ゴム製の柔らかい鍵盤と圧力センサーを使い、これまでのキーボードでは不可能だった繊細な表現力を持つ次世代のMIDI キーボード「Seaboard GRAND」 の新しいバージョン「Seaboard Rise」が発表になりました。
新しいSeaboardは、2オクターブのゴム製キーボードやトラックパッド、スライダーなど5種類のモジュレーションコントロール(ストライク・グライド・スライド・プレス・リフト)を備え、これまでよりもコンパクトなサイズになっています。また、BluetoothMIDIやチャージ式バッテリーが採用されたことにより、デザインの上でもよりスリム化が図られています。Seaboard GRANDの最も大きな問題だった価格(2.199ユーロ〜)が大きく緩和され、Seaboard Rise は799.99ユーロ。
「マルチディメンション式ポリフォニック・エクスプレッション・コントローラ」と呼ばれる新世代のMIDIキーボードがより身近なものとなりました。
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Electro-Faustus というメーカーが「メタリック・シュヴァルム・ジェネレーターBlackfly」というインストゥルメントをリリースしました。Blackfly(ブヨ、アブラムシ)というネーミングからして怪しげなサウンドが想像できます。本体右上にはSwarm(大群)ノブ。左上にはSwat(ハエたたき)という端子があります。
Blackflyの本体には4本のバネが備わり、かき鳴らしたり、引っかいたり、こすったりすることで様々なテクスチャーサウンドを作ります。バネを弾く強さによっても音色が変化します。
Swan Messiahによるデモンストレーションビデオは、Blackflyに接続したメタル製のスティックであちらこちらを叩いていきます。Moogerfooger MF 102やMF 104などのエフェクターも使われていることもありますが、サウンドはドローン。陰鬱なようで、静謐さも感じるインダストリアルな世界です。
価格149.95ユーロ
ドイツ・ベルリンで開催中の家電見本市 IFA 2015 にて、パナソニックはテクニクス・ブランドのターンテーブル の生産を開始するとの発表を行いました。新生テクニクスのターンテーブルには新しいモーター制御技術が採用され、これまでになく安定した回転を行い、安定した音の再生を実現するとのことです。
展示場のガラスケースに収められたプロトタイプは、シルバーメタル一色でまるでガスコンロか何かのよう。まだトーンアームもピッチスライダーも取り付けられていない上、DJターンテーブルとして世界的なシェアを誇る「SL」のタグも記されていません。
パナソニックの高級音響ブランドとしての位置付けにあるテクニクス。新しいターンテーブルもDJ専用というよりは、ハイエンドなターンテーブルとなるようで、まずは2016年に期待大といったところです。。
NI MASCHINE がアップデートバージョン2.3.1 をリリースしました。アップデートはいつものようにNI Service Centerアプリから行うことができます。(無償)
MASCHINE 2.3.1 にはブラウザーに「お気に入り機能」が追加されました。ソフトウェアからでもハードウェアからでも、お気に入りのキット、サンプル、インストゥルメント、エフェクトすべてに☆印のマークを付けることができるようになる便利な機能です。特にKOMPLETE をインストールしている場合には似たようなプリセット名が多く、例えばどのベースの音色が好きだったのか?忘れてしまうようなことがよくありました。これからはまずお気に入りチェックを入れたものだけを表示させ、すぐに作業に取りかかれます。
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