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ハードウェアシンセメーカーMFBがまもなくリリースするという2種類のミニドラムマシン、TanzmausとTanzbär。どうやら909/808ライクなアナログドラムマシンとなるようです。これまでのMFBとは違うすっきりとしたデザインも好印象です。Tanzmausのデモサウンドを聞いたらもっとキュンとしてしまうかも。

 

MFB Tanzmaus – first loop;)

MFB

 

 

 

websyn

 

ディベロッパーNikolay TsenkovはWebブラウザーで動くシンセサイザーViktor NV-1 を公開しました。NV-1 はChromeまたはSafariから開くことができます。iOSとAndroid版ChromeとSafariからでも開きますが、操作するにはやや面倒がかかります。

ブラウザーChromeを使った場合MIDIキーボードを使って演奏することも可能です。その場合の手順として、まずMIDIキーボードを接続してからブラウザーを起動する必要があります。Chromeはバージョン43からMIDI APIを正式サポートし、MIDIコントローラからの操作が可能になっています。

NV-1を実際に試してみると、Webブラウザーのシンセサイザーとは思えなないクオリティを感じます。MIDIキーボードで演奏してみてもストレスを感じることはありませんし、ピッチベンドもモジュレーションホイールを使うことができます。

物は試しにNV-1 を3つほど同時に開いてみたのですが、3つほどならばレイヤーサウンドを作ることができてしまいます。5つになるとコンピューターのファンが急旋回し始めます。さすがに5つはキツイようです。

本格的な音楽制作として使うのはまだまだ先の話なのかもしれませんが、新しいシンセサイザーの形としての可能性を十分に感じます。

それではこちらのリンク先よりお試しください。

Viktor Nv-1

 

 

 

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Conductr-on-iPad-Brandl-Ergonomic-mode

 

Ableton LiveとNI TRAKTORをコントロールするiPadアプリ「Conductr」のバージョン2.1がリリースされました。開発はスペイン拠点のPatchworksです。

iPadを使うコントローラアプリは数々とありますが、Conductrはユーザーが必要な機能だけを集めコントローラをレイアウトすることのできるアプリです。見ての通り、色使いやデザイン性も素晴らしいです。

Conductr 2.1 ではAbleton Liveのためのドラムパッド・モジュールBrandlが追加され、Ableton Liveに立ち上げたDrum Rackをリモート演奏することができるようになります。Brandlには2つのモード(パッドモードとエルゴノミックモード)があります。パッドモードはよくある4×4のMPCタイプのパッドを使うモードです。もう一方のエルゴノミックモード(画像上)では、ユーザーの指使いに合わせiPadのスクリーンが5分割され、それぞれのエリアにアサインしたドラムインストゥルメントを演奏できるようになります。

 

 

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VisitMoog

 

 

先日米国シカゴで開催されたシンセ・コンヴェンションKnobcon にて、シンセメーカー・モーグは次の新製品はユーロラックモジュラーシンセMOTHER 32 となることを発表しました。Knobconのモーグ展示場にはMOTHER 32のプロトタイプが置かれてはいたそうなのですが、来場客は一切の写真やビデオを撮ることが禁じられていたとのことです。

Synthetopiaが公開しているスペック表によると、MOTHER 32 はデスクトップラックの中にユーロラックサイズのコンポーネントが複数収納されたシンセサイザーで、オーディオやCVやシーケンサー制御のためのパッチポイントが32箇所あるとのことです。

注目したいのはシーケンサーが内蔵していることです。シーケンサーは32ステップ、各ノートに対してパラメーター(レングス、アクセント、グライド)コントロール可能で、64までのシーケンスパターンをセーブ可能。

モジュラー界のモンスター、モーグがユーロラック界に参入! といっても正直なところあまり驚きはありませんが、モーグが身近な価格の製品をリリースしてくれるということが良い意味で驚きです。

詳細はまもなく発表。価格$599、10月1日販売開始。

 

Moog

 


ns1

 

ユーロラックモジュラーシンセは1960〜70年代のタンス型システムほどは大きくありませんが、それでも自宅スタジオに設置するには十分なスペースが必要です。(お金も忍耐も必要ですが。)Soundsmachinesが間もなくリリースするNS1 nanosynth は最小限のスペースで音楽実験できる世界最小のモジュラーシンセかもしれません。

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hologram

 

Sinevibes が新しいAUプラグインソフトウェアHologram をリリースしました。Hologram はインプットした音を全く別の音に作り変えてしまうエフェクターで、「シンセシス」と呼ばれている手法が使われています。たとえばドラムループにこのエフェクトかけてみると、リズムパターンは同じなのですが、思いもしなかったような不思議なシンセサウンドに作り変えられます。

インターフェイスには64バンドまでのスペクトラム・アナライザーが表示され、このバンド数を変えると音数が増えたり減ったりします。さらに2つのモジュレーション・セクション、各モジュレーションには8つのLFO波形やChaos、lagなどのパラメーターがあり、ちょっとした音階のあるパターンであったり、複雑怪奇なサウンドを作れたりもします。エフェクターのようでシンセサイザーのような不思議なエフェクター。

 

 

いつも通りの退屈なドラムパターンにこのようなエフェクターを使うときっと面白いはずです。サウンド的にはiOS アプリImpaktor に似ているかも。まずはデモ(数秒おきにノイズが入る)を試してみてください。

Hologramの価格は29ドル

 

Sinevibes