GoogleのwebブラウザーChromeにはボイスサーチ機能というものが備わっており、コンピューターのマイクに向かって「日本で一番高い山?」と言えば、そのサイトに案内してくれます。そのChromeのボイスサーチ機能がバージョンアップし、今度はChromeに向かって質問をすると、Chromeから音声で返答がされることになります。「日本の総理大臣はだれ?」と聞けば「安倍総理」という返答が返ってくるわけですが、「では、彼の身長はいくつ?」と聞くと「彼」が誰のことであるかもちゃんと認識することができるそうです。タイピングいらず、必要なものはビルドイン・マイクロフォン。
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オランダに拠点を置くOWOWによるプロジェクト「Music on intuition」は5つのディバイスを使い、体の動きをリズムに変えるMIDIドラムマシンコントローラ。FNGRは指の曲げ伸ばしを読み取るセンサー、HEARTは心臓のビートを読み取るセンサー、WOBはディバイスと手のひらの距離を読み取るセンサー、SCANは絵柄を読み取るセンサー、KICKは足の動きを読み取るセンサー。
先日発表になったX-Box OneのKinectセンサーや、来月に発売が予定されているUSBモーションディバイスThe Leap Motionも含め、音楽制作や音楽パフォーマンスの場面にも着々と訪れて来ている「ジェスチャーコントロール」。デジタルエイジな私たちの体から発せられる音楽とは果たしてどのようなものなのか、本当に気になります。
David Cranmer氏制作の「ピラミッドシンセ」第2弾。ピラミッド型のボックスの中にはEight stage phaserとWeird Sound Generatorが詰め込まれているそう。六角形のエレクトロルミネセンスも効果抜群。見ているだけでもどこかに連れて行かれそうなサイケデリックなシンセサイザー。
ハードディスクで作ったシンセサイザーAnalog Hard Disc 2。ハードディスクによって音は様々だそうです。なんと表現したらいいのか分からない音がたまらないです。
組み立てキット(ハードディスクは含まず)は36€、組み立て済みは154.88€
イギリスの女性シンガー、イモージェンヒープ。彼女の次なるチャレンジはAbleton Liveを使いジェスチャーによって歌声をコントロールするパフォーマンス。グローブには様々なセンサー、手首にはマイクロフォン、そして肩にはいくつものディバイスを乗せ、歌声をループさせ、エフェクターをいじり、インストゥルメントを演奏し、リアルタイムで音楽を構築して行いきます。
たとえばジェスチャー使って簡単なドラムパターンを演奏するなどといったことが技術的に可能なことはもう私たちも知っているとことですが、彼女レベルになると最低でも3トラックは必要になってくるわけで、はたして一人の人間のジェスチャーによってどこまでのコントロールが可能なのか、学術的な研究 ともいえるようなプロジェクトになっているようです。また、テクノロジーを使った新しい音楽制作のあり方を考える上でもとても異議深いものに感じます。
「I have music in my hands!!!」はたしてこのような技術を使いイモージェンヒープが描こうとする音楽世界はどのようなものなのでしょうか。
下のビデオはWired 2012 イモージェンヒープ自身による解説とデモンストレーション(13:20~)その下のビデオはTed Bristol2011での同じく自身による解説とデモンストレーション(2:22~)
すごい!
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スウェーデンのアーティストHåkan Lidbo氏の新作は、高さ3m、横幅10m、おそらく世界で一番大きなドラムマシンBig Beat。難解なリズムを作るためには手と足だけでは足りなさそうです。Big Beatはゲームでもあり、 ”隠しサウンド”を3つ見つけることができたら次のレベルへ進むことができ、5レベルまで行くことができたら”勝ち”になるそうです。昔テレビで見た「モジモジ君」を思い出してしまいました(笑)
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