KORG Module for iPad

 

コルグが今月下旬より販売開始予定をしているiPad専用アプリModuleはおよそ1GB分の高品位音源を搭載したサンプルプレイヤーです。5種類の音源(モジュール)をiPadに詰め込み、ライブパフォーマンスやスタジオでの音楽制作、もしくはキーボードの練習をする際に活躍しそうなアプリです。主な特徴は以下の通り。

 

  • 5つのサウンドエンジン コルグのワークステーション型シンセサイザーで培われたテクノロジーによる高品位サウンド、サウンドエンジンにはAcoustic Piano、Electric Piano、Clav、Organ、Multiの5種類を搭載
  • ライブパフォーマンスや音楽制作の音源 iPadに対応したMIDIキーボードと接続、ベロシティ対応。スタンダードMIDIファイルを使った音楽再生可能
  • 音楽制作アプリKORG Gadgetの音源 Gadgetには「Salzburg」「Montreal」「Alexandria」「Firenze」「Glasgow」という5つの音源が追加され、他のガジェットと同様に扱える
  • 画像楽譜ビューアー PDFフォーマットの楽譜や画像の表示可能、iPad内蔵カメラを使った撮影、テキストエディット、テンポチェンジ可能な音楽プレイヤー「ミュージック」搭載
  • 拡張音源 Synthogy社製もコンサートグランドピアノ音源ライブラリー「Ivory」(2GB) ヴィンテージ・エレクトリック・ピアノ音源ライブラリー「Wurley Electric Piano」(120MB)アプリ内での購入可能。
  • SoundCloud を使ったシェア
  • Inter-App Audio、Audiobus、CoreMIDI、Virtual MID対応

 

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arturiaaudiointerface

 

 バーチャルアナログのソフトウェアシンセサイザーから始まり、最近ではアナログハードウェアシンセサイザーMicro Brute/MiniBrute  やステップシーケンサーBeatStep の開発をしてきたフランスの楽器メーカーArturiaが、今度は次世代オーディオインターフェイスを開発中とのことです。2015年からの販売が予定されているようです。

次世代のオーディオインターフェイスとは果たしてどのようなものなのかとても気になるところです。

私の場合、MacBook・Windows・iPad・iPhone・Androidタブレットを持っていて、これらすべてのプラットフォームを十分にサポートするオーディオインターフェイスは今の時点ではまだどこにも見当たらない状況です。Thunderbolt・Firewire・USB2・USB3などコンピューターとの接続方法は様々。加えてMIDIインターフェイスも欲しい、マイクインプットも欲しい、ターンテーブル用のインプットも欲しい。自宅でもスタジオでも使え、DJプレイでもライブでも使える携帯性に優れたもの。すべてのオーディオフォーマットやワードクロックにも対応するもの。果たしてArturiaはこのような多岐に渡る問題を解決してくれるのでしょうか??それともこのような現実的な問題を覆すようなもっと新しいアイデアなのでしょうか?

下のビデオは今年の10月に行なわれたArturia 創立15周年を記念して行なわれた基調講演の様子。Arturia のCEO Frédéric Brun氏のかなり自信ありげな様子を伺うことができます。2014年12月22日にその詳細が明らかにされるようです。

 

 

Arturia

 

 

 


cymatics2

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音を直接目で見ることはできませんが、砂や水を様々な周波数の音で震わすと、驚くほど美しい幾何学的な模様が現れます。Nigel Stanford の新しいミュージックビデオはこの驚くべきサイマティックスをフィーチャーしたビデオ。ミュージックビデオとして見たときにはちょっと風変わりなディレクションかも。

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11月後半にリリースされるというパイオニアのパフォーマンス・マルチプレイヤーXDJ-1000。見た目はほとんどCDJ-2000Nexus と同じですが、CDは使うことができない、USBオンリーのDJプレイヤーです。XDJ-1000には7インチのフルカラータッチスクリーンを搭載。スクリーンにはQWERTY配列のキーボードが表示されトラックのブラウジングを行なうことができたり、波形のズーム、ビートカウンター、キー分析なども表示されるそうです。ループ設定、キュー設定などデジタルDJにとって欠かせないコントロールはもちろん、すでにTraktorには搭載されているビートジャンプ・ムーブ機能も新しく搭載し、このスクリーンでの操作が可能になっているそうです。(iPhone大全盛のこの時代でこのサイズ、このクオリティのタッチスクリーンでドキドキするのかどうかは謎)。トラックをロードするにはUSBからまたはWifi を経由。USBポートはキラキラと光が灯されるようです。対応フォーマットはMP3, AAC, WAV, AIFF (iOS version of rekordbox®: MP3 と AAC のみ)。MIDIに完全対応。Serato DJ とのHID統合もされているそうです。(TraktorとのHID統合はまたしてもお預けとなってしまったようです)

発売は11月後半、予想価格は$999となっています。本格DJプレイをするためにはこれが2台必要だと考えるとちとつらい。オーバープライスなのではないか。

 

 

ビデオの中でかなり目を引く光るUSBメモリースティックはパイオニア製16GBのものだそうです。http://www.pioneerdjstore.jp/fs/pioneerdj/goods/5001N

パイオニア

 

 

 

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lemurandroid

 

iOSに比べおよそ5年の遅れをとっていると言われているアンドロイドの音楽アプリ。しかしここ最近、algoriddimの人気DJアプリDjay 2 がアンドロイドバージョンをリリースするなど、わずかながらではありますがその状況は変化してきたようでもあります。そして本日、iOSの代表的なコントローラアプリLEMURも遂にアンドロイドバージョンをリリースしました。

アンドロイドデバイスが音楽アプリに不向きとされる理由はいくつかあるわけですが、例えば、アンドロイドOSにはiOSのCore MIDIのようなフレームワークが備わっていないためディベロッパーサイドがこの部分からの開発をしなければいけないこと。また、世に出回っているアンドロイドデバイスの種類が多すぎることによって、ディベロッパーサイドですべての動作具合をテストすることができないという現実的な問題が挙げられています。

Lemurアンドロイドバージョンの場合、Android OS 4.2 以降の動作確認がある程度とれているようではありますが、まずはタブレットPC Nexus 7 のみの正式サポートという堅実なスタートを切っています。Nexus 7 オーナーはマルチタッチスクリーンを使ったコントロールワールドを早く体験してみてください。機能的にはiOSバージョンとほぼ同じではありますが、In App Editor機能が省かれた形になっています。価格は$21.99、iOSバージョンよりもやや安めの価格設定がされています。

 

Lemur

GooglePlay

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ozone61

 

マスタリングエンジニアというプロフェッショナルな職業が存在するようにそこには奥の深い深い作業があるわけです。でも最近はデモ音源をクライアントに聞かせる段階からでも音圧、音量などの是非を問われることが多くなり、仮のマスタリング作業を自分で行なう人も多くなってきているようです。インディペンデントなエレクトロニックミュージックプロデューサーの場合(私が知った範囲のことですが)は、プリマスタリングも含め音楽プロデュースの一環と考える人も多く、マスタリングツールを駆使し追い込みをかける姿をみることも多くなってきました。

そのマスタリングソフトウェアの定番のひとつ、となりつつあるのがiZotope のOZONEというソフトウェアですが、このOZONEが先日バージョン6 をリリースしたばかりです。

 

 

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