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Sonic AcademyのSonic Soundsシリーズから、革新的なリバーブ・プラグイン「Vela(ヴェラ)」が登場。現在、誰でも試せるオープンベータ版が公開中です。

「Vela」は、従来のコンボリューション(畳み込み)方式やインパルスレスポンス(IR)に依存しない、新しいアプローチを採用。ノードベース構造による柔軟なリバーブ設計と、グラフィカルなインターフェースによる直感的な操作性を両立したプラグインです。

 

従来とは異なるアプローチ

Velaでは、アーリーリフレクション(初期反射)とレイトリフレクション(後期反射)を個別にコントロールでき、密度やディケイ、ダンピングフィルターといったパラメーターを時間の経過に沿ってエンベロープで細かく調整することが可能。カーブを描くような操作で、滑らかで自然なリバーブテールを直感的に作り上げることができます。

さらに、Lexicon、Bricasti、TC Electronicなどの有名ハードウェア・リバーブのサウンドを、IRを使用せずアルゴリズムベースで再現。プリセットとして用いるだけでなく、そこから自由にサウンドを発展させていける柔軟性も備えています。

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バネの音というと「ビヨーン」とか「ボヨーン」とか、昭和のアニメ(コミカルなキャラクター)によく使われていた効果音だったような気がしますが、このバネに電気を通すと「手引きスプリングリバーブ」「100メートルの巨大スプリングリバープ」のような獰猛な音になったりもします。

Slaperoo Percussion が公開したビデオ「The Spring Doorstop」では、ドアのあおり停め(ドアを開いたまま壁に固定する金具)を使って作られた電子パーカッション(?)のデモンストレーションが行なわれています。

Spring Doorstopはバネ製のあおり停めにSlaperoo Percussion SlapStick S-100のピックアップが取り付けられ、ケーブルを挿入することができるようになっているようです。製品化の予定はないそうですが、こんなパーカションがスタジオに置いてあったらちょっと気分も変わって面白いかもしれません。効果の方は⬇️のビデオで確認してみてください。

 

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スプリング・リバーブとは、バネを叩いた時に起こる共鳴を利用して作る残響効果で、ギターアンプなどに搭載されているものですが、

Jochem van Grieken氏が作ったのは、太さ3.5mm全長100m巨大スプリング・リバーブ。その効果のほうは下のビデオよりどうぞ。

 

via Hack a day

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ドイツに住んでいて友達とよく話題になるのが「音の響き」についてなんですが、堅苦しく聞こえてしまうようだけど、さすがベルリンフィルハーモニーがある土地柄か、それとも小さい頃から教会で育ち教会のもつ響きのなかで育っている人たちが多いせいか、例えばリバーブの使い方がうまい人たちがドイツには多いような気がします。では日本人の本来持つ響きっていったい何なんでしょうかね。

業界標準になりつつあるコンボリューションリバーブAudioEase のAltiverbがバージョンアップ7に、様々な音場環境を高解像度でシュミレートするIR(インパルスレスポンス)によりさらにこだわりのある響きを追求できそうです。IRフォトブラウザー、シンセティックブライトネス、IRドラッグ&ドロップ、Chaosモードなどの機能が追加。下のビデオはHD対応、ヘッドフォンで聞くとその違いが大きく理解できます。

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