コンボリューションリバーブというと最近ではどのDAWソフトウェアにも付属しているもので、「インパルスレスポンス」というファイルを読み込ますことによって様々な空間をシュミレーションすることができる優秀なリバーブです。

サウンドデザイナー/音楽プロデューサーDiego Stocco がリリースした「インパルスレスポンス・Convoluted ANODE」はデジタルシンセサイザーMeeblip Adore を使って作られた15種類のインパルスレスポンスが収録されているものですが、通常のリバーブ成分として使うインパルスレスポンスとは違い、パーカッシブなサウンドをデザインするDiego Stotto 独自の手法(リズミックコンボリューションテクニック)が取られています。

デモトラックは迫力満点。

 

 

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The works によるシュールなライブパフォーマンス「Bones Live」。動物の頭蓋骨をパーカッションとして使い、2台のiPadによってビジュアル&サウンドマニュピレーションが行なわれています。

まるで魔法のようなライブパフォーマンスですが、果たしてどのような仕掛けがされているのでしょう?

下のビデオはそんな疑問に答えてくれる舞台裏ビデオ「Behind the Bones」。

 

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台湾からやってきたシーケンサー+シンセサイザーGroovesizer MB。一度だけ友人のスタジオでさわらせてもらったことがあるのですが、プラスティックのボタンをカチャカチャと押す感覚が昔の電卓をさわっているような感じで、どことなくレトロな雰囲気のあるマシンです。しかし機能的にはモダン。ファームウェアを入れ替えることによって3オシレーターのモノシンセになったり、ドラムマシンになったりするオープンソースコード対応のマシンです。

GroovesizerのMo Shang氏 によって新しく公開されたビデオでは「Bravo」というファームウェアが載ったGroovesizer MB とコルグVolca Keys を使ったデモンストレーションがおこなわれています。

「Bravo」というファームウェアによってGroovesizer MB は4ボイス・8ビットサウンド+32ステップシーケンサー付きのドラムマシンとなります。

* 4 voices (kick, snare, hat, crash)
* adjustable volume per voice
* 32 step sequencer with swing
* adjustable & automatable pitch for hat & crash tracks
* 56 locations for storing sequences
* MIDI clock out
* MIDI pattern trigger output

 

 

現在、Groovesizer MB は10%ディスカウント実施中。ちなみにGroovesizer MB は組み立て式のキットです。詳しくは公式HPよりどうぞ。

Groovesizer

 

 

 

 

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YouTubeチャンネル「Markus Fuller 」はシンセサイザーを分解し、中を覗いて行くビデオを多数公開しています。これまで題材となったのはローランドTR 909、SH-101、TR-8、TB-3、などなど。陽気な語り口調で、勇敢にシンセサイザーを開いていくMarkus Fuller さんの姿が頼もしいです。

今回Markus Fullerさんが取り上げる題材は、発売してからまだ間もないローランドのAIRA System 1。AIRA System 1 の重要コンセプトであるACB(Analog Circuit Behavior)プラグアウト機能の鍵を握るいわばSystem-1のハイテク心臓部といっても過言でないFPGAチップがどのようなものなのか見ることができます。

ビデオ後半ではSystem 1 の鍵盤の話に及ぶのですが、右端の鍵盤を取り除いてみるとスピードセンサーのような吸盤が取り付けてあることに気がつきます。スペック上ではSystem 1 はベロシティ入力には対応しておらず、そうなればこのセンサーにはどのような意味があるのでしょう。もしかしたらSystem 1 に新しい機能が追加されるかもしれないという憶測もちらほら。

 

AIRA

 

 

 

 

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毛皮が付いたアイロン台のような怪しい物体。これはロンドン・ロイヤルカレッジオブアートの学生によるプロジェクトの一環で制作されたインタラクティブサウンドピース 「Mew(ミュー)」。「テルミン」のようなインタラクティブな楽器に「猫の鳴き声」を合体させたユニークな作品。

人が近づくとミューは「ゴロゴロ」とのどを鳴らすような音を出し始めます。毛皮をなで始めるとミューは音を出し始めます。なで方によっても音が変わります。毛皮を強く押してしまうとミューは機嫌の悪い音をだします。

毛皮生地の下にはセンサーが引かれており、手の圧力の情報がArduino に送られ、Max MSPによって音がコントロールされているようです。

ビデオを見た感じでは動物園にいるオットセイのような声にも聞こえてしまい、もう少しかわいらしい猫の声が聞きたかったような気がします。でも、一家に一台こんな楽器があっても悪くないような?

それではビデオの方をどうぞ。

 

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今年の5月からクラウドファンディングIndieGOGOにて商品化のための資金を募っていたブルートゥースMIDIディバイス QUICCO SOUND(キッコサウンド) Mi1

Mi1 は1ヶ月の間に$35,184 の出資金額を集め目標を突破、一昨日キャンペーンは終了した。出資者への商品発送は2014年の9月が予定されている。

浜松に拠点を置くQUICCO SOUND(キッコサウンド)によって開発されたMi1は、Bluetooth Low Energy   (Bluetooth LE、BLE)テクノロジーを使ったディバイス。これをシンセサイザー(モジュール)のMIDI IN/OUT に取り付けることによって、iOS ディバイスからワイヤレスでMIDI操作を行なうことができるようになる。

シンセサイザーとケーブル。これはもう切っても切れない縁だと思い込んでいたのは過去の話。近い将来、MIDIケーブルは本当に必要なくなるのかもしれない。

 

個人的に特に興味のあることは、一台のiOSディバイスにつき8つまでのMi1を接続して同時に操作することができるというところだ。特にここ最近シーケンサーアプリが充実してきたこともあるので、持っているすべてのMIDIシンセサイザーにMi1を取り付けiOSディバイスから同時にコントロールしてみたい。Mi1MIDIクロックMIDI CC の送受信にも対応しているのでハードウェアドラムマシンに接続したり、ピッチベンドやモジュレーションを使った演奏も可能のようだ。もちろん新しいMIDIハードウェアインターフェイスを使えばできることではあるのだが、やはりMIDIケーブル要らずのスマートなスタジオ環境は魅力的だ。

 

しかし、ちょっとした問題がいくつかある。

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