Hanson Interactive がリリースした新しいiPad 専用のビートメイキングアプリGumdrops。合計64トラックそして各トラックには32ステップのシーケンサーが 備わっています

これまでのビートメイキングマシンというと、ひとつのインストゥルメントを呼び出し(たとえばハイハットを選択するなど)パターンをプログラムしていくのが普通で、ハイハットとスネアのパターンを同時に変えるような操作をすることができませんでした。このGumdropsの場合だと、両手を使って、左手はハイハットの操作、右手はスネアの操作をするようなことも可能になり、もっとドラムらしく、もっとエモーショナルなドラムマシンプレイを楽しめます。

上の画像を見て分かるように、インターフェイスには64個のスイッチが並べられており、これらのスイッチを押すと、中で設定してあるシーケンサーが動く仕組みになっています。下の画像はシーケンサーを開いたときの画像。シーケンサーはベロシティにも対応しています。

 

Gumdropsは一通りの機能にも対応しています。MIDIクロックは送信のみ可能。

  • Inter-App Audio
  • Audiobus
  • AudioCopy/Paste
  • MIDI Clock
  • WIST
  • SoundCloud

App Store にて¥500

 

 

 

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テクノアーティスト「マシュー・ディアー」とアメリカ大手電子機器メーカー「ゼネラル・エレクトリック」によるコラボレーション「Drop Science」。

ゼネラル・エレクトリックが有する飛行機や機関車のエンジン・タービン・医療機器など、世界でもっともパワフルな機械から発せられる数々の音がサンプリング編集され、マシューディアーの手によって一つのテクノ音楽に再構築されている。

トラックで使われているサンプルのいくつか⬇️

 

 

そして完成したトラックがこちら⬇️

 

 

General Electric

 

 

 

 

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以前、オンラインで遊べるOtomata というシーケンサーを紹介したことがあるのですが、そのOtotamaにインスパイアされて製作されたというPush PongLive Pongは Ableton認定トレーナーMark Towers氏によって製作されたMax for Live 専用のデバイス。Push Pong の方はAbletonコントローラPush のパッドを使って操作するシーケンサーで、Live Pong の方はAbleton Live のスクリーンに表示されるグリッドを使って操作するシーケンサーです。

仕組みはとても簡単で、Liveをプレイし始めるとセルが上下左右に動き始め、セルが端にぶつかると音がなります。セルは8個まで同時に動かすことができ、それぞれのセルが様々な動きをすることで時にはミニマルな、時には複雑難解なリズムを作り出し、昔のゲームマシンをボーッと見ているような妙な浮遊感を感じます。ドラム音源に挿入するのも面白いですし、きれいなギター音源なんかに挿入しても面白いパターンを作ることができます。

 

 

Max for Live デバイスライブラリーよりフリーでダウンロード可能。もちろん使用するにはAbleton Live Suite が必要になります。

 

Push Pong

Live Pong

 

 

 

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世はEDMフィーバー。EDMって何なのよ?と近所の大人子供に問われることがたまにあるのですが、僕もEDMの音楽的定義ってものはいまいち良くわかりません。でも一つ大きな特色をあげるとするならばデジタルシンセの音色が大胆にフィーチャーされていることではないでしょうか。ま、そこでパッとイメージするのはNative Instruments のソフトシンセMassive なのですが、YouTubeビデオを検索してみても分かるようにEDMのサウンドにはMassive で作られた音がかなり多くの割合で使われていて、MassiveがEDMというジャンルを作ったと言っても過言ではないくらいだったりするわけです。

今度も同じくドイツからのプラグインソフトウェア。しかもEDMに特化しているというAir Music TechnologyによるThe Riserです。Air Music Technology はIn Musicブランドの傘下のメーカーで、日本ではニュマークジャパンコーポレーションが販売を行なっています。

The Riser は、ちまたにあふれるEDM用サンプルライブラリーとは違って、パラメーターをいじりながら音を作っていくことができる純粋なシンセサイザーです。EDMには欠かせない特徴的なサウンドを作るためのパラメータが用意されているので、簡単にEDM的な音作りが行なえるわけです。

 

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90年代に登場し、音楽制作の方法を劇的に変えたDAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)ソフトウェア。Logic、Cubase、ProTools、Ableton Live、 StudioOne、 Bitwig、、今となっては数多くのDAWソフトウェアが存在しますが、将来、これらのようなDAW ソフトウェアはWeb化され、ユーザーはインターネットでサイトにアクセスするだけで音楽制作を行なうことができるようになるなんていう予想図を描いている人たちがいるようなのです。

ささやかにデビューしたばかりのWAVEPOTもそのうちの一つで、JavaScript を使ったシンプルなソフトウェアです。

まず、このサイトにアクセスしてみると何やら難しそうなコードの羅列が目につき、これまでのDAWソフトウェアとは様子が違う様子が目に入ります。ここで逃げたくなってしまう気持ちも多々あるわけですが、まずは右側にある「Project」の中のいくつかのスイッチをクリックし、プレイボタンを押してみます。するとシーケンスパターンが流れ始め、WAVEPOTのシンセエンジンがどのようなものなのか聞いてみることができます。

パラメーターを書き換えることで波形を変えたりシーケンスパターンを変えたりすることもでき、たとえば冒頭に書かれているBPMやTuningの数値を書き直してみると、即座にその数値が実行されるのが分かります。

var bpm = 125;
var tuning = 440;
var transpose = -1;

もっと試してみたい人は下のビデオを参考にしてみてください。

 

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「エイリアン」のようなルックスをしたThingamagoop 2x (シンガマグープ)。目玉のようになっている部分に光センサーが付いていて、ここに光をたくさん当てると高いピッチの音が出るそうです。本体頭にはライトも付いているので、暗いところでもコントロールできます。音の方はアナログ+デジタルなハイブリットタイプ。CVアウトも付いているのでビンテージアナログシンセやモジュラーと合体させるのもナイス。

 

 

こんなめちゃキュートなThingamagoop 2x ですが、今年9月22日までのオーダーを最後に生産が終了されるとのことです。ビビビと来た人は急げ!

組み立てキットは$125   組み立て済み$195

Bleep Labs