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世界各国のあらゆるカセットテープの情報を集めているサイトProject C-90 。特に新しいリサーチを目的としたサイトではないようですが、そのカタログの量の多さにビックリします。個人的にはTDK、Maxell (マクセルは日立なんですね)あたりが懐かしいです。コルグやアカイ、ローランド、ヤマハなどの楽器メーカーもカセットを生産していたんですね。それにしてもカセットテープのデザインは今見てもカッコいいですね。

もし、このカタログに載っているカセット以外で、なにか知っているタイプがあったらプロジェクトのオーナーさんに伝えてあげましょう。

コンパクトカセットの完全ガイドはこちらから。

 

 

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rodgerlinn80
 

世界初のドラムマシンとなるリンドラムの開発、AKAIとの共同開発によるMPC60、 デイブスミス氏との共同開発にるアナログドラムマシンTempest、最近ではLinnstrumentというパフォーマンスコントローラをリリースしたばかりのロジャーリン氏。現在のシンセサイザー開発においてもっとも重要な人物の一人と言っても過言ではないでしょう。

1988年にリリースとなったMPC60 は、99トラック・99シーケンス、60,000音という膨大な(当時の広告では)データ容量を誇るシーケンサー部、サン プリングレイト40kHzのサンプリング・ドラムマシンが一体に、操作は320文字の大型LCDでスムーズに行え、ステップ編集も簡単。ドラムマシン部は 32音色プリセット、16音ポリ。メモリーは20ソング、MIDI OUTを4つ装備というモンスターぶり。価格は48万円だったそうです。

このMPC60 のトレーニングビデオが当時VHSビデオで流通していたらしいのですが、そこでロジャーリン氏自らがMPC60の機能を解説をしています。ちょっとNHK教育テレビ番組のようでもあるのですが、エピックなイントロダクションに続きロジャー氏が登場。MPC60がいかに斬新だったか、今見ても新鮮な驚きがあります。

 

 

ちなみにこちらは最近リリースしたばかりのLinnstrument を演奏するロジャー氏です。もしかしたらもの凄いユーモアのある方なのかと思ったりも。

 

 

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ipodclassic

 

アップル のサイトやアップルストアからiPod Classic の情報が削除されたのはおよそ2ヶ月前のこと。2001年11月に初めて世に出回ったiPodには5GBのハードディスクが搭載され、およそ10時間の音楽再生時間が可能、価格は47.800円でした。2009年に発売された最後のiPod Classic (第6世代)には160GBのハードディスク、36時間の再生時間、価格はおよそ24.000円。まさに、ハードディスクと共に進化してきたiPod Classicだったわけです。

iPod、そしてこれに続く数々のMP3プレイヤーの登場によって私自身の音楽リスニング環境に導入されたものはのデジタルフォーマットの音楽と大量の音楽ライブラリー。歌詞カードやミュージシャンのクレジットを見ながら音楽を楽しむようなことは疾うに忘れ、部屋中に散らばっていた数々のCDをmp3フォーマットに変換していたことを思い出します。部屋がさっぱりした分、音楽1曲に対する思い入れが下がってしまったのもこの頃からだったのかもしれません。

iPod Classic の生産中止の理由には一部の部品を入手することができなくなったということが挙げられていますが、おそらく、時代がハードディスクからSDDに移行する中、iPod Classic で使われていた1.8インチのハードディスクを生産する人はもういなくなってしまったということなのでしょう。

昨日行なわれたWSJD EVENT にて、ティムクック氏が語ったと所によると、アップルはこの立派なデバイスをリデザインする価値はもうないと感じているそう。これはアップルの正式なipod生産中止の発表ととっていいでしょう。

ある一時代の幕切れはある一時代の幕開け。私個人はSpotifyのような音楽ストリーミングサービスよりもアナログレコード回帰の傾向がやや強くなってきているところではあります。

 

via The Verge

 

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SyntheMuseum はドイツの音楽雑誌からのシンセサザイザーの広告だけを集めたサイトです。特に80年代、海の向こうでドイツのミュージシャン達も私たち日本人と同じように胸をときめかしていたのでしょう!!

SyntheMuseum

 

 

 

 

 

40 周年を迎えたというヤマハのシンセサイザー。現在公式ホームページには「ヤマハシンセサイザー発売40周年記念サイト」が特設されています。

「ヤマハシンセサイザー40年の歴史」は、年代ごとの商品、技術、時代背景などを振り返りながらシンセサイザー開発の歴史をひもとく読み応えのある内容。第一章「ヤマハシンセサイザーの原点」では、1974年のヤマハシンセサイザー第一号機「SY-1」発売から80年代前半まで、日本の高度成長期に伴うアナログシンセサイザーの開発の時代について特集されています。

1974年からのヤマハのシンセヒストリーが一目で分かる「シンセ年表」では、海外だけで発売された珍しい製品も含め、40年の間にリリースされた全てのヤマハシンセサイザーを確認できます。関連画像のリンクや製品カタログのPDFも付いており、ヤマハファンならばブックマーク必至の内容です。

また、40周年を記念してヤマハのいくつかのiOSアプリが無料セールを実施中。おすすめは、Mobile Music Sequencer

とはいってもシンセファンが本当に見たいものはヤマハ・ヒストリーではなく、新しいヤマハのアナログシンセサイザー、もしくはアナログシンセサイザーに変わる何か新しいものなんですけどね。

 

 

 

 

 

1960年代のハイテク鍵盤楽器メロトロン。鍵盤を押すごとに磁気テープが回り音が再生されるという、今で言うサンプラーの元祖のような楽器。テープは8秒ほどの長さのものだったのでそれ以上長く音を伸ばせることができなかったり、本体の重さはおよそ150キロ、メインテナンスの難しさなどから、楽器としては時代とともに衰退していってしまったわけですが、その音色のもつ「味」は永遠、やはり「ストロベリーズフォーエヴァー」なわけです。

その後多くのサンプルライブラリーがメロトロンを題材にしたり、E-MU Vintage Keysなどサンプラーモジュールが発売されるなど、リアルに近いメロトロンサウンドを手にすることが簡単になった今日この頃ですが、Mike Walters氏が目をつけたのはなんとウォークマン。

DIYメロトロン Melloman mk2 はメロトロンと同様、14個のテープレコーダーを内蔵、鍵盤を押さえるごとにテープレコーダーが回る仕組みになっています。コントロールパネルでは各テープのピッチを調整可能。テープに収録したサウンドはMike Walters氏の奥さんの声とPolymoogなのだそう。おお、リズムマシンも付いてますねー。どのようなサウンドになっているのかは下のビデオでチェックしてみてください。

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