アナログ・シンセの新境地を開拓するKOMA Elektronikから、タッチ式のCVコントローラ Kontrol Surface のプロトタイプが公開に。
X-Y軸のタッチセンサーを使いCVとGateをコントロールするライトバージョン(画像上)と、iPadのような指の圧力も感知するX-Y-Z軸タッチセンサーとMIDI端子の付いたプロバージョンの2種類をリリース予定。アナログシンセをタッチするコントローラ。
- 1 x CV output
- 1 x inverted CV output
- Manual gate output
- momentary/clocked hold function
KOMA ElektronikはKontrol Surfaceと共に1月のNAMM2013にエントリー予定。リリースは2013年第一四半期末、価格はまだ未定。
いっかい 「新進気鋭ベルリン発のミュージックハードウェアメーカーKOMA Elektronik」
いっかい 「KOMA ElektronikのFT201とBD101を試してみた」
すっかり音沙汰のなかったBitwigですが、昨日Bitwig studio ベータバージョンのビデオを公開。ビデオではVSTプラグインのロード、そしてクラッシュプロテクション機能についての解説をしています。
まず、Bitwig Studioでは32ビットのプラグインと64ビットのプラグインを並べて使うことができ、これは現在我々がとても必要としていた部分です。また、それぞれのプラグインのパラメーターを素早く探すことができ、オートメーションデータも無制限に書くことができるようです。
そしてもっとも期待できるのが、プラグイン・クラッシュ・プロテクション機能。たとえば現段階では作業中にひとつのプラグインがクラッシュしてしまうとアプリケーション自体までもがクラッシュしてしまい、アプリケーションを再起動、もっと最悪な場合はコンピューターも再起動しなければいけない事態になり、頭をかかえながら悔しい思いをすることがしばしばあるわけですが、Bitwigではたとえプラグインがクラッシュした場合でもアプリケーションのプレーバックに支障なく、プラグイン・リロード・ボタンをおすことで、そのプラグインを再起動し、クラッシュする前の状態に戻すことができるとても賢い機能がついているそうです。
先々週のAbleton Live 9の発表、そして昨日のBitwig Studioベータバージョンのビデオ公開。この二つのライバルソフトウェアのオペレーションの方向性の違いが少しばかりハッキリしてきました。しかしBitwigのリリースまでにはまだ時間がかかりそうな様子です。
本日Ableton Live のメジャーアップデートバージョン「Ableton Live 9」が公開になりました。3年ぶりとなるアップデートだけあってかなり斬新な内容となっています。特に面白いのは、オーディオデータをMIDIデータに変換するAbletonの新しいアルゴリズムで、たとえばマイクから入力した鼻歌やビートボックスやギターの演奏を、MIDIデータに変換することができるという機能。Melodyneのようなオーディオファイル編集するものではなく、入力した音声を12音階・タイミング・ベロシティになぞってMIDIに当てはめてくれるもののようです。せつない歌声やビブラートが効いた歌声まではカバーできそうにはないのですが、とにかくいろいろと試してみたくなる機能です。新しくクリエイティブな音楽制作方法を見いだすことができそうなAbleton Live 9。間もなくベータテスト開始、出荷開始2013年前半
Live9 主な新機能
- セッションオートメーション オートメーションデータを各クリップに書き込める機能
- Audio to MIDI メロディー、ハーモニー、ドラムサウンドをMIDIデータに変換。
- 新しいブラウザー
- Live Suite版には3500の新しいサウンドが付属
- Glue Compressor Cytomic社とのコラボレーションによるクラシックタイプのコンプレッサー
- EQ 8の機能向上 グラフィックフィードバック機能
- MIDI クリップのエディット機能向上
- Live Suite版にはMax for Liveが付属 コンボリューションリバーブを含む24の新しいインストゥルメント
本日、Ableton Liveのあたらしいバージョン「Live 9」とAbleton Live コントローラー「PUSH」 が発表されました。このコントローラPUSHは、AKAI professional の技術協力にもとに生まれた、Abletonによる初のハードウェアコントローラ。今までのようにセッションビューのクリップをつなぎ合わせるためのコントローラとしてだけではなく、ステップシーケンサーとして使うことや、インストゥルメントの演奏も可能な「楽器・コントローラ」にデザインされており、64個のパッドはベロシティやアフタータッチに対応し、9つのノブ、パッド左横にはリボンコントローラ(タッチストリップ)が装備されています。また、コントローラPUSHを使って考えたアイデアや曲構成をそのままソフトウェアにキャプチャーし、後でその内容を編集することができるようになるエクスポート機能は、ライブ感のある音楽作りのためのツールとして十分に注目できそうです。
エレガントなルックス、すでにリリースが待ち遠しい2013年期待のコントローラ。$599/€499 (Live Intro バージョン付属) 出荷開始2013年前半
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