自分でDJコントローラをデザインしてみたかったことはありませんか? クラウドファンディングKicksterterプロジェクト「Umidi」は世界初のカスタム&ビジュアルDJコントローラ。「Umidi」のWebサイトを使ってレイアウトデザインしたものがが組み立てられ、送られてくるという内容。
コントローラに使うことのできる部品は、ノブ・フェーダー・エンコーダー・ジョグホイール・アルミ製プッシュボタン・ドラムパッド・シリコン製ボタンなど、全部品36個の中から選び、色を指定することができる。また、これらの部品を囲むLEDライトの形も選択することができる。
部品を囲む288色のRGB ライトもコントロールすることができるようになり、「Umidiエディター」を使うことによってライティングエフェクトも作れるのだそう。
外装には厚さ2.5cm、重さ1.4kgのアルミ製エンクロージャが使われ、色や柄を選ぶこともできる。
デザインをするには「umidi」のwebサイト Design your ownに行ってみよう。ここで、6×6のブロックに部品を配置したり、色を指定したりすることができる。どんなパーツを使い、どの位置に置いたら良いのか、自分がどんなコントローラを必要としているのか考えるのもとても楽しい。
Traktor, Live, Scratch Live, Virtual DJを含むすべてのMIDI DJソフトウェアに対応。
「Umidi」は12月よりクラウドファンディングKickstarterにて資金募集開始。導入価は格$1050
モジュラーシンセ専門のサイトModular Gridが発表したTrue Gridは、HTML5言語で作られているウェブブラウザー・ベースのモジュラーシンセ。ハードウェア・モジュラーシンセをモデルとしており、音も見た目もなかなかのリアリティを感じさせてくれます。緑色のソケットはアウトプット、水色のソケットはインプット、ケーブルをドラッグすることでパッチングすることができます。現在のところGoogle Chromeのみで動作可能。こちらからどうぞ。
1960年代のハイテク鍵盤楽器メロトロン。鍵盤を押すごとに磁気テープが回り音が再生されるという、今で言うサンプラーの元祖のような楽器。テープは8秒ほどの長さのものだったのでそれ以上長く音を伸ばせることができなかったり、本体の重さはおよそ150キロ、メインテナンスの難しさなどから、楽器としては時代とともに衰退していってしまったわけですが、その音色のもつ「味」は永遠、やはり「ストロベリーズフォーエヴァー」なわけです。
その後多くのサンプルライブラリーがメロトロンを題材にしたり、E-MU Vintage Keysなどサンプラーモジュールが発売されるなど、リアルに近いメロトロンサウンドを手にすることが簡単になった今日この頃ですが、Mike Walters氏が目をつけたのはなんとウォークマン。
DIYメロトロン Melloman mk2 はメロトロンと同様、14個のテープレコーダーを内蔵、鍵盤を押さえるごとにテープレコーダーが回る仕組みになっています。コントロールパネルでは各テープのピッチを調整可能。テープに収録したサウンドはMike Walters氏の奥さんの声とPolymoogなのだそう。おお、リズムマシンも付いてますねー。どのようなサウンドになっているのかは下のビデオでチェックしてみてください。
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スタイロフォン・スタイルのタッチセンサーをさわりながら8ビットのサウンドを楽しむことができるカセットテープ型のシンセサイザーMixtapeAlpha。こんなコンパクトでありながらもエフェクターやレコーディング機能も付いています。
Open Music Labは現在クラウドファンディング Crowd SupplyにおいてMixtapeAlphaの第2次生産のための出資者を募集しています。これがMixtapeAlphaを手に入れる最後のチャンスだそうです。ゴールの設定は$6,000。$42の出資でMixtapeAlpha 1ユニット、$333でMixtapeAlpha 10ユニット、$2,590で100ユニット手にすることが出来ます!!
Mixtape Alpha
- 4ボイス
- 5ポリフォニー
- 4×エフェクター
- スタイロフォン・スタイルのトーン・ジェネレーター(コンティニュアス)
- 6×ボタン トーンジェネレータ(ディスクリート)
- ループパターン録音、再生
- ハッカブル オープンソースコード公開中
手持ちのMIDIコントローラでも使い方によってはこんなこともすることができるという凄い例。
LividのMIDIコントローラBASE+Ableton Live+Pure Data を使ったフレームオルガンでアメリカ国歌「星条旗」を演奏。
「対面的なコミュニケーション」というテーマ掲げ、新しい楽器の発明と音楽パフォーマンスのあり方を探求するJohn Richards主催のDirty Electronicsという集団。そんなDirty Electronicsの新しいシンセサイザーWhite Labelはデジタルとアナログのハイブリッド方式で、白色のサーキットにタッチコントローラ、プログラム可能なPCIチップ、ヘッドフォン・ラインアウトプットが取り付けられている。水銀電池が丸出しになっているあたりもいい意味でグロテスク。限定25ユニットの販売で価格は£49,95 残念ながらデモ音源はまだ見当たらない。
- Analogue digital hybrid
- Programmable PIC chip
- White printed circuit board
- Silver touch controls
- Oscillator
- Noise
- Sequenced patterns
- Battery powered – coin cell included (CR2032)
- Line/headphone output (mini-jack)
また、Dirty Electronicsは先日までスペイン・バルセロナで開催されていたSonar音楽フェスティバルにおいてSonar 20周年を記念した限定製品の発表とワークショップを開催。こちらの方は20周年に合わせた20ステップのシーケンサーを内蔵、Sonarの文字がタッチコントローラになっていたよう。ダーティー!