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今日は909の日。ローランドは9月9日から10日にかけて、30機種以上の新製品を世界8年から発表していく「The Future. Redefined〜Unleash Your Creativity」という24時間のオンライン楽器フェスを開催中。イベントの模様はストリーミング放送を通じて公開されます。

http://tfr.roland.com/jp/?utm_source=08-24_tfr&utm_medium=email&utm_campaign=info_tfr_20160824

 

その先陣を切って発表されたのが、ローランドとDJソフトウェアメーカーの大手Serato (ニュージーランド)の共同開発による『DJ-808』です。DJ-808は、DJコントローラとドラムシーケンサが一体化したSerato専用のコントローラ。コントローラ部には4チャンネルミキサー、ジョグホイールx2、ボーカルエフェクト、16ステップのシーケンサを搭載。その他、接続端子にはAIRA専用のUSB Linkポートx2、“高品質“マイクインプット等を搭載。“高音質“マイクインプットを通したサウンドはボーカルプロセッサVTにつながり、EQ、ピッチ、リバーブ、フォルマウント、ダッキング、ピッチシフトなどの効果を作ります。

ドラムシーケンサTR-Sにはローランド社のAnalog Circuit Behaviorによるサウンド(TR-808、909、707、606のキック、スネア、ハイハット、クラップのサウンド)つまりはAIRA TR-8のベストサウンドが搭載されます。シーケンサは16ステップで、Seratoとのテンポ同期またはスタンドアローンでの使用が可能とのこと。

DJ-808は2016年10月発売、価格は1499ユーロ

 

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ROLAND

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Native Instrumentsは本日、楽曲制作&パフォーマンスシステムMASCHINEの新機種となる『MASCHINE JAM』を発表しました。

MASCHINEは、ソフトウェアとハードウェアコントローラが一体化したグルーブマシンです。制作にもパフォーマンスにも使えるMASCHINEは、2009年に初代機種が発売されて以来エレクトロニックミュージックにおける重要機材の一つとなっています。

今日発表になった『MASCHINE JAM』は、これまでのMASCHINE STUDIO、MASCHINE mk2、MASCHINE Mikroで見られたAKAI MPC的なワークフローとは一線を画し、8×8=64個のクリックパッドと8本のタッチストリップ・スライダーを搭載した新デザインのコントローラで、これまでとは違う角度からMASCHINEソフトウェアをコントロールします。

コントローラは新デザインですが、ソフトウェアはこれまでと同じMASCHINE 2 ソフトウェアを使います。こういった新製品の開発も業界初の試みなのではないでしょうか。

MASCHINE JAMにはハードウェアコントローラ、MASCHINE 2ソフトウェア、KOMPLETE 11 SELECT、コントローラを斜めに傾けることができるマウントスタンド、USBケーブルが付属し、価格49.800円。発売は9月26日から。

 

 

 

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ドイツ・ベルリンの有名テクノデュオMouse on Marsが主宰するiOSアプリレーベルMoMinstrumentsが、WretchUp(エフェクタ)Elastic Drum(ドラムマシン)に続く新しいアプリfluXpadをリリースした。

fluXpadは絵を描きながらパターンを作り、ジャミングを楽しめるグルーブボックスだ。通常のドラムマシンで使われているグリッドベースのシーケンサとは違い、絵を描きながらパターンを作るので、クオンタイズやスケールに縛られずに、気軽に遊び感覚でフレーズ/パターンを作れてしまう。シンプルな操作性も魅力の一つだ。

 

 

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iPadで音楽制作をしている人なら大概は知っているであろう、iOSシンセサイザーAnimoogがアップデートバージョン2.4をリリースした。iPad Proに最適化されたことで、グラフィックやレイアウトがシャープになったのはとても気持ちがよい。でも今回のバージョンで特に注目したいのは、iPad Proの重要アクセサリiPad Pencil に対応したことで、これが侮ることなかれ、かなりイケているのだ。具体的にはAnimoogのキーボードが、ペンの圧力と、ペンの傾きを感知し、ベロシティやアフタータッチ、モジュレーション操作ができるようになる。しかもとても精密。指タッチでも同様の操作はできるが、ペンを使えばもっと痒いところに手がくような、ピンポイントで的を狙っているかのような、そんな操作ができる。もちろんスタイロフォンや、学研のアナログシンセSX-150ユーザーが愛するあのビブラート奏法も可能だ。強いて問題はといえば、ペンは一本だけなので単音の操作しかできないことで、和音の操作をするには複数のペンが必要になってしまうことだろう。

 

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Animoog 

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第2次ボコーダーブーム、というのかどうかは知りませんが、2000年初頭にダフトパンクが「One more time〜♪」なんて歌っている頃に、無性にボコーダーが恋しくなり、このmicro KORGを手にしたものです。あれから15年(くらい)経ちました。

本日コルグが発表したmicroKORG Sは、2002年に発売されたmicroKORGのリニューアルバージョンです。新しいmicroKORG Sはスピーカを内蔵、メモリを倍増、新しいプリセットが加えられています。内蔵スピーカシステムにはウーファーも搭載され、鍵盤を弾きながらその振動を感じられるといいます。携帯性にも優れたmicroKORGなので、海で山で車でスタジオで大音量で活躍してくれるに違いありません。

デザインもリニューアル。白のボディには木の耳(サイドウッド)が取り付けられ、洗練されたイメージが漂います。お値段の方はちょいとばかり太ってしまった(60.000円)ようですが、実機を見てから生の印象を報告させてもらおうと思います。9月下旬発売!

 

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コルグの大人気シンセVolcaシリーズに新しいメンバーが加わります。今回のVolcaはアナログキックに特化したVolca Kick。

新しいVolca Kickは、アナログオシレータ、レジェンドMS-20直系のアナログフィルター回路、新機能Touch FXなど魅力あふれる機能がズラリと並び、図太いキックからタム、パーカッシブなサウンドを作りことができます。シーケンサーを使いベースラインを作ることもできますが、サイン波のようなオシレータは搭載していません。

特に気になるのは本体中央、白い線で囲まれているMS-20 RESONATORセクション!かつてのアナログ技術を現代的な視点でアレンジするVolcaスピリットは今回も健在のようで、Pitch、Bend、Timeという3つのパラメータでどのような音作りができるのか楽しみです。

キックだけ?と聞くとなんだかとても地味な印象も受けますが、キックサウンドだけで50%以上は決まってしまうと言っても過言でないエレクトロニックやダンスミュージックの制作でキックの音を良くすることは最重要課題。アナログ、しかもキックだけにこれだけの機能がそろっているのは素晴らしい贅沢なのです。

 

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