Native Instruments Reaktor(Reaktor Player)専用シンセサイザーRazorのバージョン1.5がリリースになりました。このバージョンでは新しい12のサウンド形成モジュールが追加、新規のプリセットが追加されたほか、NI Maschine 2 との連携が計られています。

Maschine 2 からRazorを立ち上げると、下の画像のようにグラフィックディスプレイと8つのパラメーターが表示され、Maschine のハードウェアコントローラを使ったノブ・アクションも即可能になります。MaschineとRazorの相性はピッタリのようです。

Razor 50%オフセール実施中!!

個人的には最近特に気に入っているプラグインシンセの一つなのですが、ビンテージ系のプラグインシンセとは違うサイエンティフィックな新しさを感じさせてくれるシンセサイザーです。複雑なサウンドを作るRazorですが操作の方は至って明確。ディスプレイに表示される3Dグラフィックによってサウンドに今何が起こっているのかを見て取ることもできます。

特にカッティングエッジな、ダブステップ系のブルータルなサウンドを大の得意とするRazorですが、パッドサウンドのような柔らかい音もかなり美しいです。もっと驚くのはリバーブエフェクターで、ここ最近見てきたプラグインシンセの中では群を抜いたクオリティを感じます。

NIは現在Razorの50%オフセールを実施中。通常99€のところが49,50€!!! 12月9日までのチャンス。

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iPhone、iPod Touchがモーションコントロール・シンセサイザーになるキットAUUG。アルミニウム製のグリップを腕にセットするだけでiPhone/iPod Touch がクールなインストゥルメントに変身する。AUUG アプリケーションが指の動き、腕の動きを読み取りiOSアプリをコントロール。Wifiネットワークを使ってコンピューターソフトウェアをコントロールすることも可能。アプリはiPhone 4S 以降、 iPod touch 5G以降に対応している。

AUUGは現在クラウドファンディングKickStarterにて出資者募集中。68$以上の出資でAUUGグリップとAUUGアプリケーションとAUUGクラウドのセットを手に入れることができるかも!

AUUG Kickstarter

 

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iPad専用のDAWアプリSteinberg Cubasisがバージョン1.7をリリースしました。今回のバージョンでCubasisはInter-App Audioに対応しました。

Inter-App AudioはiOS 7 の新機能で、アプリとアプリの間でオーディオやMIDIのやり取りを可能にするものです。つまりGarageBand/Cubasis/Auriaのようなホストアプリケーションの中で音源アプリやエフェクターアプリを立ち上げて使うことができるようになり、まるでDAWソフトウェア内でVST/AUプラグインを使うような方法で作業することができるようになるわけです。

これまでにもAudioBusが同じようにアプリとアプリの間のオーディオのやり取りを可能にしていたわけですが、AudioBusの場合は「AudioBusアプリ」を別途購入し、使用毎にこれを立ち上げなければいけなかったのですが、Inter-App AudioはアップルiOS 7に実装された機能。よりアドバンテージが高いわけです。

さて、そんなInter-App Audioに対応したCubasisですが、使い方は以下の3通りです。

 

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次世代DAWソフトウェアとして期待されているBitwig Studioのプレゼンテーションビデオが公開されています。

今回のビデオでは、Bitwigの「オーディオクリップ」についての説明がされており、特にひとつのオーディオクリップの中で複数のイベントの書き込みが行えるということが強調されています。たとえば、クリップ内のオーディオ素材をスライスしたり、一部分だけのピッチやゲインを変えることやストレッチを行うことが可能のようで、編集したクリップをそのままコピーペーストすることもすぐにできてしまうようです。オーディオを検出してからスライスするまでの時間もあっという間のよう。ストレッチ機能もかなりフレキシブルのようです。

マイペースなBitwigはそのままのようです。

 

Bitwig

 

 

いっかい 「ムジークメッセ 2013 : Bitwigにちょっとだけさわってみた」
いっかい 「Bitwig Studio ベータバージョンのビデオ公開」

 

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コルグのVolcaシリーズのためのエディター&コントロールサーフェス J74 Volca Control が登場。制作はMax for Liveのグル Fabrizio Poce。

J74 Volca ControlV KeysV BassV Beatsの3種類、スタンドアローンアプリケーション(mac/windows)とAbleton Max for Live2種類のフォーマットで提供されます。

VolcaシリーズのネイティブMIDIパラメーターをコントロールすることだけでなく、ハードウェアだけではコントロールすることが不可能なアイデアも付け加えられています。

  • filter KeyTracking (both VKeys and VBass)
  • Chorus-like effects (VKeys)
  • additional tempo sync LFO (VKeys)
  • Pitch Tuning and modulation modes (VBass)
  • 3x note Polyphony emulation on VBass
  • MIDI velocity emulation on VBeats
  • LFO auto-tuning modulation (VBass and VKeys)
  • Solo/Mute controls on VBeats
  • presets storage (load, save, recall)
  • X/Y Panel for modulation of two parameters simultaneously and a parameter randomizer

 

動作環境
– Standalone tested on MAC OSX 10.7, 10.8, 10.9 and Windows 7 and 8
– Ableton Live 9 / M4L versions require Live 9.0.6 or higher + Max 6.1.x
– Ableton Live 8 / M4L versions require Live 8.3 or higher + Max 5.1.9

$8

Fabrizio Poce

via De:Bug

 

 

 

 


今日、アメリカでは伝統的に一年で買い物が最も行われるクリスマス商戦(ホリデーシーズン)の開始の日、ブラックフライデー。多くの楽器メーカー(iOSアプリも含め)によるディスカウントセールが実施されています。プラグインソフトウェアメーカーWAVESもそのうちの一つで、中には80%オフの商品もあるので要チェック。しかしもっとも嬉しいのは、ミキシング必須プラグインともいえるRenaissance Bassをこの週末だけフリーでダウンロードできること。ダウンロードを行うにはWAVESアカウントを作るなどやや時間がかかりますが、それでも棚から牡丹餅。ベースの音圧がかなりアップします。

Waves Renaissance Bass

 

 

 

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