もうすぐNAMMということで様々なリーク情報が出回り始めています。まずはコルグから。ファン念願のアナログ・ポロフォニックシンセサイザーが投入されるようです。名前はMinilogue(ミニローグ)、4ボイスのアナログシンセで、ユニゾンモードやポリモードのほか、8ボイスで発音することも可能のようです。フロントパネルには41のコントロールノブを装備、その他小型オシロスコープや、16ステップのシーケンサーも装備しています。シーケンサーは4つまでのパラメーター・オートメーション入力が可能とのことです。

miniと言うくらいですからミニ鍵盤搭載なのでしょうか?それともMiniMoogへのオマージュなのでしょうか?スェーデンにminilogueというナイスなテクノデュオがいたことも思い出します。果たして価格は?!

NAMMは今月21日から始まります。公式発表が出次第、また詳しくお伝えします。

 

 

 

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昨年末、Abletonはデバイス間のタイミングをワイヤレス・ネットワークを介して同期するテクノロジーLinkを発表しました。複数のAbleton Liveの同期だけではなく、Link対応のiOSアプリ間での同期も行うことができる技術です。Ableton Liveに搭載するLinkはまだベータバージョンの段階で、一般に公開されていませんが、Link対応のiOSアプリはすでにいくつかリリースされています。私もいくつか試していますが、正直言って大満足です。驚かされるのはそのタイミング精度の良さ、そして設定に全く手間がかからないことです。

これで Ableton LiveとiOSアプリの同期問題はほぼ解決です。ではハードウェアも使ってセッションしたい場合はどうしたらよのでしょうか?

新しくリリースされたLINK TO MIDIは、ハードウェア機材にAbleton Link機能を加える無償iOSアプリです。iPhone/iPadをMIDIクロックに対応するハードウェア機材に接続することによって、ハードウェアもLinkセッションに参加できるようになります。

接続には適切なMIDIインターフェイス(カメラコネクションキット、iRig、iConnectivityなど)が必要となります。まずはAira TR-8を使ったデモンストレーションビデオをどうぞ。

 

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Syntedonというディベロッパーが、Webブラウザー(Chrome)からAira TR-8やNordLead 2Xを操作できる MIDIエディターを公開しました。ブラウザーChromeで立ち上げたエディターはコンピューターと接続してあるMIDIインターフェイスと通信し、エディター側とハードウェア両方向からの操作が可能になります。

TR-8にしてもNordLeadにしても、十分なつまみが付いているハードウェアなので何故コントローラが必要なのか?と気がしないでもありませんが、言いたいことは、最近ではWebブラウザー(Chrome)をベースにして独自のエディターやMIDIアプリを作ることが可能になってきたということで、ChromeがWEB MIDI APIを採用してからこの動きはさらに顕著になってきました。

ユーザー側としては特別なソフトウェアを購入することなく、インターネットとブラウザー(Chrome)さえあれば無償で使うことができるのは画期的といえます。アンドロイド・スマートフォンからの利用もこの先できるようになるとのことです。

MIDIが古くなった、とささやかれることが多い今日この頃ですが、WEBベースのMIDIが、何か新しい展開を作ることもなきにしもあらずという気がするのは私だけでしょうか?

 

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昨年9月に行われた家電見本市IFAにおいて電撃的にアナウンスされたテクニクスのターンテーブル開発再開ですが、その詳細が本日発表となりました。

テクニクスの新しいターンテーブルの名前はSL-1200G。今年の冬のリリースが予定されています。公式HPには「ダイレクトドライブターンテーブルを再定義する」といった趣旨のステートメントが書かれています。

デザインはこれまでのSLシリーズとほとんど同じように見受けられますが、駆動モーター「Twin-Rotor Surface-Facing Direct Drive Motor」や、より繊細になったトーンアーム、そして黄銅製のターンテーブルが新しく採用され、音質の向上が強調されています。ピッチ調整は±8%もしくは16%。回転数は33.3、45、78 RPMに対応しています。

また、SL-1200Gのリリースよりも少し早い時期には(2016年夏)、テクニクスの50周年を記念した1200台の限定モデルSL-1200GAE もリリースされます。機能の違いについては定かではありませんが、プレートにシリアルナンバーが記されるとのことです。

価格の発表はまだありません。

 

Technics

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スウェーデンのソフトウェアメーカーAudio RealismのBass Lineが久しぶりのアップグレードを果たし、Bass line 3(ABL 3)としてリリースされました。ローランドTB303のエミュレーションソフトウェアとして人気を博したABL のバージョン1 がリリースされたのは2003年のこと。その後2007年にはバージョン2がリリースされ、今回およそ8年ぶりのアップグレードとなりました。

ABL 3のエンジンは大きくリニューアルされ、サウンドも大きく改善されているとのこと。新しいパターンの入力方法も加わり、昔の303のように、ステップ入力に苦痛を感じることはありません。リアルタイムでランダムにパターンを作れるランダマイザーや、オーディオファイルを検知しパターンを自動生成するオーディオアナライザーなど、モダンな機能も新装備。次世代のバーチャルTB303と言うにふさわしい、納得のプラグイン。iOSバージョンも出たらいいのに。

 

 

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最新のiPhone 6sと6s Plus は、画面をタップする指の圧力を感知する「3D Touch」という技術を搭載し、これまでの「タップ」「スワイプ」「ピンチ」といったジェスチャーに加え、画面を押し込む「peek」と「pop」という新ジェスチャーが認識できるようになっています。例えばiPhone 6sのホーム画面で、音楽プレイヤー「ミュージック」アイコンを強く押し込むと、デバイスはプルっと振動し、検索ページやRadio機能へ近道することができます。音楽制作のカテゴリーでもこの3D Touchに対応するアプリがリリースされてきたので、今日はそのうちのいくつかを紹介してみましょう。

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