レゴと音楽作りの相性はピッタリのようです。現在バルセロナで行われているSonar Music Festival Music Hack Day 2014 ではレゴを使ったフィジカルシーケンサーLego Techno 2.0 が注目を集めているようです。

Lego Techno 2.0 はレゴブロックの配置によってシーケンスパターンが作られ、透明のタイルのようなものを動かすとパターンを変えることができるようです。ウェブカメラによってこれらの動きが読み取られ、OSCとMIDI 信号が作られます。

MIDI信号はMaschineソフトウェアとArduinoに送られ、CVに変換した信号によってittle bits のシンセキットをならしているようです。また、OSCは別のコンピューターに送られ、ビジュアルを作っているようです。

Native Instruments のディベロッパーらによって制作されたナイスなハッキング。

⬇️のビデオはストックホルムで行われたMusic Hack Day の模様ですが、こちらのLego Technoはエフェクター操作も可能のようです。

 

 

 

 

 


コルグ共同開発によるlittle bits Synth Kit は新しい3種類のモジュールの追加を発表しました。追加されたモジュールはMIDIモジュール、CVモジュール、USBモジュールの3種類。

 

MIDIモジュール  Ableton Live、Pro ToolsなどのDAWソフトや、その他のMIDI対応機器でSynth Kitをコントロールすることができます。またlittleBitsコントロールボルテージを切り替えることで、littleBitsによるあなただけの MIDIコントローラーを創りだすことができます。

ミニジャック型のMIDI端子はインプットのみ。通常のMIDIケーブルを使うにはアダプターの用なものが必要になるのだろう。USB MIDIはインプット・アウトプットの両方。MIDIコントローラなどと接続することができるようになる。

CVモジュール  モジュラーシンセなどのアナログシンセサイザーとSynth Kitを接続してコントロールすることができます。

USB I/Oモジュール  Synth KitのサウンドをDAWソフトに直接録音したり、DAWからのオーディオをSynth Kitに取り込むことができるUSBオーディオインターフェースです。AbletonやPro Tools、Traktor、Max/MSPなどのソフトとSynth Kitを統合することができます。

価格、販売時期は未定。

 

 

little bits

 

 

 

 


イギリス・ブライトン在住の日本人アーティストDJ スコッチエッグの限界ライブ。任天堂ゲームボーイとパンケーキ(?)を使ったハードコアチップチューンによってベルリン・ボイラールームは祭りと化した模様。

 

 

Public Image Org

Higher Freaquency

Boiler Room

 

 

 

 

 

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エレクトロニック音楽に使う楽器というと、ノブ・パッド・スイッチ・キーボード・フェーダーを思い浮かべる。しかしまだまだこれから面白いタイプの楽器が出てくる可能性が十分にあって、とても楽しみにしている分野のひとつだ。もちろん極端に難しい楽器、長年トレーニングをしなければ演奏できないような楽器は避けたいのだが、もし手軽にそれも直感的で、今までとは違った角度から音楽を作ることができる楽器があるなら試してみたいと思っている。

さて、アメリカ・ペニンシルバニア大学のデジタルメディア研究で試されているのはRaspberry Pi を内蔵した電子楽器「JoyTone」。表面には蜂の巣のように57個のジョイスティックが並べられている。

ジョイスティックを傾ける方向によって音色を変化させ、ジョイスティックを傾ける深さによって音量を変化させることができる。ジョイスティックの淵の部分を触ることでピッチベンドを操作することができるようだ。また、それぞれのジョイスティックにはRGB LEDが配され、色を変えることもできる。

このジョイスティックの配列はBrett Park というソフトウェアディベロッパーによって考えだされた「パークレイアウト」と呼ばれているもので、実際試したことがないので分からないのだが、個人的にはいまいち難しそうな印象を持つ。しかしコントローラとして見たときには、今までと違った感覚で音楽を演奏できるような気がして興味深い。ピッチベンドとモジュレーションの嵐のような音楽になるのかもしれないが。

 

 

via MAKE:

Dave Sharples

 

 

 

 

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Fabian Keslerの愉快なアイデア「DRK Magic Carpet」は、2000年前後に大ヒットしたコナミのゲーム「ダンスダンスレボリューション」専用マットコントローラを使いAbleton Liveを操作するMIDIコントローラ。Max for Live専用ディバイスとしてダウンロードすることができる。

Ableton Liveのクリップローンチやエフェクタースイッチのオン・オフ、MIDIノートの演奏をすることもできるので、ベースラインを演奏したりパーカッション・ドラム演奏をするのも楽しそうです。これと一緒にジェスチャーコントローラLeap Motion なんかを使ったら、両手両足を使ったかなりの運動量にもなるでしょう。

 ⬇️のビデオでデモ演奏が聞けますが、もうちょっとトレーニングした方がよいのでは、、といった印象です。

 

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バウンスしたファイルをWebサイトにドラッグ&ドロップ、数分後にはマスタリングされたファイルをダウンロードすることができるというニューエイジなサービス LANDR

LANDRは MixGenius が立ち上げたオンライン・マスタリング・サービス。LANDRの無償のアカウントを持つとmp3/192 kbps のクオリティ曲数は無制限無償でマスタリングサービスを受けることができる。

(有料アカウント(月に$9〜$19)を持つと16 bit 441k WAVクオリティのマスタリングファイルを受け取ることができる。)

人によっては1曲何万円もかけて行う大事なプロセスであるマスタリング。マスタリングエンジニアは長い年月をかけて修行を積み、それ相応の機材環境、リスニング環境を持って行っているものだ。これを無償で行ってくれるサービスと聞くとあまり信用できるものには感じられない。

しかしものは試しだ。さっそく試してみた。

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