日本人が普段見慣れている「回転寿し」、でも外国人がこれを見ると全く違うインスピレーションを受けるようです。例えば、回転レーンをシーケンサーにしてみるとどうなるのか?というRed Bull Music Academyによるエピソードビデオ。Native Insteruments によるテクニカルサポート、そしてビデオにはTokimonstaとJust Blaze がフィーチャーされています。
レーンの上に設置されたカメラが、回転皿の色を識別。それぞれの色に割り当てられたNI Maschine のシーケンスパターンやエフェクトがトリガーされる仕組みになっているようです。おそらく以前みたことがある「レゴシーケンサー」と同じ仕組みなのでしょう。
実際の効果の方はいまいち見て取ることができませんが、音楽と回転寿を合体させるアイデアは新しいエンターテイメント系レストランとなる可能性がなきにしもあらず?
みそ汁が出てきたらブレーク、大トロが出てきたらピークタイム、そんなドラマがあっても良かったかもしれません。
Native Instruments はMaschine のソフトウェア、バージョン2.2 のリリースを11月に行なうとのアナウンスをしました。Maschine 2.0 ユーザーは無償でバージョンアップを行なうことができる予定になっています。また、Maschine 1.0 ユーザーで、かつ10月に発売予定のKOMPLETE 10、KOMPLETE 10 ULTIMATE、KOMPLETE KONTROL Sシリーズのレジスターを行なったユーザーもMaschine 2.2 のダウンロードを無償で行なうことができます。
Maschine 2.2 では特にインストゥルメントを演奏する機能が強化され、スケール・コード・アルペジエーター機能が加えられています。KOMPLETE との統合も以前よりも進み、同じく10月に発売予定されているKOMPLETE KONTOLキーボードからでもMaschineをコントロールできるようになっているのが大きな注目点です。
そうなれば、MaschineからKOMPLETEの音源を演奏するのも当然たのしくなるわけですし、MaschineコントローラとKOMPLETE KONTROLキーボードを二つ並べて演奏するような光景が頻繁に見られるようになるのかもしれません。
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レゴと音楽作りの相性はピッタリのようです。現在バルセロナで行われているSonar Music Festival Music Hack Day 2014 ではレゴを使ったフィジカルシーケンサーLego Techno 2.0 が注目を集めているようです。
Lego Techno 2.0 はレゴブロックの配置によってシーケンスパターンが作られ、透明のタイルのようなものを動かすとパターンを変えることができるようです。ウェブカメラによってこれらの動きが読み取られ、OSCとMIDI 信号が作られます。
MIDI信号はMaschineソフトウェアとArduinoに送られ、CVに変換した信号によってittle bits のシンセキットをならしているようです。また、OSCは別のコンピューターに送られ、ビジュアルを作っているようです。
Native Instruments のディベロッパーらによって制作されたナイスなハッキング。
⬇️のビデオはストックホルムで行われたMusic Hack Day の模様ですが、こちらのLego Technoはエフェクター操作も可能のようです。
Native Instruments のiOSアプリiMaschine が初めてリリースされたのは2011年の11月。2トラック分のドラムパッド+2トラック分のキーボードトラックを使ってグルーブ製作を行うことが出来るアプリ。
電車の中で気軽にビートを作ったり、携帯サンプリングマシンとして簡単にレコーディングすることができるなかなか重宝するアプリです。しかも、ここで作ったビートを本家Maschineにトランスポートすることもでき、スタジオに行ってから本格的に作り込みに入ることが可能です。
これがどういうわけかリリースされてから一度もアップデートされず、半ば見捨てられていたかのように思われていたアプリではあったのですが、本日iMaschine の初のバージョンアップバージョン iMaschine 1.1 がリリースとなりました。
新しいバージョンではiPadにも最適化され美しい画面で操作することができるようになりました。iTunesに入っているトラックからサンプリングすることができるようになったり、XYパッドを使ったエフェクター操作も可能になっています。
もうひとつのiMaschine 1.1 オフィシャルビデオはJamie LidellとQkidzのコラボレーション。見てるだけで愉快になれるナイスなビデオ。
バージョン1.1 の新しい特徴
- iPadワークフローの最適化
- iTunesからのサンプリング機能
- 無償の「Quantum Collection」サウンドパック
- ミキサーページのXYパフォーマンスコントロール
- スワイプによるリドゥー・アンドゥ
- GUIの向上
- 強化されたサンプリング編集機能により調節可能となったスタート・エンドポイント
- iPhone5 スクリーンサポート
- メトロノームオンオフスイッチの装備
App Store にて¥500
Native Instruments のMaschine。昨年末にMaschine Studioという大型ハードウェアコントローラがリリースされ、これに伴いMaschine ソフトウェアもバージョン2.0 に大きくアップグレードしました。このアップグレードしたソフトウェアがマルチコアプロセッサに対応したことにより、Maschineの動きが劇的に向上したのは記憶に新しいところ。CPUにかかる負担は激減、ライブセットを組む際の悩みの種がかなり解消されました。
さて、そんなMaschineソフトウェアのバージョン2.1が先週リリースされたばかり。
このバージョン2.1 のハイライトとなるのは、Maschineドラムシンセに新しいキックサウンドが加わったことです。そして同じくドラムシンセの「シェイカー」に自動演奏機能が付いたことですが、これらのことに関してはNIのホームページを参考してみてください。
http://www.native-instruments.com/jp/maschine-groove-production/new-in-maschine/?content=2694
Maschine 2.1 は劇的なアップデートといった感じではないのですが、Maschineを使い込んでいる人にとっては便利と思われる機能が数多く搭載されています。今日はそのうちの幾つかを紹介してみたいと思います。
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