NAMM 2015 にて、ドイツベルリンのシンセサイザーメーカーKOMA Elektronik はユーロラックモジュールPoltergeist を発表します。Poltergeisは4つまでのAudio/CVシグナルを4チャンネルまたはステレオ2チャンネルでのミックスを可能にするアナログミキサーのようです。各チャンネルにはソロ/ミュートボタン付き、CVシグナルを用いてパンニングを制御することも可能。AUXインプットを用いて外部オーディオシグナルをマスターVCAに送ることもできるようです。ビデオでは1:24あたりからデモンストレーション演奏が始まります。ポルターガイスト現象の前兆といった様子です。
KOMA ElektronikはNAMM2015 にて、さらにもう一つの “Ultimate Product” の発表を用意しているとのことです。詳細は追って報告します。
Behringer のデスクトップMIDIコントローラBCR-2000を使い、Dave Smith InstrumentsのシンセサイザーMophoとTetra をコントロールすることができるようになるMoTET Programmer。ビンテージシンセサイザーのカスタマイズやパネルレイアウトデザインを手がけているSynthGraphicsというメーカーからのリリースです。
MoTET ProgrammerにはBCR-2000の表面にかぶせるオーバーレイ、そしてSysEXテンプレートが付属。2段目のスイッチはCメジャーのスケールキーボードになるので、エディットしながら音も出せるようです。
私自身Mophoユーザーで。これまでにも様々なエディタープログラムを試してきているのですが、できるならばコンピューターなしで、ハードウェアコントローラを使って操作したいというのが本音でした。これなら思う存分にMopho のパラメーターをいじれそうです。価格は$40となっています。
SynthGraphicsはNAMM 2015 にも登場。Mopho、Tetraの他に、microKORG(コルグ)、 Alpha Juno-1, 2、MKS-50(ローランド)のBCRオーバーレイも展示するとのことです。たしかにこれらのシンセのエディットは本当に面倒なのです。
Behringer BCR-2000は耐久性、使いやすさにも定評があり、現在新品で¥15.800ほどで手に入るコントローラです。
ドイツのシンセサイザーメーカーWaldorf はYou Tube Waldorf Music Channel にてNAMM 2015 での出展商品を紹介しています。
1) 人気アプリNAVE のVST/AU/RATSバージョン
2) nW1 ウェーブテーブルモジュール、Waldorf初のユーロラックシステム
3) Attack Drum Synthesizer & Sequencer 新しいiPadアプリ
4) Waldorf Edition 2 Waldorf プラグインソフトウェアバンドルのバージョンアップ(Attack, D-Pole & PPG Wave 2.V)
パイオニアがリリースする新しいDJコントローラXDJ-RXは、大型カラーディスプレイ+2デッキコントローラ+ミキサーを一体化したDJコントローラ。
カラーディスプレイではトラックの波形表示、楽曲のブラウジングを行うことができる。(タッチディスプレイではない!)
両脇にはおなじみのCDJスタイルのデッキコントローラを搭載し、各デッキに装備された4つのパッドを使いキューコントロール・ループコントールを行うことができる。また、新機能Loop Slice によってループする範囲を4分割し、分割された区間を繰り返し再生することができる。(おそらくNI Traktor のフリーズモードのような機能なのでしょう)
この新しいコントローラはUSBストレージデバイス・コンピュータ(Mac/Windows)・スマートフォン(iPhone/PodTouch/ Android(4月以降対応)からの音楽再生が可能で、WifiやLANネットワークを使ったワイヤレスでの接続も可能となっている。CDの再生には対応していない。
USBストレージへの録音も可能で、録音したファイルをすぐに再生することも可能。ミックスのデモを作る際にも便利に違いない。
サイズは728.2 mm (W) x 411.9 mm (D) x 104.2 mm (H)重さ8kg、かなり大きい。出力にはXLRとRCAの2系統の端子も装備している。
「プロフェッショナル機能とレイアウトを採用したホーム向けDJシステム」という位置付けとはいえ、デジタルDJが必要とするほとんどすべての機能を網羅している本格的コントローラ。
発売は3月末。価格は¥152,280
これまでいくつものクローンや “モーグ系“ と名のついたシンセ がリリースされて来ましたが、ついに本物のモーグモジュラーが復刻、正式にリリースされることとなりました。オリジナルバージョンと同じ部品を使い忠実な再現が試みられたとのことです。まさに1971年!!でも正式な保証書も付いているのです。新しいモーグモジュラーは3種類のリリースとなっています。もちろんNAMM2015にも登場!
Moog Modular System 15 $10,000
Moog Modular System 35 $22,000
Moog Modular System 55 $35,000