Native Instruments のDJソフトウェア Traktor Pro2 の操作をほとんどすべて、iPadからコントロールできてしまうというTRAXUS。ピッチコントロール、ビートジャンプ、ホットキュー、エフェクター、リミックスデッキの操作はもちろんのこと、MIDIクロックに反応するグラフィック・ターンテーブルによってTraktor Scratch のようなスクラッチ操作をすることも可能になっています。さらにリミックスデッキにはシーケンサー機能が装備されるなど、Traktor Pro(ソフトウェア) だけではできないような操作も可能になっています。複数台のiPadでの操作も可能。おそらくタッチスクリーンを使ったTraktor コントローラの中では最強でしょう。

 

 

TRAXUS はコントローラアプリLemur のテンプレートとしての開発が進み、現在クラウドファンディングIndieGOGO にて出資者の募集が始まっています。出資額設定は2種類。①12ドル/テンプレートのコピーをゲット ②75ドル/スカイプによる1時間サポート付き(英語)期限は10月3日。 

 

INDIEGOGO

TRAXUS 

Lemur

 

 

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YouTubeチャンネルExploring Audio では、昔懐かしいタスカムのマルチトラックカセットレコーダーPORTASTUDIO 424 を楽器として使うテクニックを紹介しています。

ビデオでは、PORTASTUDIO 424 の4つのチャンネルにAbleton Live で作った4種類の和音を、各15分の長さで録音をしています。再生を開始、各チャンネルのフェーダーを上げ下げすることによってサンプラーを扱うかのような演奏が始まります(ビデオ1:37 ) 。さらに、PORTASTUDIO 424 にエフェクターを接続したり、PORTASTUDIO 424のテープスピードやイコライザー値を変えることによって様々な効果が加えられていきます。

元々はNine Inch Nails のツアー&レコーディングエンジニアであるアレッサンドロ・コルティーニによって披露されたテクニック。(オリジナルビデオはこちらhttp://youtu.be/MMXEvNUjgCg

デジタル時代だからこそ、このようなアナログテクニックにインスパイアされるミュージシャンも多いのではないでしょうか。タスカムのマルチトラックカセットレコーダーは今なら数千円での取引きが可能なんだそうです。

 

 

via Synthetopia 

 

 

 

 

 

 


7つのパート(ドラム×3、リズム、コード、ベース、リード)を使って音楽作りを楽しめるアプリ「Super-Looper」です。操作はめちゃ簡単。パートを選んだ後で、スクリーンをクリックするだけ。クリックする場所によって出てくる音が変わります。サウンドは80年代を彷彿させるキラキラエレクトロニック。レコーディングした後はFacebookやTwitterでシェアすることもできます。昼休みの時間に是非どうぞ。

デスクトップバージョンはウェブブラウザーで、iPadバージョンの方はフリーアプリとなっています。

Super-Looper

 

 

 

 

 

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「Sector」は簡単に言ってしまえばマッシュアップ、サンプルスライサーなのですが、円状のセクタに並べられたサンプルスライスを組み立て直したり、モジュレートすることによって、元のサンプルループからは想像できないもの凄いバリエーションパターンを作ることができるアプリです。軽く操作しているだけでもあっという間に刺激的なマッシュアップをつくることができてしまいます。

Sector アップデートバージョン1.0.3 はiOS 8に対応したほかに、64bit デバイスへの対応、AudioBus 2.1.3 への対応、そのほかいくつかバグ修正がされています。

MIDIクロックを送信することもできるので、他のアプリと演奏することや、DAWソフトウェアと同期するのも楽しいです。
グラフィックインターフェイスは宇宙軌道に乗る人工衛星を操るかのようなイメージ(?)デザインも秀逸です。

特にサンプルループを使って音楽作りをしている人や、面白いエレクトロニック音楽ループを作ってみたい人には大オススメのアプリです。

AU/VSTバージョンでリリースしてもらいたいです。

 


 

 Jonatan Liljedahl

App Store にて¥900

 

 

 

 

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先週リリースになったばかりのコルグのiOSアプリ「Gadget」の新バージョン1.0.3 をさっそく試してみました。今回のバージョンアップで特に興味を持ったのは、MIDI機能の強化(MIDIコントローラを使ってガジェットのパラメーターをコントロールできるようになったことや、MIDIシンクの対応)そしてAbleton Live へのエクスポート機能の追加です。

 

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Novationは、オーディオインターフェイスとUSBハブを統合させたAudio hub 2×4のリリースを発表しました。

 

 

Audio hub 2×4の主な特徴

3つのUSB2.0ハブポート

特に最近のラップトップコンピューターのUSBポートの数が少なくなってきていることもあり、このようなデバイスを必要としていたラップトップミュージシャン/DJ は多かったのではないでしょうか?MIDIキーボード、NI Maschine、Novation Launch Pad などあらゆるUSBデバイスを接続可能。iPadの接続が可能(カメラコネクションキット要)なのもナイス。

バスパワー駆動

特にライブ/DJの為にコンピューターを使うミュージシャンにとってはパワーアダプター接続が不必要なのは嬉しい話。接続するUSBデバイスに電源供給を行なうためには電源アダプターが必要。

Focusriteサウンド

定評のあるFocusrite社共同開発によるオーディオクオリティ、96 kHz, 24-bit 対応

大音量サウンド

4つのアナログ出力(RCA端子)、2つのバランスアナログ出力、ヘッドフォン出力はラウド!  DJがクラブなどでヘッドフォンでモニターをする際には特に重要!

ステレオRCAインプット

シンセサイザーやターンテーブルを接続しレコーディングするなど。2段階の入力レベル切り換え

 

 

数多くリリースされているオーディオインターフェイスですが、ライブ用にスタジオ用にと考えだすとパーフェクトなものを探すのはなかなか難しいものです。その点、このAudio hub 2×4 はエレクトロニックミュージシャンやラップトップDJの需要を汲み取ったナイスな製品ですね。

マイクインプットやギターインプットが装備されていないことや、MIDI端子が装備されていないのが残念な部分ですが、MIDIに関してはUSBポートにMIDIインターフェイスをつなげれば強力なスタジオ環境を作れるはず。

USBハブポートとオーディオインターフェイスを統合した製品はすでにAKAI EIE Pro という製品がリリースされていますが、Audio hub 2×4 は134mm 横幅 x 150mm 奥行 x 41mm 高さ (51mm ノブを含めた高さ)というコンパクトサイズ。カバンの中にも簡単に収まります。音量レベルをコントロールできる3つのノブも絶対便利。

導入したばかりのWindows Surface3 で試してみようかと検討中。

 

 Novation