Enter the Dangerous Mind

 

全米で2月から公開されるサイコホラー映画「Enter the dangerous mind」。主人公は悪の囁き声を聞いてしまう(分裂症気味な?)人物で、でも唯一ダンス音楽(EDM)を作ることによってその声を断ち切ることができるのだそう。しかし狂気は次第に増し、悪の声も断ち切ることができなくなり遂には殺意へと導かれてしまう、、、(かなり大雑把ですが)そんな話のようです。

監督はYoussef Delara とVictor Teran、主人公はJake Hoffmanが演じています。結末はハッピーエンドであってもらいたいですが、まずはトレーラーを観ておくことにしましょう。

 

 

via Consequence of Sound

 

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Elastic Drums は全6トラックを使い、MPCやNI Maschine と同様の4×4のドラムパッドをタップしながらグルーブパターンを作っていくものです。それぞれのサウンドはサンプルサウンドを使わないシンセエンジンが 使われているので、様々なドラムサウンド(キック・スネア・ハット・クラップ・タム)を作っていくことができます。FM・Square・Wobble・ Grain  のようなエンジンも搭載しているのでベースラインやノイズ・シンセエフェクトのような類の音色も作っていくことができます。プリセットも充実しています。

それぞれのサウンドパラメーターをリアルタイム・オートメーションでグルグルと動かすこともでき、ベースラインのようなものを作りたいときにはautom(オートメーション)スイッチを押した後にPitchノブを回してみてください。

さらに、エフェクターを4系統使うことができ、FX1、FX2はモノエフェクター、FX3、FX4はステレオエフェクターとなっています。エフェクターの種類もかなりエッジーなものが揃っており、X−Yパッドを使ってパラメーターをいじりまくることで、サウンドはさらに過激なものとなります。トータルミックスにもX−Yパッドが付いていて、スィング値を動かしたり、ディレイ・フリーズ・コンプ・ストップ(レコードが止 まるような効果)を付け加えることができます。

オプションメニューの中にはランダムスイッチが付いているので、スイッチ一つで音色を自動的に変えてしまうことや、パターンを自動的に変えてしまうようなこともできます。作ったパターンを並べていきソングを作ることや、ミキサー画面で各トラックのレベル調整をすることもできます。AudioBusにも対応。

 

 

 

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format

 

最近の音楽アルバムは、CDやデジタルフォーマットだけでなくアナログレコードでのリリースもわずかながら増えてきていますが、来月イギリスのミュージシャン/プロデューサーTrevor Jacksonがリリースするニューアルバム「FORMAT」はなんと12種類のフォーマットで収録されているそうなのです。つまりアルバム全12曲のそれぞれの曲がアナログレコード(12インチ・10インチ・7インチ)、CD、mini CD、オープンリールテープ、USB、カセット、VHSテープ、Miniディスク、DAT、8トラックカセットのメディア・フォーマットで収録され、ひとつのパッケージとしてまとめられています。

このアイデアがリスナーにとって実用的かどうかはさておき、MP3 ファイルダウンロードのように無味乾燥な形で音楽が流通している今の時代だからこそ、過去何十年に渡って私たちが愛してきた音楽フィジカルメディアについて振り返り、これからのあり方を考える良い機会なのかもしれません。

 

“Every copy of a physical recording is different, a real object that has its own little story – a one of a kind, personalised by the effort you put in to purchase it, each time you touch it, and the unique ritual that goes along with playing it.” Trevor Jackson

 

 

 

アルバム「FORMAT」にはTrevor Jacksonのこれまでの未発表曲がリエディット・リマスターされ収録。アルバムの制作・流通はペットショップボーイズやマッシブアタックを手がけてきたThe Vinyl Factoryが担当しているとのことです。価格に関する掲載はまだありません。

大概の人は8トラックカセットデッキやDATプレイヤーを持っていないことでしょう。でも安心。3月にはごく普通にデジタル・アナログレコードフォーマットでのリリースも決定しているようです。

 

via Engadget

 

 


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ローランドのドラムマシンAira Tr-8 に80年代の伝説のドラムマシンTR-707とTR-727の音色を追加する拡張サウンド7X7-TR8がリリースされました。この拡張サウンドキットにはTR-707の全15音色、TR-727の全15音色、そしてTr-808/909からの新たな7音色が収録されています。

アクティベートが完了すると、Kit またはInst から新たに追加された音色を呼び出すことができます。DRUM SELECT[Kit] ボタンを押しながらTEMPOダイアルをまわすとディスプレイには707/727/808/909の表示がされ、任意のKitを選択することができます。

 

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DRUM SELECT[Kit]ボタンを押しながらTEMPOダイアルをまわすとディスプレイからキットを選択できる

例えば808のKitを使っている最中に、スネアの音色だけを707の音色に変えたい場合には、INSTセレクトボタンでスネア(SD)を選択した後でDRUM SELECT[INST]ボタンを押します。するとパッドの色がピンク色(TR-808) 黄色(TR-909 )オレンジ色(TR-707) 青色(TR- 727) で表示され、任意の音色(ここでは707の青色のパッド)を選択します。何色がどのTRなのか覚えてしまえば、簡単に識別を行うことができます。

 

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ピンク色(TR-808) 黄色(TR-909 )オレンジ色(TR-707) 青色(TR- 727)

 

7X7-TR8 のインスト一覧表

 

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auria

 

2年以上前のことですが、iPadで48トラックのオーディオレコーディングシステムが実現するということで業界の大きな注目を浴びたWavemachine Labs のAuria。このAuriaがついにMIDI 機能を装備し、Auria Pro としてこの春にリリースとなる事がアナウンスされました。

Auria ProはMIDI機能のフル装備だけでなく、リアルタイムオーディオワーピング(Elastique Pro v3) やオーディオクオンタイズ、柔軟なオーディオのバスルーティングなどオーディオ機能の強化も図られています。オーディオファイルをMIDIに変換する機能、二つのシンセサイザー(FabFilter製)も内臓するとのことで、かなり本確定なDAWアプリとして進化した様子です。Steinberg Cubasis との比較が面白いことになりそうです。

発売は2015年春、価格は$49.99、これまでのAuria オーナーはアップグレード可能となるそうです。NAMM 2015 でも披露されるとのことです。

 

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AKAI Professional は3種類のUSB MIDIキーボードコントローラ、Advance 25・Advance 49・Advance 61 のリリースをアナウンスしました。鍵盤のサイズは25鍵・49鍵・61鍵で、いずれもベロシティ+アフタータッチに対応しています。

Virtual Instrument Player (VIP) というソフトウェアを使うことによって、VSTiプラグインシンセサイザーをスタンドアローンシンセサイザーのようにコントロールすることができるようになるもので、面倒なMIDIマッピングをすることなしに音色管理やパラメーターのコントロールをすることができるようになるそうです。本体左上に装備されている4.3インチのフルカラーディスプレイからパラメーターの動きも目で見ながら把握することができ、プラグインインセサイザーのポテンシャルを十分に引き出せることのできるキーボードコントローラといえそうです。

付属するソフトウェアはVacuum Pro, Loom,・Hybrid 3・Xpand!2,・Velvet・ Transfuser (AIR Music Tech)・Eighty Eight Ensemble( SONiVOX)・TOOLROOM RECORDSによるアーティストサウンドパック。ニュマークコーポレーション傘下のメーカーによるソフトウェアが揃えられています。

Advance Keyboard にはMPCスタイルのパッドも装備され、ベロシティ+プレッシャーセンシティブに対応、パッドはカラフルに光るようです。また、アルペジエーター・タイムディヴィジョン・ノートリピート・タップテンポ機能も装備しています。このあたりはNI Maschine の影響といった感じです。

Native Instruments のKONTROL Keyboard と同じく、バーチャルインストゥルメントとの一体化を目的としているものなので両者を比較してみるのも楽しいかもしれません。AKAI Advance の有利な点はカラーディスプレイとMPCパッド。キーボードを演奏する者としてはこちらの方がいろいろな演奏を楽しめそうです。そしてVSTi プラグインとの統合がうまく行われているようなので、DAWソフトウェアとの連携もかなり円滑になるはずです。

まずはNAMM 2015 でのレポートを楽しみに待ってみたいと思います。キーボードやディスプレイのクオリティも気になるところです。

発売は2015年初旬、価格はおよそ¥$399.99(Advance 25) $499.99(Advance 49) $599.99(Advance 61)  となっています。いや−MIDIキーボードもかなりハイクオリティ、ハイプライスになってきましたね。

 

 

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