます。作ったシーケンスパターンは最大16までのプロジェクトとして保存することができます。
接続端子は、Cv/GATE アウトプット・ドラムGATE アウトプット・MIDI IN/OUT・クロックシンク・USB。これならば新旧様々なシンセサイザー・ドラムマシンを接続することができますね。
コルグの新しいステップシーケンサーSQ-1 と同様、コンピューターの画面をみることなくたくさんのハードウェアシンセを使った音楽演奏を行えるところが大きな魅力です。BeatStep Proの方が様々な楽器を接続することができそうですが、値段も倍以上。コルグの方が操作は簡単のような気がします。
価格の方は??$299 4月発売
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