この数年、様々な形をしたコントローラが開発されているわけですが、Disney-labsによって開発されているBotanicus Interacticusはもしかしたら世界で一番オーガニックなコントローラかも。植木鉢の土の中にセンサーを埋めこむと、植物そのものがコントローラになってしまうというもので、茎をさわる動きや、葉をワサワサとさわる動きがデータとなり、そのデータを音楽に活用することができるというアイデア。本物の植物でも人工植物でも効果の方は同じようです。ひまわりで作る音楽、チューリップで作る音楽、サボテンで作る音楽、想像は大きく膨らむのですが、残念ながらまだ商品化の予定はないそうです。

 

via De bug

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オフトピックスです。ドイツの大概のマンションやアパートビルディングには中庭みたいなものがあるのですが、庶民系の建物だったら大概は自転車置き場であったりゴミ捨て場だったりするのですが、ちょっとシャレた建物になるとそこにはカフェがあったり小さな公園になっていたりします。これはドイツのドレスデンのとある建物の中庭。雨が降ると音楽が鳴るんだそうです。一度きいてみたーい。

Kunsthof-Passge 

via CollabCubed

 

3種類の木製のオルゴールがiPadの上にのり、アプリケーションと相互作用。ipadから流れる音楽と絵は、3種類別々の世界観を持っています。なんて素敵な。

ECAL / University of Art and Design, Lausanne Switzerland

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キネクトを使ったボディジェスチャーコントロールはこのブログでもいくつか紹介してきましたが、このV-Motion Projectはそれらのレベルを大きく超える興奮のパフォーマンス。巨大な壁に写しだされる映像がインターフェイスとなり、ダンサーの動きがキネクトを伝い、Ableton Liveをコントロールします。

テクノロジーは使われていても、それが実際にどう使われているかどうか人々が見て明確に分かるような作品を作りたかった、というディベロッパーの話。確かに。昨今のエレクトロ音楽のライブパフォーマンスはミュージシャンが実際に何を演奏しているのかオーディエンス側にはさっぱり分からないものが多いですよね。そう考えるとこの先クラブの中で見るエレクトロ音楽のライブもこんな方向に向かって行ってももおかしくないのかもしれません。

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コンピューターで音楽を作り始めるようになってから、コンピューターのスクリーンに黙々と向かい、一人で音楽を作ることが多くなってきているわけですが、もとはといえば音楽というのは仲間同士が集まって楽しみ、共有するものだったはず。

Native Instrumentsのプロモーションビデオでおなじみ、「コントローラーイズムのグル」とも呼ばれるMoldoverが新しいウェブサイト「Jambox」をオープン。メインコンセプトは、グループで楽しむことのできる楽器。そしてそれに合わせ公開されたYouTube ビデオ(下)では彼が製作したOctamasher、Syncomasher、Minimasherが紹介されています。AbletonLiveのカスタムセットアップによって、キーボードやコントローラーをさわるだけでループ演奏やサンプルマッシュアップ演奏を楽しむことができる大胆なデザインの楽器。ミュージシャン以外の友達、家族と一緒にジャムセッションを楽しむことができたら、それは本当に素敵な話です。

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スーパーマーケットでよく見かけるバーコード。実用化されはじめたのはアメリカで、意外に古く1967年からなんだそうです。日本で普及し始めたのは1980年代で、当時「バーコード頭」なんて言葉も流行っていましたよね。そんなバーコードを楽器として使うプロジェクト「バーコードバンド」が韓国より登場。コードをスキャナーで読み取り、シンセサウンドやドラムドラムサウンドをトリガーしていきます。ありそうでなかった新しいタイプのコントローラー。下のビデオはバーコードバンドのパフォーマンス。ちょっとレトロで未来的な感じがとてもカワイイ。

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