ローランドは、1980年代の名機Jupiter-8、Juno-106、Jx-3PをモデリングしたコンパクトモジュールBoutiqueシリーズ3種を公式に発表しました。http://www.roland.co.jp/promos/roland_boutique/
Boitiqueの3機種、JP-08、JU-06、JX-03の詳細は、先月すでにリーク情報が出回ってしまいました。その情報はほぼ確かだったようで、各モジュールはステップシーケンサーを搭載、電池駆動、スピーカー内臓、モジュールは複数台のチェーン接続が可能でボイスの数を2倍、3倍に拡張できます。オプションとしてミニキーボードK-25mが用意され、モジュールとドッキングすることが可能です。発売は今月からとなっています。
まずはプレビュービデオを見て、サウンドの方を確認しておきましょう。
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サイズが幅300mm 奥行き128mm 高さ46mm、重さ950g、思った以上に小さいですね。ブックサイズだそうです。
シーケンサー
「Start Something」と題し、10月1日に新しい製品を発表する予告をしている英Novationですが、またしてもリーク画像が出回っています。「多大なインスピレーションを与えてくれる作曲ツール」とのことですが、この広告展開はAbleton PUSHのリリース当時を思い起こさせます。詳細は数時間後にわかります。下のビデオはすでに公開されているStart Somthing 予告編です。
特に最近、シンセサイザーの解説やレビュー記事(英語)を読んでいるとdirtyとかGrittyとかGrimyとかMuddyとかいう形容詞をよく見かけるのですが、これは音楽制作環境がデジタル化したおかげでクリーン過ぎるサウンドが主流になってきてしまっていることへの反動なのでしょう。でもERDユーロラックシリーズERD/ERD(Earth Return Distortion)モジュールは本物のダーティサウンドなのかも。
ERD/ERDモジュールには本物の土を入れる容器が装備され、土の電気抵抗を使ってオーディオ(CV) 信号に歪みや増幅を加えることができます。では土が湿っていれば音が変わるのか?砂だったらどうなるのか?ミネラル成分は多いほうがいいのか?もうほとんど科学の実験に近いものがありますが、何はともあれ、この発想が素晴らしいです。
下のデモではRS-95eからのサイン波がERD/ERDによってモジュレートされています。
165ユーロ、10ユニット限定
まもなくリリース予定のローランドのBOUTIQUEシリーズの情報がリークしています。BOUTUQUEシリーズは1980年代のアナログシンセサイザーJupiter8、Juno-106、JX-3Pをモデリングしたポリフォニックシンセサイザーです。
リーク情報によると、BOUTIQUEシリーズはK-25mキーボードユニット(オプション$99)とドッキングできるデスクトップ型モジュールとのこと。それぞれのモジュールには16ステップのシーケンサーを装備、ピッチベンドとモジュレーションホイールはタッチストリップ型となっています。
2台のマシンをチェーン接続することができるようで、たとえば4ボイスのJX-03を連結して8ボイスにするようなこともできるようです。
そのほか、電池駆動可能、USBバスパワー、USBオーディオインターフェイス内蔵など。
価格はJupiter 8 ($399) / Juno 106 ($299) / JX 3P ($299) 、もし情報が正しければヒット確実ですね。
とはいえ、まずは公式発表を待つことにしましょう。
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