イギリスのブリストルに拠点を置くModulus Music という新しいメーカーによって開発中のポリフォニックシンセサイザーModulus 002。先週このModulus 002 のティザーサイトが公開されて以来、かなりの注目を集めている期待のシンセサイザーです。本日、Modulus Music 公式サイトではより鮮明な画像といくつかの追加デモサウンドが公開されました。
およそ5オクターブの鍵盤+たくさんのツマミやスイッチが付いた大型シンセサイザー。キーボードプレイヤーにとってはたまらない作りですね。本体の右下のツマミ群はシーケンサーなのでしょうか?、まだ詳細は明らかにされていませんが、今の段階で分かっていることはデジタルとアナログのハイブリッドシンセであるということ。ポリシンセサイザーの勇 Prophet12 を凌ぐシンセなのでしょうか?それともデジタル時代の先端を行くリーズナブルなシンセなのでしょうか?乞うご期待。
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着々とアップデートを重ねるSteinberg のDAWアプリCubasis 。5月にリリースされたCubasis バージョン1.8 ではオートメーション、MIDI CC、プログラムチェンジ、アフタータッチに対応するなどかなりの大型バージョンアップとなりました。本日リリースされたバージョン1.8.1 はメインテナンスアップデートとされていますが、新しくノイズゲートエフェクターが搭載されるなどやはり充実した内容のアップデートとなっています。
- Bluetooth、AirPlay、HDMI を使ったオーディオアウト
- noise gate エフェクター
- オーディオエディタ内でのトランスポートコントロール
- セットアップ画面のリニューアル
また本家Cubaseとのプロジェクトファイルのやり取りを行うための機能拡張「Cubasis Project Importer」もバージョン1.6 になっています。ダウンロードはSteinberg 公式サイトよりどうぞ。
Cubasis 1.8 のチュートリアルビデオも公開になっています。30分に及ぶ長い解説です!!
Cubasis はApp Store にて¥5.000
コンボリューションリバーブというと最近ではどのDAWソフトウェアにも付属しているもので、「インパルスレスポンス」というファイルを読み込ますことによって様々な空間をシュミレーションすることができる優秀なリバーブです。
サウンドデザイナー/音楽プロデューサーDiego Stocco がリリースした「インパルスレスポンス・Convoluted ANODE」はデジタルシンセサイザーMeeblip Adore を使って作られた15種類のインパルスレスポンスが収録されているものですが、通常のリバーブ成分として使うインパルスレスポンスとは違い、パーカッシブなサウンドをデザインするDiego Stotto 独自の手法(リズミックコンボリューションテクニック)が取られています。
デモトラックは迫力満点。
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台湾からやってきたシーケンサー+シンセサイザーGroovesizer MB。一度だけ友人のスタジオでさわらせてもらったことがあるのですが、プラスティックのボタンをカチャカチャと押す感覚が昔の電卓をさわっているような感じで、どことなくレトロな雰囲気のあるマシンです。しかし機能的にはモダン。ファームウェアを入れ替えることによって3オシレーターのモノシンセになったり、ドラムマシンになったりするオープンソースコード対応のマシンです。
GroovesizerのMo Shang氏 によって新しく公開されたビデオでは「Bravo」というファームウェアが載ったGroovesizer MB とコルグVolca Keys を使ったデモンストレーションがおこなわれています。
「Bravo」というファームウェアによってGroovesizer MB は4ボイス・8ビットサウンド+32ステップシーケンサー付きのドラムマシンとなります。
* 4 voices (kick, snare, hat, crash)
* adjustable volume per voice
* 32 step sequencer with swing
* adjustable & automatable pitch for hat & crash tracks
* 56 locations for storing sequences
* MIDI clock out
* MIDI pattern trigger output
現在、Groovesizer MB は10%ディスカウント実施中。ちなみにGroovesizer MB は組み立て式のキットです。詳しくは公式HPよりどうぞ。
間もなくクラウドファンディングKickstarterに登場予定の「Tuna Knobs」。タッチスクリーンの表面に取り付けることができる伝導性のあるシリコンラバーのノブのようです。これがあればDJプレイをするときに「キュイーン」とノブアクションプレイをすることができるわけです。どんなアプリを使うかにもよるわけですが、できれば大・中・小の3サイズ用意してもらえると嬉しいですね。果たして使い心地はどのようなものなのでしょうか?
Kickstarterでの資金調達がうまく行った場合、今年年内の発送が可能になるとのことです。
via Musicrader