Native Instruments Maschineの拡張音源シーリーズ「Maschine Expansion」の第10弾となる「Helios Ray」を試してみました。

この「Helios Ray」はコズミックがテーマになっており、ヒップホップ、ブロークンビーツ、ハウス、ディスコ、ニュージャズ、ラテン、などの要素を含んだサウンドが収録されているとても興味深い音源です。ではまずはNIによるデモトラックを聞いてみてください。

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およそ5年ぶりのメジャーアップグレードとなる Native Instruments のBattery 4 が先週リリースになったばかり。このBattery というソフトウェアが初めてリリースされたのはもう10年以上も前のことで、当時のバージョンには20キット(600MB)の音源しか付属していなかったことや、とても平坦だったインターフェイスを今見てみるとなんとも微笑ましい気持ちになります。

Batteryはエレクトロニック音楽の制作に特化したサンプル・リズムマシン・ソフトウェアで、同じ Native Instruments からリリースされている Maschine が「 リズムパターンを作ること」に焦点が当てられているのに対して、Batteryは一つ一つの「音源を細やかにエディットすること」に焦点が当てられています。今回のバージョンでは新しい70のキットの追加、バスシステムの追加、新たにデザインされたユーザーインターフェイス、新しいエフェクターの搭載など、大幅な改造がされたBatteryはよりパワフルに、より洗練されたソフトウェアに進化しています。

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昨日Native InstrumentsのKomplete 9がリリースになりました。注目されているのはサンプルドラムマシンBatteryのニューバージョンであるBattery 4とReaktor専用のモノフォニックシンセサイザーMonark。

特にMonarkのようなアナログシンセサイザータイプのシンセサイザーを操作するときにマウスを使うよりもコントローラのツマミを回した方が使い勝手はいいもので、その点、同じNIのグルーブマシン Maschineのコントローラを使ったMonarkの操作はかなりいい具合になっています。

MaschineのブラウザーからはMonarkのプリセット音源を直接読み込むことができます。Maschineに読み込んだサウンドはパッドを使ってすぐに演奏することができます。さらに嬉しいのは、Maschineコントローラに並ぶ8つのツマミにはMonarkの重要とされるパラメーターがすでにアサインされているので、フィルターをグイグイと回すようなアクションもすぐに可能になります。確かに8 つのノブだけでは足りないと思う気持ちはあるのですが、その感触は素晴らしく、本物のアナログシンセをさわっているかのような気分になります。またMaschineのNote Repeat機能を使ってMonarkを演奏するのもアルペジエーターを使っているかのようで楽しいです。

Batteryはリズム音源のパワフルなエディットに焦点が置かれているソフトウェアで、リズムの制作に焦点が置かれているMaschineとはコンセプトの異なる製品。MaschineからBatteryのキットを直接ブラウズし、読み込み、演奏することは可能ですが、MaschineコントローラからBatteryのパラメーターをコントロールするとなるとセッティングが必要となり、完全な「統合」とはいいがたいところです。MaschineのパッドからBatteryのキットのセルを選択することもできません。Battery 4にはオンライン・タイムストレッチ機能やサイドチェーン機能が追加され、特にこの二つの機能はMaschineユーザーが渇望している機能。二つのソフトウェアがなぜもっと賢い方法で統合できないのかちょっと疑問を感じてしまいます。

でもMaschineユーザーは嬉しいKomplete 9へのクロスグレードのお知らせ。MASCHINE owners can crossgrade to KOMPLETE 9  $399 / 399 €

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Native Instruments Maschine専用の拡張音源Expansionシリーズの第9弾 Electrice Vice。ジャンル的にはエレクトロハウスに焦点がしぼられており、コンプレッサーがかけられたリズムサウンドやアグレッシブなリードサウンドが多く収録されています。34のドラムキットと146のリズムパターンをMaschineのシーケンサーで上手く組み合わせることで  ”今のエレクトロハウス”が必要としているファットでグルービーなトラックを素早く作ることができてしまいます。クオリティもそのまま使えるレベルです。

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ホーンセクションの音をキーボードで表現することはとても難しく、ピアノのような音とは違い、どうしてもリアリティに欠ける音になってしまいがちです。もちろん本物の音をレコーディングすることが正しいこと分かってはいるのだけれどそんな予算はなく。また、すでに多くの高品質なサンプル音源もリリースされていますが値段が張りすぎることでなかなか手を出しにくいのが現状だったりします。
Native InstrumentsがリリースしたKontakt専用ライブラリーSession Hornsは4本編成のホーンセクションサウンドが収録されたサンプルプレーヤーで、トランペット×2、トロンボーン、テナーサックスのアンサンブルサウンドを簡単にアレンジ・演奏することができるようにデザインされています。アーティキュレーション機能を使い分けることで管楽器特有の奏法を再現することができたり、Animatorという自動演奏機能により収録されているフレーズを組み合わせながらホーンセクションのフレーズを演奏することができたりするなど、DAWソフトウェアで本物に近いホーンセクションアレンジをするための機能が搭載されています。

 

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Native Instrumentsは11月26日までの感謝祭スペシャルオファーを実施中。

Kompleteオファー DAMAGE、EVOLVE、PREMIUM TUBE SERIES、THE GIANTを含む50種類以上のKOMPLETE Instruments and Effectsを半額で提供

Maschineオファー 全てのMASCHINE EXPANSIONSが半額 iMASCHINEは85円!

Traktorオファー TRAKTOR PRO 2は半額、3900円!

 


 

特に見逃していた人にお勧めなのがiMaschine。ご存知MaschineのiOSバージョンであるiMaschineなのですが、Maschineのドラムキットを使いドラムパターンを打ち込むことができるのはもちろんのこと、iPhoneマイクを使ったサンプリングを行うことができるので、外出先でのとっさのサンプリングチャンスも逃すことなくキャッチすることができ、とても便利。iMaschineで作ったプロジェクとはiTunesを経由してコンピューターにエクスポートすることもでき、Maschineユーザーにとってもそうでない人にっともシンプルに使えるアプリ。

しかしどういうわけかアップデートが滞っているiMaschine。Audio/CopyやMIDI機能、もしくはサンプルのスライス、せめてサンプルのスタートポイントとエンドポイントの設定ができれば良いのですが。

iMaschineはApp Storeにて¥85

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