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カラオケに行って友達が(上手に)バックコーラスを入れてくれるとなかなか気分が良いものです。もしも予算があるのならば、ライブパフォーマンスでバックアップシンガーを雇ってみたい人も多いはず。でもポーランド・ワルシャワのデザイナーチームpanGeneratorが作った「ECHOOOOOOOO」を使ったらダフトパンクも超える新時代のコーラスを作ることができるかも。

「ECHOOOOOOOO」は人間の声の抑揚に合わせて8つのスピーカーがディレイやエコーやピッチシフトなどのエフェクトサウンドを作り出すもので、しかもダンス付き。ダンスはまるでピクサー・アニメを見ているかのようですが、事前にプログラミングされた動きとは違い、声の周波数と振幅によってリアルタイムで動く仕組みとなっているそうです。

そろそろ、カラオケルームにもこんな革新的スピーカーシステムが導入されても良い頃なのでは?

 

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目を閉じてみて、ふと思い出す街の音。日本の大都市から連想する音と言えばパチンコ屋、電車の発車メロディ、居酒屋の呼び込み、ちょっと最近までのことであったら選挙カーなど。世界的に見たのならば日本はかなりのノイズ天国とも言えるのかもしれない。いや、もう少しリラックスしたところで考えてみることにしたい。例えば、夏の時季に聞くセミの声、寺の鐘、海岸沿いで聞くカモメの声。(いや、もっとあるはずだ)

「Sound City Project」ではユーザーがWebサイト上で世界のある特定の都市を選択すると、あたかもそこにいるかのような街の自然な音を聞くことができる。簡単に言うのなら、Googleストリートビューの音バージョンといったところかもしれない。

レコーディングには「サウンドヘッド」と呼ばれる3Dプリンターで作られたカスタムビルドのマイクロフォン(画像上)が使用されているのだが、この耳の形をしたマイクロフォンが人頭および肩までふくめた周辺物(360℃)で生じる音の変化をキャプチャーしているのだそうだ。4つのマイクロフォンが等間隔に置かれることにより、4チャンネル分の録音が行われることになるわけだが、これによって、例えばユーザーが地図上で北側を見ているとすると、左の耳は西側からの音が聞こえ、右の耳は東側からの音が聞こえるようになる。同じように、地図上で西側を見ているとすると、左の耳からは南側からの音が聞こえ、右の耳からは北側からの音が聞こえるといったようなバーチャルな音経験を豊かにする取り計らいも行われているそうだ。

「Sound City Project」はこれまでに6都市(ニューヨーク、サンフランシスコ、ベルゲン、フロム、オスロー、ストックホルム)64箇所でのレコーディングを行ってきた。残念ながらまだ日本のサウンドは録音されていない。しかし今後「Sound City Project」はコラボレーション、ライブストリーミングのような形でのプロジェクト発展、また、ユーザーが「サウンドヘッドキット」をダウンロードしモバイルツールを使ったサウンドキャプチャーを行えるようになることも考えているそうだ。

 

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この記事を書きながらランダムに街の音を聞いているのだが、ごく自然に耳に入ってくる騒音が妙に心地良い。それだけでなく、将来、地図を開けばその場所場所の音が聞こえるようになったらきっと素敵なことに違いない。

 

Sound City Project

via The Creators project

 

 

 

 

 

 

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音を直接目で見ることはできませんが、砂や水を様々な周波数の音で震わすと、驚くほど美しい幾何学的な模様が現れます。Nigel Stanford の新しいミュージックビデオはこの驚くべきサイマティックスをフィーチャーしたビデオ。ミュージックビデオとして見たときにはちょっと風変わりなディレクションかも。

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pinkstation

 

1999年に発売された携帯型ゲームマシン、ソニーPocketstation ポケステ、、。確か「どこでもいっしょ」という癒し系ゲームで犬だか猫を育てていた記憶があります。たまごっち程のインパクトはなかったものの、PlayStation本体のメモリーカードスロットへこのポケステを挿入してゲームデータを転送したり、Playstationのゲームとリンクして遊ぶことができたり、さりげなく凝った未来感が心地よかったのを覚えてます。

任天堂のゲームマシンが今でもチップチューン系アーティストに使われているという話はよく聞くことですが、スウェーデンのアーティストh-h-h-hardhat はこのポケステ用に、8-bit/8khzのサンプルサウンドを使うステップシーケンサーPokrok を作ってしまいました。めちゃシンプルなシーケンサーではあるようなのですが、デモサウンドを聞いてみるとこれがなかなかカッコいいのです。まずはSoundCloudの「Pokrokデモサウンド」とYouTubeビデオ「Pokrokライブ」をどうぞ。

 

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ipadで音楽を演奏する時にはタッチスクリーンではなく、できるならば物理コントローラを使いたいものです。でもiPad専用のコントローラを買う余裕がちょっとない人は が紹介している、「DIY木製洗濯バサミキーボード」を作ってみるのはどうでしょうか?必要な物は…

  1. 木製の洗濯バサミ、ひとつの鍵盤に付きひとつ必要
  2. 輪ゴム (10-20)
  3. アルミニウム
  4. 鍵盤を支えるための鉛筆、ペン
  5. セロテープ
  6. 土台にする固めのボール紙
  7. はさみ、小さな穴をあけるための工具(錐)
  8. 線を引くための使う直線定規

 

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microscope-vinyl

 

レコード盤とレコード針を1000倍に拡大して見る画像。レコード盤の溝には、右のチャンネルと左のチャンネルの波形がそれぞれおよそ45度の角度で刻まれている。そしてそこに突き刺さるかのようなレコード針。古代人が残した遺跡か何かのようにも見える。

下のビデオは再生中のレコードをミクロスコープから見た様子。

 

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