YouTubeチャンネル「Markus Fuller 」はシンセサイザーを分解し、中を覗いて行くビデオを多数公開しています。これまで題材となったのはローランドTR 909、SH-101、TR-8、TB-3、などなど。陽気な語り口調で、勇敢にシンセサイザーを開いていくMarkus Fuller さんの姿が頼もしいです。

今回Markus Fullerさんが取り上げる題材は、発売してからまだ間もないローランドのAIRA System 1。AIRA System 1 の重要コンセプトであるACB(Analog Circuit Behavior)プラグアウト機能の鍵を握るいわばSystem-1のハイテク心臓部といっても過言でないFPGAチップがどのようなものなのか見ることができます。

ビデオ後半ではSystem 1 の鍵盤の話に及ぶのですが、右端の鍵盤を取り除いてみるとスピードセンサーのような吸盤が取り付けてあることに気がつきます。スペック上ではSystem 1 はベロシティ入力には対応しておらず、そうなればこのセンサーにはどのような意味があるのでしょう。もしかしたらSystem 1 に新しい機能が追加されるかもしれないという憶測もちらほら。

 

AIRA

 

 

 

 

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毛皮が付いたアイロン台のような怪しい物体。これはロンドン・ロイヤルカレッジオブアートの学生によるプロジェクトの一環で制作されたインタラクティブサウンドピース 「Mew(ミュー)」。「テルミン」のようなインタラクティブな楽器に「猫の鳴き声」を合体させたユニークな作品。

人が近づくとミューは「ゴロゴロ」とのどを鳴らすような音を出し始めます。毛皮をなで始めるとミューは音を出し始めます。なで方によっても音が変わります。毛皮を強く押してしまうとミューは機嫌の悪い音をだします。

毛皮生地の下にはセンサーが引かれており、手の圧力の情報がArduino に送られ、Max MSPによって音がコントロールされているようです。

ビデオを見た感じでは動物園にいるオットセイのような声にも聞こえてしまい、もう少しかわいらしい猫の声が聞きたかったような気がします。でも、一家に一台こんな楽器があっても悪くないような?

それではビデオの方をどうぞ。

 

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レゴと音楽作りの相性はピッタリのようです。現在バルセロナで行われているSonar Music Festival Music Hack Day 2014 ではレゴを使ったフィジカルシーケンサーLego Techno 2.0 が注目を集めているようです。

Lego Techno 2.0 はレゴブロックの配置によってシーケンスパターンが作られ、透明のタイルのようなものを動かすとパターンを変えることができるようです。ウェブカメラによってこれらの動きが読み取られ、OSCとMIDI 信号が作られます。

MIDI信号はMaschineソフトウェアとArduinoに送られ、CVに変換した信号によってittle bits のシンセキットをならしているようです。また、OSCは別のコンピューターに送られ、ビジュアルを作っているようです。

Native Instruments のディベロッパーらによって制作されたナイスなハッキング。

⬇️のビデオはストックホルムで行われたMusic Hack Day の模様ですが、こちらのLego Technoはエフェクター操作も可能のようです。

 

 

 

 

 


イギリス・ブライトン在住の日本人アーティストDJ スコッチエッグの限界ライブ。任天堂ゲームボーイとパンケーキ(?)を使ったハードコアチップチューンによってベルリン・ボイラールームは祭りと化した模様。

 

 

Public Image Org

Higher Freaquency

Boiler Room

 

 

 

 

 

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エレクトロニック音楽に使う楽器というと、ノブ・パッド・スイッチ・キーボード・フェーダーを思い浮かべる。しかしまだまだこれから面白いタイプの楽器が出てくる可能性が十分にあって、とても楽しみにしている分野のひとつだ。もちろん極端に難しい楽器、長年トレーニングをしなければ演奏できないような楽器は避けたいのだが、もし手軽にそれも直感的で、今までとは違った角度から音楽を作ることができる楽器があるなら試してみたいと思っている。

さて、アメリカ・ペニンシルバニア大学のデジタルメディア研究で試されているのはRaspberry Pi を内蔵した電子楽器「JoyTone」。表面には蜂の巣のように57個のジョイスティックが並べられている。

ジョイスティックを傾ける方向によって音色を変化させ、ジョイスティックを傾ける深さによって音量を変化させることができる。ジョイスティックの淵の部分を触ることでピッチベンドを操作することができるようだ。また、それぞれのジョイスティックにはRGB LEDが配され、色を変えることもできる。

このジョイスティックの配列はBrett Park というソフトウェアディベロッパーによって考えだされた「パークレイアウト」と呼ばれているもので、実際試したことがないので分からないのだが、個人的にはいまいち難しそうな印象を持つ。しかしコントローラとして見たときには、今までと違った感覚で音楽を演奏できるような気がして興味深い。ピッチベンドとモジュレーションの嵐のような音楽になるのかもしれないが。

 

 

via MAKE:

Dave Sharples

 

 

 

 

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Fabian Keslerの愉快なアイデア「DRK Magic Carpet」は、2000年前後に大ヒットしたコナミのゲーム「ダンスダンスレボリューション」専用マットコントローラを使いAbleton Liveを操作するMIDIコントローラ。Max for Live専用ディバイスとしてダウンロードすることができる。

Ableton Liveのクリップローンチやエフェクタースイッチのオン・オフ、MIDIノートの演奏をすることもできるので、ベースラインを演奏したりパーカッション・ドラム演奏をするのも楽しそうです。これと一緒にジェスチャーコントローラLeap Motion なんかを使ったら、両手両足を使ったかなりの運動量にもなるでしょう。

 ⬇️のビデオでデモ演奏が聞けますが、もうちょっとトレーニングした方がよいのでは、、といった印象です。

 

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