Novationは、オーディオインターフェイスとUSBハブを統合させたAudio hub 2×4のリリースを発表しました。
Audio hub 2×4の主な特徴
3つのUSB2.0ハブポート
特に最近のラップトップコンピューターのUSBポートの数が少なくなってきていることもあり、このようなデバイスを必要としていたラップトップミュージシャン/DJ は多かったのではないでしょうか?MIDIキーボード、NI Maschine、Novation Launch Pad などあらゆるUSBデバイスを接続可能。iPadの接続が可能(カメラコネクションキット要)なのもナイス。
バスパワー駆動
特にライブ/DJの為にコンピューターを使うミュージシャンにとってはパワーアダプター接続が不必要なのは嬉しい話。接続するUSBデバイスに電源供給を行なうためには電源アダプターが必要。
Focusriteサウンド
定評のあるFocusrite社共同開発によるオーディオクオリティ、96 kHz, 24-bit 対応
大音量サウンド
4つのアナログ出力(RCA端子)、2つのバランスアナログ出力、ヘッドフォン出力はラウド! DJがクラブなどでヘッドフォンでモニターをする際には特に重要!
ステレオRCAインプット
シンセサイザーやターンテーブルを接続しレコーディングするなど。2段階の入力レベル切り換え
数多くリリースされているオーディオインターフェイスですが、ライブ用にスタジオ用にと考えだすとパーフェクトなものを探すのはなかなか難しいものです。その点、このAudio hub 2×4 はエレクトロニックミュージシャンやラップトップDJの需要を汲み取ったナイスな製品ですね。
マイクインプットやギターインプットが装備されていないことや、MIDI端子が装備されていないのが残念な部分ですが、MIDIに関してはUSBポートにMIDIインターフェイスをつなげれば強力なスタジオ環境を作れるはず。
USBハブポートとオーディオインターフェイスを統合した製品はすでにAKAI EIE Pro という製品がリリースされていますが、Audio hub 2×4 は134mm 横幅 x 150mm 奥行 x 41mm 高さ (51mm ノブを含めた高さ)というコンパクトサイズ。カバンの中にも簡単に収まります。音量レベルをコントロールできる3つのノブも絶対便利。
導入したばかりのWindows Surface3 で試してみようかと検討中。
昨日のAKAI Professional によるアナログドラムマシンRhythm Wolf デモビデオに続き、今日はリチャードディバインによるRhythm Wolf パフォーマンスビデオが公開されました。ビデオでは2台のRhythm Wolfと数々のスーパーサイエンティフィックシンセサイザーを統合したパフォーマンスを見せてくれます。
また、AKAI PROはRhythm Wolf 特設サイトをオープンしています。
Native Instruments はMaschine のソフトウェア、バージョン2.2 のリリースを11月に行なうとのアナウンスをしました。Maschine 2.0 ユーザーは無償でバージョンアップを行なうことができる予定になっています。また、Maschine 1.0 ユーザーで、かつ10月に発売予定のKOMPLETE 10、KOMPLETE 10 ULTIMATE、KOMPLETE KONTROL Sシリーズのレジスターを行なったユーザーもMaschine 2.2 のダウンロードを無償で行なうことができます。
Maschine 2.2 では特にインストゥルメントを演奏する機能が強化され、スケール・コード・アルペジエーター機能が加えられています。KOMPLETE との統合も以前よりも進み、同じく10月に発売予定されているKOMPLETE KONTOLキーボードからでもMaschineをコントロールできるようになっているのが大きな注目点です。
そうなれば、MaschineからKOMPLETEの音源を演奏するのも当然たのしくなるわけですし、MaschineコントローラとKOMPLETE KONTROLキーボードを二つ並べて演奏するような光景が頻繁に見られるようになるのかもしれません。
Continue reading »
2月のMusikmesse 2014 でアナウンスされて以来、注目は大きかったものの肝心なそのサウンドがどのようなものなのか聞くことのできなかった AKAI Professional のアナログドラムマシンRhythm Wolfですが、ついにAKAI Pro によるデモビデオが公開され、その生音を聞くことができます。
ビデオはすべてリアルタイムの演奏が収録されており、ベースサウンドには外部ディレイエフェクターがかけられているそうです。それにしてもサウンドの方はかなりサブの効いたご機嫌なアナログサウンド。ヘッドフォンもしくは大型スピーカーで聞いてみてください。
コルグのVolca シリーズに新機種Volca Sampler が加わりました。
Volca Sampler は最大100個のサンプル・サウンドをリアルタイムにエディットしながらシーケンスを組んでいくことでライブ・パフォーマンスができるサンプル・シー ケンサー。
マイク入力やインプット端子がないところからするとサンプルレコーディングはできないようです。しかしVolca シリーズとしては初となるiOSアプリとの連携によって、ユーザーによるオリジナルの音源を取り込むことができるようになるそうです。専用アプリは10月にリリースされるとのこと。
そうはいってもVolcaの武器はなんといっても16ステップのシーケンサー。そして11個のパラメーターでサウンドを自在に変幻させていくことのできるモーションシーケンサーを使えば、楽しくて眠れなくなるインプロビゼーションが続くこと間違いなし。
もちろん他のVolcaシリーズ と同様、Volca Samplerは電池駆動可能、小型スピーカー内蔵、クロック信号送受信可能、MIDI IN端子装備。早く他のVolcaシリーズと並べて演奏したくなります。
これまでのVolca には何かと制限が多かったMIDIコントロールチェンジ信号の受信ですが、いまのところMIDIに関する詳しい情報は公開されていません。Volca Sampler ではすべてのパラメーターを動かせるようにしてもらいたいです。コルグさん、よろしく!
Volca Sampler の主な機能
- 最大発音数 8
- サンプル容量4MB 65秒
- 31.25kHZ, 16-bit サンプリング
- 100のサンプル音源内蔵(上書き可能)
- 11個のパラメーターを操るモーションシーケンサー
- Active Step機能(シーケンスの途中のステップを飛ばして再生する機能)
- Step Jump機能(押しているステップだけを瞬時に再生する機能)
- Swing機能(VolcaにもやっとSwingできるようになる!)
- Analog Isolator (アナログ回路、イコライザーのような機能で、低域/高域を極端に増減させる2つのノブ)
- リバーブエフェクト
- 専用iOSアプリからユーザー独自のサンプル音源のロードが可能
- 10 パート 16 パターン制作可能
- ソングモード (最大16個のシーケンスを組み合わせたソング・パターンを6個保存可能)
- MIDI IN端子
- シンク端子 (もちろんVolcaファミリーとの同期演奏可能)
- 電池駆動、内蔵スピーカー
コルグのiOSアプリ「Gadget」が大きくバージョンアップ。新バージョン1.0.3、コードネーム「Santa Clala」がつい先日リリースされました。
1.0.3 Santa Clala の新機能
- 追加ガジェット「Bilbao」(ワンショット型サンプラー)「Abu Dhabi」(サンプルスライサー)をアプリ内で購入可能 *価格は各1000円
- ランドスケープモード(横向き画面)対応
- 自在な MIDI コントロールが可能に (DAWソフトウェアからのコントロール、外部 MIDI 機器による演奏に対応 )
- Ableton Live プロジェクト・エクスポートに対応 (Ableton Liveへのプロジェクトエクスポート機能)
- 64 ビットにネイティブ対応
App Store にて9月4日から8日までセール価格¥2900