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ドイツ・ベルリンのソフトウェアメーカーSugarBytesが新しくリリースしたOBSCURIUM。OBSCURIUMは早く言ってしまえば、ステップ・シーケンサー付きのシンセサイザーと言ったところなのですが、これまでの ステップシーケンサーの常識をはるかに超えるものです。数回のクリックだけで、スケールやコードパターンを作ることができたり、同時にシンセサイザーのパラメーターやフィルターもシーケンス化することで、なんとも複雑で不思議なフレーズを作リ出すことができます。作ったパターンにはモーフィングやモーションシーケンスを加え、パターンに動きを付け、さらに変形させていくことができます。さらに面白いのは、OBSCURIUMから他のVSTプラグインを音源として呼び出し、操作することができるところです。(下の画像、OBSCURIUMからKORG MS-20VSTを読み込んでみたところです)

 

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まずはSugarBytes公式HPよりデモバージョンをダウンロードして、プリセットを試してみるのはどうでしょう。鬼のようなインターフェイスにはびっくりしますが(!)、これまでのSugarBytesとは違った、オーガニックなサウンドも特徴的です。モジュラーシンセのように、偶然性に期待しながら楽しいフレーズを作ることができそうです。
この夏の要チェックソフトウェア。この後もう少し詳しく報告するつもりです。

 

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もしこれまでのステップシーケンサーやサンプルスライスに飽きてしまった時は、このipadアプリSECTOR を試してください。

SECTORの基本動作は、例えば『スライス1』から『スライス5』に50%の確率でジャンプさせる・・・『スライス3』から『スライス8』に70%の確率でジャンプさせる・・といったように、「確率」を使ってスライスのプレイ順序を決めていきます。頭で考えて操作すると相当混乱してしまいますが、そんな複雑なことでも簡単にできてしまうのがこのアプリのすごいところです。その結果、とにかく目まぐるしい限りにシーケンサーが動き、エレクトロニックならではのグリッチーなサウンドを作リ出します。

そしてこのSECTORが、先日、バージョン1.1をリリースしました。嬉しい新機能は、MIDI ClockスレーブモードやMIDIコントロールに対応したことで、これからはDAWソフトウェアからでもSECTORを操作することができます。

MASCHINEやMPCの未来はこんな感じなのかしら?と思ったりも。

 

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YouTube@MikuMiku Sputnikによる「70年代ミックステープ」。70年代の日本のポップソングをおよそ9分に及び次々とつなげていくのですが、アレンジ・ミックス・テクニックが並大抵ではありません。音質がイマイチなのが残念ですが、70年代への情熱は十分に伝わってくるのです。

 

 

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Ableton Liveは本日、アップデートバージョン9.2のリリースをしました。ユーザーは登録アカウントより無償でダウンロードすることができます。

バージョン9.2の新機能

  • レイテンシー補正 Max for Liveデバイスやサードパーティ製プラグインのレイテンシーが低下。オートメーションがレイテンシー補正に対応。
  • ワープ機能の向上 強拍検出機能は向上し、ワープ機能はより正確に。[Complex]モードおよび[Complex Pro]モードでのサウンドはよりパンチーに。サンプルの選択部分を指定の小節長さにワープすることが可能に(画像下)。
  • Tunerの追加   ギターを弾く人は嬉しいですね。
  • MAX 7 対応 Live SuiteバージョンはMAXの最新バージョンに対応。(おっと、これは要チェックじゃないですか−!)
  • PUSH  アフタータッチに対応 Liveの主要ライブラリ・サウンドの多くにアフタータッチ機能が追加。
  • PUSHのタッチストリップがモジュレーションホイールとして機能
  • PUSHの64パッドモード 64パッドすべてを使用してドラムをプレイ可能に。
  • そのほか数多くの機能向上やバグ修正など。

 

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Live9.2の新機能。サンプルの選択部分をそのままワープすることが可能に。

 

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PUSHの64個のパッドすべてを使用してドラムプレイすることが可能になった。

 

また、動画チュートリアルビデオやフィンガードラマーとして有名な Mad Zachが、コントローラPUSHの新機能(64パッドモード)をすぐに活用できる無償Rack「64Pad Lab」を公開しています。このRackには5つのDrum Rackが収録され、PUSHユーザーに限らず、Liveユーザーならば開いて使うことができます。Ableton 公式HPより無償ダウンドードできます。

またMad Zachによる解説ビデオも同時公開され、フィンガードラム・テクニックやライブパフォーマンスのためのLive 設定テクニックが紹介されます。同じ音色を様々なピッチでアサインし演奏する方法、LFOを使い音色を変えていく方法、サイドチェーンを効果的に使う方法など、Liveユーザーならば是非とも押さえておきたいテクニックです。(日本語字幕もつけてもらいたいですね。)

 

 Ableton 

 

 

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韓国ソウル市の漢南洞(ハンナムドン)地区に、アナログレコードを専門とするライブラリーMusic Library が設立された。10.000枚と3000冊の本を有し、中にはRollingStoneマガジン創刊号からすべての号や、ビートルズのレア盤「イエスタディ&トゥデイ」(ブッチャーカバー・バージョン)、真新しいものではAphex Twinの「Sylo」までを揃えているという。メンバーは館内に設備されているターンテーブルを使い音楽を聴くことができる。

カード会社HyundaiiCardが所有するこのライブラリは、同社のプロジェクトDesign Library、Travel Libraryに次ぐ3番目のライブラリーとなる。Music Libraryはインディバンドやアンダーグランドミュージシャンをサポートすることも目的としており、地下にはステージも設備されている。

 

 

Music Library

 

 

 

 

 

この2日間、出資しようかどうか迷っているのがコレ。ワイヤレスマイクロフォンMIKMEです。見た感じはプラスティックのオモチャに見えてしまいますが、24bit/96khzまでカバーするプロクオリティのコンデンサー・マイクです。iPhone6のマイクと比較したビデオはこちらからどうぞ。

MIKMEを単体で使った場合には、最大180時間(MP4モードの場合)の録音が可能で、バッテリーを使用した場合の寿命は最大7時間となっています。スイッチ一つの操作で録音を開始できるので、思いついたメロディやフレーズを忘れないで記録できます。記録したデータはコンピューターもしくはスマートフォンにワイヤレスで転送することができるので、たとえケーブルが見つからなくてパニックになることはありません。

スマートフォンとBluetooth接続した場合には、スマートフォンからマイクのリモート操作を行える上に、スマートフォンにリアルタイムでオーディストリーミングをおこない、MIKMEをスカイプ用のマイクとして使ったり、ビデオ撮影のためのマイクロフォンとしても使うこともできます。専用アプリを使えば最大で3台のMIKMEを同時コントロールできるというのも興味深い機能です。Bluetoothを使うデータ転送の精度に関しては使ってみなければ分からない部分も多いですが、MIKMEはLost & Foundというプロトコルの特許を獲得しており、「ひとかけらのオーディオデータを損なうこともない」という自信の伺える詳細が記されています。

ドイツ・クオリティ、元AKGのエンジニアスタッフが制作に携わっている点も注目したいところです。

MIKEMEは現在クラウドファンディングINDIE GOGOにてスタートアップ開始中。今なら179ドルで1ユニット手に入ります。

 

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