仏のExpressive Eという新しいメーカーが、シンセサイザーのためのエクスプレッション・コントローラーTouchéを発表しました。見た感じは、サスティーンペダルが進化したかのようです。または、高級な靴磨きの台か何か。でもTouchéは手で操作するコントローラです。
Touchéの繊細なメカニズムが手の振動や圧力を検知し、まるでアコースティック楽器を扱うかのように、シンセサイザーを操作します。また、Touchéに付属するソフトウェアからはパラメーターのカスタマイズを行え、MIDI、CV、USBポートを通して、様々なシンセを操作できます。コンピューターなしでもシンセサイザーと接続できるのは一つのメリットです。
まずはイントロダクションビデオで、Touchéアクションとサウンドの方をチェックしてみてください。
どうでしょう。これまでになかったエレクトロニック音楽の演奏表現です。フランスの電子楽器オンドマルトノにも通づるものを感じます。
例えば、シンセサイザーでビブラートを表現しようとすると、LFO、または指でノブを摘みブルブルと震わすか、モジュレーションホイールをグリグリ動かすといった方法が考えられますが、Touchéならばもっと柔らかく、もっと自然な表現が可能となるのでしょう。
本体は木製のスキンで覆われているとのことですが、実際どんな感触なのでしょうか。いつも触っていたくなるような感触だったら良いですね。
Touché概要
- 1 木製スキン
- 4 エクスプレッション・コントロール、 フォースフィードバック、感度調節可能
- 4 CV/Gate アウトプット (3.5mm) 最大レンジ -10V / +10V
- 1 MIDI In/out (MIDIアダプター用3.5mmジャック )
- 1 USB port(タイプB)
- 1 エンコーダプッシュボタン & 2 ボタン
- 4 マルチカラーLEDs
- 寸法 : H x W x L = 60 x 102 x 250 mm
- 重さ : 1kg
価格、販売時期はまだ発表されていません。