同期技術Ableton Linkの果たした役割は果てし無く大きい。音楽ソフトウェア同士の同期だけにとどまらず、今度は音楽ソフトウェアとビジュアル・ソフトウェアのジャムセッションが可能になります。
Mixvibes社がリリースしたRemixvideoというライブビジュアル用のソフトウェアは 、同期技術Ableton Link に対応し、Ableton Live、NI TRAKTOR、NI MASCHINE、Serato、Reason、iOSアプリなどとのテンポ同期が可能になります。また、DAWソフトウェア内ではVST/AU プラグインとして起動することも可能で、音楽と映像を一括してライブ操作できることになります。音楽用MIDIコントローラ(LauchPadやMASCHINEコントローラ)を使ってビデオを操作できるのも良し。音楽の脳みそと、映像の脳みそをうまくブレンドできそうな、新しいタイプのソフトウェアかもしれません。ライブパフォーマンスで音楽とビジュアルを一緒にコントロールするのも楽しそう。
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ピンクや水色のキッチュなシンセサイザーをリリースしているCritter & Guitariですが、新製品Rhythm Scopeは音を出すシンセサイザーではなく、ビジュアルパターンを作るシンセサイザーです。オーディオ端子から入力した音(リズムパターンやアルペジエーターパターン)に合わせて自動的に映像を生成することができます。
Rhythm Scopeには16のエフェクトパターンが内蔵してあり、ノブを回すだけでストロボ・回転・ランダムピクセルなどのエフェクトを選択することができます。ゲイン・ノブを高めに設定するとオーディオ入力の感度が上がり、ビジュアルパターンは忙しく変化することになります。
テレビやプロジェクターと接続してライブパフォーマンスに使うのはもちろん、これを使ってトリッピーなチップチューンパーティを開いてみるのもおしゃれ。
- Enclosure: Anodized Aluminum, Wood (3.2″ x 2.2″ x 1.1″)
- ¼” Audio Input Jack
- RCA Composite Video output jack (NTSC only)
- 9VDC Power Adapter Included
- Shipping weight: 2 lbs.
- $165
Abletonが発表したばかりのMax for Liveの4種類のデバイス。Spectrum Effects、AutoBeat、RokVideo。Abletonが発売する初のMax for Live 専用プレミアム・デバイス。
とくにRokVidが気にいっているのですが、このRokVidは音楽制作のデバイスではなく、ビデオFXコントローラのようなもの、Ableton Liveと同期しながら流れる映像にエフェクをかけていくことができるものです。映像について詳しくなくても、プラグインエフェクターを扱うように操作することができます。
動画ファイルだけでなく、ビデオカメラやコンピューター内蔵カメラも同時に使用することができ、これらをブレンドさせていくことができます。そして、Ableton Liveにオートメーションとしてパラメーターの動きを書き込むことができたり、 外部MIDIコントローラからパラメーターをコントロールも可能になります。
ライブセットにはもちろん、音楽制作の際のインスピレーションにもなりそうです。€19