Webブラウザーで遊べるドラムマシン「Typedrummer」が登場。コンピューターキーボードをタイプし、あとはリターンキーを押せば作ったシーケンスパターンが再生する仕組みになっている。
仮に、guten morgenと入力してみる。全く悪くない。この入力方法もMPCタイプのドラムマシンとは違ったクールさがあって素敵に感じるところだ。ロービット系のサウンドもなかなか心地よい。
あとはどのキーにどのサウンドがアサインされているのか解明できればバッチリ。hackernewsというページには「Typedrummer音色パレット予想チャート」が記されている。
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先日、ウェブブラウザーで作るアシッドハウスAsid Machine Betaを紹介したばかりなのだが、今度はHTML5 で作られたドラムマシンエミュレーターが登場した。ディベロッパーJamie Thomsonによって制作されたHTMP 5 ドラムマシンはウェブブラウザーChrome とFireFoxで動作するドラムマシンで、(Safariでは音が出ない模様)5種類のドラムキット(TR−808、TR-909、LinnDrum、Elektron Machine Drum、アコースティックドラム)を使い、16ステップのシーケンサーを使ったドラムパターンを作成することができる。各インストゥルメントにはピッチとボリュームノブが付き、808〜909的な気分を盛り立てるレイアウトが施されている。作ったパターンはWAVファイルとしてエクスポートすることもできる。SAVEボタンを押しておくと、次の機会のこのページを訪れた時のためにに同じパターンがセーブされている仕組みとなっている。音の方はかなりリアリティ迫るものに感じるのだが、皆さんはどう思うだろうか?あ、、、アクセント機能がついていない、、など細かい注文もいくつかあるのだが、それでもHTML5でここまで出来てしまうことに感激してしまうのだ。
ローランドのTB-303を模倣したマシーンやソフトウェアは世の中に数多くあれど、ウェブブラウザーで303を再現しようとした人はいなかったはず。ディベロッパーErrozeroが開発したAcic Machineは「まだ開発中」との事なのだが、それでも303のアシッドテイストは十分に味わえる。
PropellerheadのReBirthを知っている人ならAcid Machineのコンセプトをすぐに理解することができるだろう。ウェブブラウザーでAcid Machineを開くと2台のTB-303と1台のTR-909が再現される。303のプログラミングが苦手な人は、私もその一人なのだが、まずRandamizeボタンを押してみよう。303のパターンが自動的に作られ、これを聞いているだけでもあっという間に時間が過ぎてしまう。
Acid MachineはウェブブラウザーChromeでの使用が勧められているが、FireFoxでも動作するようだ。私が試したところ、Safariでは動かなかった。
これなら昼休み中でもアシッドハウスを作れてしまう。
ピアノをコントローラとして使い、PlayStation2の人気ゲーム「ストリートファイター」を操作するというユニークなプロジェクト「Sound Fighter」。これはフランス・パリのDDB (Paris for the Maison de la Radio)によるプロジェクトで、Raspberry Pi・Arduino Uno・カスタムPCBを使い、2台のピアノ演奏がゲームコントロールとして伝達される仕組みになっている。
ビデオを見てみると、迫真に迫る戦いというよりは、昔のモノクロ喜劇映画を見ているかのような気分になる。もし凄腕のゲーマーがこのピアノコントローラを手にしたら、現代音楽並みの演奏になったりもするのだろうか?
via Synthetopia
先日行われたアカデミー賞で助演男優賞他3部門での受賞を果たした映画「セッション」(英題「Whiplash」)。プロのジャズ・ドラマーを目指すいたいけな青年と音楽学校の鬼教師の確執を描く青春ドラマで、その鬼気迫る演技が話題となりアカデミー受賞に至ったようだ。
さすがスピーディなアメリカ。この映画のトレーラーをパロディ化したYouTubeビデオ「DJ Wh1PLA$H」がこの数日、英語サイトで話題になっている。
パロディービデオでは、Steve Aoki に憧れる青年が主人公となり、DJスクール「Skrillex Academy」における鬼教師との確執、恋愛、DJ友達たちとのもがき合いが描かれている。
「音楽なんか心配するな、誰かのサンプルを盗んでくりゃいいんだ」と鬼教師に戟を飛ばされながら、血の滲むトレーニングを積む主人公。音楽に専心するために恋人との距離を置くことも決意する主人公だが、実はその彼女もPu$$ycatという名前のDJであることを発覚したり、DJ友達からは「俺のSoundCloud見ておけ」と体育会的なプレッシャーをかけられたりもする。
実際、DJ激戦地に身を置くとこのようなドラマを目にすることも稀ではないが故に(!!)つい見入ってしまう。とはいえ、競争無くして成長ないことも確かなことではある。
下のビデオがパロディ版。そしてその下がオリジナル版。
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