Native Instruments 設立者の一人、Reaktorの開発者の一人としても伝説的な人、Stephan Schmitt氏が何やら凄いシンセサイザー Emphasis を開発しているという話です。
このEmphasisはデジタルシンセサイザーで、30年以上続いたMIDIプロトコルを勝るかもしれないというTCDプロトコルを装備するものとなるらしいのです。
TCDとは、(まだ抽象的で良く理解できないところではあるのですが、、)これまでのシンセサイザープレイヤーは限られた鍵盤機能の中でしか音楽表現を行うことができなかったと言われており、この制限を覆すようなリアルタイムな表現(高解像、連続的なパラメーターチェンジ)を可能にするもののようで、オーディオエンジンはReaktorが基となっているようです。
Emphasisのパフォーマンスキャビネットにはは61鍵のキーボードやリボンコントローラがメインとなり、ライブパフォーマンスでの使用を想定したコンパクトな作りになっているようです。
また、サウンドデザインの際には、このパフォーマンスキャビネットにクリエイションキャビネットを合体させるような形で動作を行うようで、このクリエイションキャビネットには4つのパネル、各パネルには24のスイッチが装備され、モジュラー式のデザインとなるようです。
またこれらのキャビネットにはディスプレイのようなものは装備されてはいませんが、タッチスクリーンのようなインターフェイスと合体できるようWifi機能も装備されるようです。
と、なにやら凄いシンセサイザー、個人的にはYAMAHAの黄金時代を思い起こすような気分ではあるのですが、肝心のサウンドデモや価格等はまだ発表されていません。
しかし、マンネリ化していたキーボード界にもそろそろ革命が訪れる気配です。期待大。
詳しくはNonlinear Labsサイトよりどうぞ。
毎回楽しみにしているHiss and a Roarのサンプルライブラリーなのですが、今度のサンプルライブラリーのテーマは「猿の声」。それも日本瀬戸内海に浮かぶ小豆島の日本猿の声が 24bit 192kHz stereo • 166 .WAV files のクオリティで収録されています。収録時間は45分58秒。
時には人間の赤ちゃんのような声、時にはゾンビのようなおどろおどろしい声が聞こえるユニークなサンプルライブラリー。猿の集団の音もなかなか興味深いものがあります。聞いているだけでも楽しいですが、音楽のパーツとして使うのも面白そうです。あなたならどのような使い方をしますか?
You Tubeビデオ@John Keston
Novation のアナログモノフォニックシンセサイザーBass Station 2 のフィルター自己発振テスト。オシロスコープに映る鮮明な波形にビックリさせられます。
自動車メーカー・フォルクスワーゲン社と英国テクノデュオ・アンダーワールドのコラボレーション「Play the Road」。フォルクスワーゲン・ゴルフGTIのオンボード・コンピューターとiPhoneが接続され、iPhoneアプリ「Play the Road」が運転している場所や動きに合わせ音楽を生成します。車がシンセサイザーになる!!
車の中で聞く音楽は格別。もしもな事が起きた時にはどんな音になるの考えるのはダークすぎるでしょうか?
なお、このプロジェクトはプロモーションの一環だそうです。
via Synthetopia
コルグが共同開発した 「自分だけの」モジュラー・シンセサイザーを組み立てられるキットLittle Bits Synth Kitのオフィシャルビデオが公開になっています。出演はReggoe Watts。
思った以上にパワフルな音を出すSynth Kit。他のLittle Bitsキットと合体させればもっと面白いことができそうです。
子供も大人も嬉しい、クリスマスプレゼントはこれで決まりでしょう。
オフィシャルビデオも山ほど公開になってます。LittleBits YouTube チャンネル
ショルダーキーボードhttp://youtu.be/nodSN2yFXE0
DJスタイルhttp://youtu.be/91QMAQfGJYw
格安のPCスピーカーを使ってモノシンセサイザーを作る方法は至ってシンプル。ヘッドフォンアウトプットが付いたPC専用のスピーカーを用意するだけ。
スピーカーの後ろから出ているケーブルをヘッドフォンアウトプットに差し込むと、フィードバックが起こり、美しいノイズサウンドを作ります。