Webブラウザーで遊べるドラムマシン「Typedrummer」が登場。コンピューターキーボードをタイプし、あとはリターンキーを押せば作ったシーケンスパターンが再生する仕組みになっている。
仮に、guten morgenと入力してみる。全く悪くない。この入力方法もMPCタイプのドラムマシンとは違ったクールさがあって素敵に感じるところだ。ロービット系のサウンドもなかなか心地よい。
あとはどのキーにどのサウンドがアサインされているのか解明できればバッチリ。hackernewsというページには「Typedrummer音色パレット予想チャート」が記されている。
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レコード針を使わないターンテーブルを日本のエルプ(ELP)というメーカーが製造しているという。レーザーがレコードの表面を読み取り音を鳴らすのだそうだ。従来のようにレコード針がレコードを傷つけるようなこともなくなるだけでなく、針では拾いきれなかった情報まで読み取ることができるようになり、レコードが本来持っている音を限りなく忠実に再現できるとのことだ。もっとすごいのは、針では再生困難だったレコード(ひび割れたレコード、反っているレコード、傷が付いているレコード)の再生やSP盤の再生も可能なのだそうだ。
このレーザーターンテーブルの価格は100万円を超えるかなり高価なもので、現在は放送局や国会図書館のような場所で使われているとのこと。
プチプチとしたノイズがあってこそアナログレコードの醍醐味という見方もあるわけだが、そこはどうなのだろう。しかし、このレーザー・ターンテーブルの技術を次の世代のスクラッチDJターンテーブルとして利用できないものだろうか。
先日、ウェブブラウザーで作るアシッドハウスAsid Machine Betaを紹介したばかりなのだが、今度はHTML5 で作られたドラムマシンエミュレーターが登場した。ディベロッパーJamie Thomsonによって制作されたHTMP 5 ドラムマシンはウェブブラウザーChrome とFireFoxで動作するドラムマシンで、(Safariでは音が出ない模様)5種類のドラムキット(TR−808、TR-909、LinnDrum、Elektron Machine Drum、アコースティックドラム)を使い、16ステップのシーケンサーを使ったドラムパターンを作成することができる。各インストゥルメントにはピッチとボリュームノブが付き、808〜909的な気分を盛り立てるレイアウトが施されている。作ったパターンはWAVファイルとしてエクスポートすることもできる。SAVEボタンを押しておくと、次の機会のこのページを訪れた時のためにに同じパターンがセーブされている仕組みとなっている。音の方はかなりリアリティ迫るものに感じるのだが、皆さんはどう思うだろうか?あ、、、アクセント機能がついていない、、など細かい注文もいくつかあるのだが、それでもHTML5でここまで出来てしまうことに感激してしまうのだ。
私たちの音楽リスニング環境を大きく変えたMP3。オリジナルの音声ファイルをMP3に圧縮する際にはある周波数一帯がカットされ、データ的にかなりの容量がけずられてしまうわけだが、説明書きの上では、音声上の劣化が少ないものとされている。確かにそうだ、と思った人が多かったからこのように世界中で広く普及したわけだ。最近ではMP3に異論を唱え、もっと良質な音声フォーマットも次々と開発されているわけだが、しかしその普及率はMP3の足元にも及ばず、その存在すら知らない人の方が多い。
アメリカ・バージニア大学でコンピューターテクノロジーの研究をするRyan Maguireが制作したビデオ「Ghost in the MP3」は、1987年スザンヌベガによるヒット曲「Tom’s diner」をMP3に圧縮した際に、切り落とされてしまっている部分の音声を記録したものだ。音を聞いてみると、まるで「Tom’s diner」の影の部分を聴いているかのような薄気味悪さを感じるのだが、いわゆるハイエンドと呼ばれる周波数帯が残されていることが明らかに分かる。
ビデオでも同様に「Tom’s diner」のビデオを圧縮した際に切り落とされてしまった部分が映し出される。。
このプロジェクトでは、どうして私たちがMP3というフォーマットを選択してしまったのか?という問題提起が行われている。かなり皮肉っぽくもあるのだが、「Tom’s diner」という曲はKarlheinz Brandenburgというドイツ人エンジニアがMP3を開発する際にテスト音源として使った曲で、「MP3の母」とも呼ばれているのだそうだ。
via boing boing
ローランドのTB-303を模倣したマシーンやソフトウェアは世の中に数多くあれど、ウェブブラウザーで303を再現しようとした人はいなかったはず。ディベロッパーErrozeroが開発したAcic Machineは「まだ開発中」との事なのだが、それでも303のアシッドテイストは十分に味わえる。
PropellerheadのReBirthを知っている人ならAcid Machineのコンセプトをすぐに理解することができるだろう。ウェブブラウザーでAcid Machineを開くと2台のTB-303と1台のTR-909が再現される。303のプログラミングが苦手な人は、私もその一人なのだが、まずRandamizeボタンを押してみよう。303のパターンが自動的に作られ、これを聞いているだけでもあっという間に時間が過ぎてしまう。
Acid MachineはウェブブラウザーChromeでの使用が勧められているが、FireFoxでも動作するようだ。私が試したところ、Safariでは動かなかった。
これなら昼休み中でもアシッドハウスを作れてしまう。