ギリシャのアーティスト、電気技術者であるPetros Vrellis氏によって製作された「星月夜」。1889年にゴッホによって描かれた名画がOpenframeworks技術を使うことによって、手でさわり、そして動かすことができるインタラクティブアニメーションとして生まれ変わった。バックに流れる音楽もPetros Vrellis氏によるもので、タッチパネルからリアルタイムにMIDI音源をコントロールしている。
古くから音楽と絵画はお互い影響し合っているもの。超有名なところでは葛飾北斎の「富嶽三十六景神奈川沖波裏」から着想を得たといわれるドビュッシーの交響詩「海」。動く北斎にKaossPadのようなもので音楽をコントロールしたらどのようなものになるのだろうか、、、なんてふと思ってみたのですが。
DS-10。まだiPhoneがこれほどまでになっていない頃の2008年、コルグがリリースした任天堂DS専用の音楽ツールソフト。パッチングアナログマシンKorg MS-10をシュミレートした本格的バーチャルアナログシンセ、シーケンサー、タッチコントロール、そして今で言うところのWist機能のようなワイヤレス通信による複数台でのプレーもサポート。古いものと新しいものが混じり合う瞬間に古くからの任天堂ファン+シンセファンは喜んだ。そして子供がマリオと遊ぶような感覚でシンセと向き合っている姿を目にするのは感動的なものがある。
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昨年末に京都で行われた展示会「Sync for Japan」の模様。会場に置かれた35台のiPadには元クラフトワークのKarl Baltos氏と赤松正行氏によって作られたアプリケーションMinicomposerが起動してある。35台のiPadはWi-Fi接続により同期演奏が行われている。会場に訪れた人々はそのiPadを実際に操作することができ、またiPhoneやiPadを持ち込みその場でアプリケーションをダウンロードし同期演奏に参加することもできるという内容のもだった。
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