冗談と受け取ってしまいがちなルックスではあるのですが、これが冗談でもなさそうなんです。フランスのNaonextというメーカーがリリースしたCrystal Ball は、5つの距離センサーと24のキーパッドが組み合わさったコントローラ。センサーに手をかざすことによってインストゥルメントを演奏したり、様々なパラメーターのコントロールをすることができ、ライブパフォーマンスをミステリアスに盛り上げるに違いないでしょう。
キーパッドによってMIDIコマンドをトリガーすることができるのは便利。一度かざした手の位置を記憶しておくことができたり、ひとつのセンサーで4つのフェーダーを同時にコントロールするようなことも可能で、様々な使い方が考えられます。
フットスイッチや外部センサーコントローラとの接続も可能、専用エディターも付属。価格は449€
AcerはオールインワンPC Aspire PC Z3-600を今月リリースするとのこと。Windows 8搭載、21.5インチタッチスクリーン対応のPCの価格がなんと$779。
Aspire PC Z3-600の主な仕様は、21.5インチ 1080p 10点タッチ対応のディスプレイ、Intel Pentium J2580 クアッドコアプロセッサ、4GB RAM、750GB HD、Harman Kardon製スピーカー、ウェブカメラ、2×USB 3.0ポート、HDMI アウトプット、チャージ可能なバッテリーの駆動時間は2.5時間。最大90°まで傾けることができるスタンドが背面に付属。
重さがどのくらいあるのかはまだ発表されていませんが、バッテリー駆動もするこのオールインワンPCはタブレットのように持ち歩くことも可能。
Windows 8のタッチスクリーンに対応して作られているDAWソフトウェアは今のところSonar x2が筆頭でしょうか。Smithson MartinのEmulator Proもタッチスクリーンを使ったコントローラをカスタマイズできるソフトウェア。来年はWindowsタッチスクリーンを使った音楽制作がもっと盛り上がるといいんですけどねー。
間もなくリリースされる JoMox のユーロラックドラムモジュール ModBase 09 & パーカッションモジュールMod.Brane 11 。まだ価格と発売日は発表になっていません。
MusikMesse 2013 でこのJoMox ドラムモジュールを見たんですが、音を聞いただけで速攻で惚れ込んでしまいました。さらに、昨日から公開になっているプレビュービデオでは2台のModBase 09と2台のMod.Brane 11が使われています。全く色気のないビデオではあるのですが、やはり惚れてしまいそうです。
Native Instruments Reaktor(Reaktor Player)専用シンセサイザーRazorのバージョン1.5がリリースになりました。このバージョンでは新しい12のサウンド形成モジュールが追加、新規のプリセットが追加されたほか、NI Maschine 2 との連携が計られています。
Maschine 2 からRazorを立ち上げると、下の画像のようにグラフィックディスプレイと8つのパラメーターが表示され、Maschine のハードウェアコントローラを使ったノブ・アクションも即可能になります。MaschineとRazorの相性はピッタリのようです。
Razor 50%オフセール実施中!!
個人的には最近特に気に入っているプラグインシンセの一つなのですが、ビンテージ系のプラグインシンセとは違うサイエンティフィックな新しさを感じさせてくれるシンセサイザーです。複雑なサウンドを作るRazorですが操作の方は至って明確。ディスプレイに表示される3Dグラフィックによってサウンドに今何が起こっているのかを見て取ることもできます。
特にカッティングエッジな、ダブステップ系のブルータルなサウンドを大の得意とするRazorですが、パッドサウンドのような柔らかい音もかなり美しいです。もっと驚くのはリバーブエフェクターで、ここ最近見てきたプラグインシンセの中では群を抜いたクオリティを感じます。
NIは現在Razorの50%オフセールを実施中。通常99€のところが49,50€!!! 12月9日までのチャンス。
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iPhone、iPod Touchがモーションコントロール・シンセサイザーになるキットAUUG。アルミニウム製のグリップを腕にセットするだけでiPhone/iPod Touch がクールなインストゥルメントに変身する。AUUG アプリケーションが指の動き、腕の動きを読み取りiOSアプリをコントロール。Wifiネットワークを使ってコンピューターソフトウェアをコントロールすることも可能。アプリはiPhone 4S 以降、 iPod touch 5G以降に対応している。
AUUGは現在クラウドファンディングKickStarterにて出資者募集中。68$以上の出資でAUUGグリップとAUUGアプリケーションとAUUGクラウドのセットを手に入れることができるかも!
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iPad専用のDAWアプリSteinberg Cubasisがバージョン1.7をリリースしました。今回のバージョンでCubasisはInter-App Audioに対応しました。
Inter-App AudioはiOS 7 の新機能で、アプリとアプリの間でオーディオやMIDIのやり取りを可能にするものです。つまりGarageBand/Cubasis/Auriaのようなホストアプリケーションの中で音源アプリやエフェクターアプリを立ち上げて使うことができるようになり、まるでDAWソフトウェア内でVST/AUプラグインを使うような方法で作業することができるようになるわけです。
これまでにもAudioBusが同じようにアプリとアプリの間のオーディオのやり取りを可能にしていたわけですが、AudioBusの場合は「AudioBusアプリ」を別途購入し、使用毎にこれを立ち上げなければいけなかったのですが、Inter-App AudioはアップルiOS 7に実装された機能。よりアドバンテージが高いわけです。
さて、そんなInter-App Audioに対応したCubasisですが、使い方は以下の3通りです。
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