ただの909のサンプルサウンドならば全く珍しいものではありませんが、オランダのプロデューサーLegowelt(Danny Wolfers)が無償公開しているSMACKOS AMIGA 909は、Amiga ゲームマシン909サンプルフロッピーディスクをもとに作られたAbleton Live専用のドラムマシンです。8つのマクロノブを回していくと、昔テレビのドキュメンタリーで見た「ラブパレード」のような、20年前のテクノパーティーがフラッシュバックしてしまうかのような、そんなサウンドに変身します。
ダウンロードはLegowelt HPよりどうぞ。メールアドレスの記入も必要としないとっても太っ腹なサービスです。
スペインのハウスプロデューサーDR.KUCHO はゲームソフトウェア「Ghosts ‘N DJs」を開発中。主人公DR.KUCHO(ユーザー)がEDM 界の暴君なDJと戦っていくというストーリで、敵キャラクターとして登場するのはDevil Gueta、Steve Sushi、Paris Sheraton など、EDMについて多少知っている人ならば、このネーミングに笑うことができるでしょう。Devil Guetta の得意攻撃は「raising hands in the air」(DJプレイでおなじみの、あのアクションです)。Steve Sushi は空を飛びながらアジア製のキッチン用品を投げてくるそう。Paris Sheratonはほうきに乗って邪悪なキス攻撃(もしかしたらチワワ犬を投げる攻撃)をしかけてくるそうです。
音楽の方もDR.KUCHO によるオーケストラトラックが制作進行中。サウンドエフェクトは100%レトロな内容となっているそうです。
「Ghosts ‘N DJs」は現在クラウドファンディングKick Starterにて資金出資者を募集中。目標金額は$45,000が設定されています。出資者は$15でデジタルコピーをゲット、$25でデジタルコピー+ベータバージョンをゲット、$35でデジタルコピー+ベータバージョン+音楽CDをゲット、さらに$300以上で出資者がゲームキャラクターとして登場するなどの多くのオプションが用意されています。
ギャグ満載のレトロゲーム。クリスマスまでに間に合うと良いんですが。
イギリスのエディンバラに拠点を置くLucky Frameはも音楽をベースにしたチャレンジ性のあるゲームをリリースしているインディーゲームメーカー。今回リリースとなったiOS専用の音楽ゲームWave Tripは、アーケードタイプの2つのボタンを操作して宇宙船をコントロールし、コインを集め、障害物を避けながら得点を集めていくゲーム。ゲームとしては昔からよくあるスタイルではありますが、すべての出来事が音楽のパーツとなり、音楽を徐々にビルドアップさせながらゴールを目指していくものなので、電車の中で遊ぶ時にはヘッドフォンが必要。25曲用意されているトラックはクリアーでファンキーなエレクトロニカ。妙な浮遊感が病み付きになってしまうオーディオビジュアル世界です。
さらにこのWave Tripではユーザー自身がグリッドベースの簡易クリエーターを使い音楽を作ることができ、作った音楽で遊ぶことや、シェアすることも可能。
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メディアアーティストjörg piringerによるアート系エンターテイメントアプリKonsonant for iOS。前作のabcdefghijk…..同様にアルファベットの文字とサウンドをテーマにしたゲームが4種類楽しめるのですが、とにかくシュール。線を引いたり、うまく文字を誘導させると文字が狂ったように動き、音を発します。jörg piringer氏によって作られた15種類のトラックも収録されていますが、これもまたシュール。Mac OS Xバージョンもリリースされています。
App Store にて¥85
Sifteo Cube ミニiPodのような形をしたカラーディスプレイ付きのブロックには、無線通信機能やモーションセンサーが備えてあり、ブロックを並べたり画面を押したり傾けるすることで新しい種類のゲームが楽しめる。USB無線ドングルを使い、PC側のソフトウェアと通信して動作する。ソフトウェアはSifteoのサイトで大人向けから子供向け、ひとり向けゲームから複数向けのゲームまでの様々な種類のものが配布され、音楽ゲームもすでにいくつかエントリーされている(ビデオ⬇)。最大6つまでのブロックが同時に動作。価格はブロック3個、USB無線ドングル、バッテリチャージャーがついて$149。追加ブロックは一個$45。ソフトウェア開発キットの公開もされているので今後のソフトのラインアップが期待される。
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