昨日の新MIDIキーボードコントローラLaunchkey Miniの発表に続き、本日、Novationは小型コントローラLaunch Controlの発表を行いました。Launch Controlは16個のノブと3色に光るパッドが8つ備わった小型コントローラ。Launch Padと並べて使うことでAbleton Liveやの強力なコントロールシステムを構築できるほか、iPadとの接続によってNovationのフリーアプリLaunchPad Appのミキサーコントローラとして完全統合。クラスコンプライアントUSB対応なので、ドライバーのインストールは不要、主要DAWソフトウェアのミキサーコントローラとして即使用することも可能です。

Novation LaunchPadが初めてリリースになったのは2009年。Ableton Live使うミュージシャンのためのパフォーマンスツールとして注目をあつめ、YouTubeでの「コントローライズム」というムーブメントを作るきっかけとなったコントローラ。M4sonic、Madeon、Gotyeなどのアーティストはその代表格。

LaunchPadは64個のパッドが備わったコントローラで、欠点と言えば、通常ノブやフェーダーを使いたくなるようなボリューム操作においても縦8つのパッドを使わなければならなかったというところ。今日発表になったLaunchControlのノブを使えばこれまでにないスムーズなボリュームコントロールやエフェクターのコントロールが可能になるわけです。

 

 

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イギリスのテクノユニットBlack Dogのメンバーが設立したMachine Werks。長年のエレクトロニック音楽制作現場に携わる経験を生かした、シンセサイザー・コントローラの製作を目指す新しい会社。そんなMachine Werksの第1弾製品となるのがMIDIコントローラ CX X51。28個のノブ、7本のスライダー、4×4のLEDライト付きボタンが装備され、アルミ製ボディに包まれた剛健な作りになっています。

現在CX x51はクラウドファンディングKickSterterで出資者を募集中。このコントローラの完成だけではなく、英国内ですべてのパーツを集め、組み立てる、ピュアなMade in UKコントローラを作るのが彼らの目標のようです。目標金額は£27,000(およそ4,193,055円!)、£275 (およそ42,700円)の出資でこのユニットを1台手にすることができる!

 

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今やWindows 8が搭載されているタブレットやタッチパネル搭載PCは多く発売されています。例えばWindows Surface Proはintel core i5 CPU、10.6インチスクリーンが搭載され、これまで使ってきたWindowsのソフトウェアをそのまま使える上に、USBポートにMIDIキーボードを接続することができるなど、iPadとはかけ離れた素晴らしい柔軟性を備えています。

そうはいっても10.6インチのスクリーンでAbleton LiveやCubaseのようなDAWソフトウェアを操作するのはさすがに億劫ではあったりするわけですが、一方では27インチタッチスクリーンタブレットも存在するなど、Windowsタブレットの選択の多さはディベロッパー泣かせといったところではあるに違いないのですが、このタッチ式操作に見合ったWindows 8のアプリ製作は急がれているに違いありません。

そんな中、昨日Image LineがリリースしたFL Studio Grooveはこの「タッチ式操作」に焦点を当てたシーケンサーアプリ。

 

 

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Novationが昨日発表したLaunchKey Miniは、25鍵のキーボード・16個のドラムパッド・8つのノブ・7つのファンクションボタンが備わったウルトラコンパクトなMIDIコントローラ。カラフルなパッドはベロシティにも対応している。

コンピューターと接続だけでなく、iPadとの接続も可能になっている。電源はUSBよりバスパワー供給されるので、外出先のカフェでも公園でもタクシーのなかでも気軽に(?)使えるところが大きな特徴。

 

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ノリに乗ってるCubasis for iPad。Cubasisユーザーフォーラムによると、間もなくバージョン1.6がリリースされるとのこと。今回のアップデート内容は、、
– 24 bit
– 96 kHz
– マルチオーディオアウトプット (マルチアウトプット対応のオーディオインターフェイスが必要)
– その他いろいろ

遂にCubasisも24bit/96kHz でのレコーディングが可能になるというではありませんか。ま、そうはいってもまだiPadに対応しているオーディオインターフェイス、しかも24bit/96kHzレコーディングに対応しているオーディオインターフェイスなんてそう多くは出回っていないような気がするのですが、思い当たるものだけピックアップしておきます。

Apogee Quartet

Apogee Duet

Apogee One

Focusrite iTrack solo

Pre Sonus Audio Box 44VSL

FireFace UCX

FireFace BabyFace

 

 


ビンテージドラムマシンといってまず思い浮かべるのはRolandのTR-808やTR-909。外国人のテクノミュージシャンと話をしていて大概話題になるのがこの辺りなんですが、日本産のマシンがこれほどまでに世界的に評価されているのは本当に素晴らしいことだと思うのですが、しかし考えてみるともう10年近く、いや20年近くも同じ話題を繰り返しているのかと思うと辟易とした気持ちにもなります。ではどうしてTR-808 mk2のようなものが作られないのか?というのは消費者としての単純な疑問ではあるのですが、「アナログ」という過去のテクノロジーには振り返るべからずという企業方針が存在することも一つの事実のようです。 そんな中、「日本メーカーKORGがアナログドラムマシンを発表」というニュースが飛び交ったのは今年2月に行われたドイツ・Musikmesseでのこと。復刻版とは違い、「Volca」というこれまでのKorg製品とは打って変わったユニークなネーミング、それも2万円を切る値段ということで世界中のテックフリークが驚嘆したのは記憶に新しいところです。そして遂に6月下旬に遂に発売となったVolca Beats。はたしてVolca Beatsとはどのようなドラムマシンなのでしょうか?!

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