この2日間、出資しようかどうか迷っているのがコレ。ワイヤレスマイクロフォンMIKMEです。見た感じはプラスティックのオモチャに見えてしまいますが、24bit/96khzまでカバーするプロクオリティのコンデンサー・マイクです。iPhone6のマイクと比較したビデオはこちらからどうぞ。

MIKMEを単体で使った場合には、最大180時間(MP4モードの場合)の録音が可能で、バッテリーを使用した場合の寿命は最大7時間となっています。スイッチ一つの操作で録音を開始できるので、思いついたメロディやフレーズを忘れないで記録できます。記録したデータはコンピューターもしくはスマートフォンにワイヤレスで転送することができるので、たとえケーブルが見つからなくてパニックになることはありません。

スマートフォンとBluetooth接続した場合には、スマートフォンからマイクのリモート操作を行える上に、スマートフォンにリアルタイムでオーディストリーミングをおこない、MIKMEをスカイプ用のマイクとして使ったり、ビデオ撮影のためのマイクロフォンとしても使うこともできます。専用アプリを使えば最大で3台のMIKMEを同時コントロールできるというのも興味深い機能です。Bluetoothを使うデータ転送の精度に関しては使ってみなければ分からない部分も多いですが、MIKMEはLost & Foundというプロトコルの特許を獲得しており、「ひとかけらのオーディオデータを損なうこともない」という自信の伺える詳細が記されています。

ドイツ・クオリティ、元AKGのエンジニアスタッフが制作に携わっている点も注目したいところです。

MIKEMEは現在クラウドファンディングINDIE GOGOにてスタートアップ開始中。今なら179ドルで1ユニット手に入ります。

 

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サウンドデザイナー・音楽家、Diego Stocco によるサウンドデザインのためのチュートリアルビデオの第3弾「クリエイティブ・マイキング・テクニック」のリリースが開始されました。

数々のプログインソフトウェアやコントローラが世に出回る今日この頃ですが、本当の意味でのオリジナルサウンドを作るためにはマイクロフォンを効果的にそして独創的に使うことが必要だと力説するDiego Stocco。ビデオでは様々なタイプのマイクロフォンを使い、様々な物を、いかにダイナミクスを保った状態で録音していくかが解説されています。

何をどのように録音するか、、というところでDiego Stocco は桁外れの独創性を持っています。

たとえば、2本の指に小型マイクロフォンを取り付けピアノの弦をはじく音。弦楽器の弓にマイクロフォンを取り付けた状態でコントラバスを演奏する音。2本の箸に付けたマイクでギターアンプからならされるシンセサイザーの音をステレオレコーディングをする音。医者が使う聴診器を改造し様々なアコースティック楽器を録音する音。大小さまざまなサイズの電球にコンタクトマイクロフォンを取り付けパーカッションのように叩く音。マイクロフォンを入れた風船を水の中に浸けた音。煉瓦を通して鳴らしたシンセサイザーの音をコンタクトマイクで拾った音など。

様々な物のバイブレーションを至近距離から捉えていく彼のレコーディングテクニックに圧巻。ワイルドでありながらも暖かな印象を抱く結果を見て聞くことができます。

ビデオを見ているだけでも十分に楽しめる内容ですが、自分でも何かしたくなってくるインスピレーションを湧かせてくれるビデオでもあります。

そしてDiego Stocco は最後に一言、「Everything starts with your imagination…」と。

 

FFS 03 // Creative Miking Techniques$9.99

Diego Stocco

 

 

 

 

 


ゲームコントローラ、音楽制作、フィットネス用のモニター、スタイラスペンなど様々なジャンルのアプリケーションとコントローラが付属するiKazoo。コントローラ本体にはマイクロフォンやフルートのような楽器演奏をすることができるブレスコントローラ、ドラム演奏のようなことができるタッチセンサー・モーションセンサーも付いている。MIDI/OSC、AudioBusにも対応。コンピューターやスマートフォンとの通信にはBlueToothを使用とのこと。とにかく多くの機能が積み込まれているコントローラのようで、これで何ができるんだろうか?といろいろ想像を膨らませてみたり。iKazooは現在クラウドファンディングIndie go go にて資金調達中。

via Matrixsynth


マイクロフォン・メーカーRØDEからアナウンスされた i16 は iOSディバイス(iPhone, ipad, iPod touch)を使って同時16チャンネルの録音を可能にするマイクロフォン。同社がリリースするレコーディングアプリ RØDE Rec を利用することで、24-bit/96kHzクオリティまでの録音が可能になる。それぞれのマイクには金スパッタ・カーディオイド・コンデンサー・カプセルが採用されており、モノラル・ステレオ・サラウンドなどユーザーのニーズに応じた自由度の高いレコーディングも可能になる。Apple Lightning (iPhone 5, iPad mini) と 30-pin のiOSディバイスが共にサポートされている。詳しくは公式ホームペジよりどうぞ。え?エイプリルフール?でも凄い見栄え。

US $399

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Blue Microphoneより世界初24ビット/192KHz対応、XLRアウトプットのUSBマイクロフォンが登場しました。4つのコンデンサーセッティングパターンを選ぶ事ができ、A/Dコンバーターチップも内蔵。さらにレイテンシー無しのヘッドフォンモニタリング端子、ヘッドフォンボリューム、ミュート、ゲインもマイク本体に備わっています。これで家の中でも、スタジオの中でも、ヒマラヤ山脈にいようと最高の音質のレコーディングが可能になる事でしょう。249ドル 詳しくはBlue Microphoneサイトよりどうぞ。

via Synthtopia

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