Penn University of Pennsylvania
TED2012 Conference in Long Beach, California
栄えある優勝はMarco Donnarumma氏によるXth Sense。マッスル(筋肉)サウンドの開拓を試みたというこのXth Senseは、2つのセンサーマイクを体に取り付け、体のジェスチャーによって音をコントロール、コンピューターで音声処理をしている作品。あまり新鮮なアイデアには思えないが、同じジェスチャー系の楽器でもKinectを使うよりも体の動きを使った力強い音楽表現ができるもののように伺える。会場で見ていたら圧倒されたに違いない。(ビデオ下)
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シーケンサーというと大概は時間軸に沿って左から右に移動していくもの。CubaseにしてもLogicにしても大概のDAWソフトウェアの画面は左から右に移動していく。しかし例えばシーケンスが上に移動したり、下に移動したり、もしくはワープトンネルのようなものがあったらどうなるのだろう?という意表をついた発想のもとに開発されているのがこのCube with Magic Ribbon。
開発したSimonKatan氏によると、マウリッツエッシャーの不可能図形や、80年代初頭のゲームソフト「アステロイド」や「パックマン」で描かれている現実不可能な2次元空間にインスパイアされたという。音源部分はSuperColliderを使っている。
アニメーションとして見るのも楽しい、シーケンサーとして見てもとても新鮮味がある。iPadなどで使えるようになったらきっと楽しいだろう。