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ベルリンを拠点にするスタジオDadamachineが、誰でも楽器ロボットを組み立てることができるようになるツール MIDIAutomat ToolkitのキャンペーンをクラウドファンディングKickstarterにて開始しました。目標金額の€15,000は悠々突破。すでに€73.310(3月30日現在)の投資金額を獲得しています。

このMIDI Automat Toolkitの核となるのがAutomat コントローラと呼ばれるもので、ここにMIDIデバイスやコンピューター、iPad/iPhoneなどを接続し、Ableton LiveやiOS アプリからMDIを送信します。さらにAutomatは12のDCアウトを搭載しており、ここにソレノイド(往復運動をするマシン)やLEDライトなどを接続することによってこれらをMIDI信号で動作させることができるようになります。つまりは、「機械に楽器を演奏させる」ことが可能になるわけです。

例えばアコースティックドラムを演奏させてみたり、ビール瓶を叩かせてみたり、身の回りにあるも何でもを叩いてもらうことができるわけです。自分じゃ叩けない難しいドラムパターンを演奏させることができるのかどうか??これは試してみなければわかりません。

この種のアイデアはすでに YouTubeを見れば山ほどあふれていますが、MIDIAutomat Toolkitのすごい点は、複雑な設定が不要、「プラグ&プレイの感覚で誰もが操作できる」とのこと。

 

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昔(1985年)、つくば万博でロボットがエレクトーンを演奏するという展示を見てもの凄い衝撃を受けたものです。今、改めて調べてみると、あのロボット(WASUBOT)は頭部のCCDカメラで普通の楽譜を読みながらエレクトーンを演奏できたり、聴覚もあって人間が歌うとその音程に合わせて伴奏の音程を調整することができたとか、今更ながらにその能力に驚かされるわけですが、楽譜を読めなければプロミュージシャンとは言いがたかった当時の様子も反映されていて微笑ましくも思うところです。

時は経ち、現在フランスで開発されているヒューマノイドPoppyは、2つのHDカメラ、ステレオマイク、慣性計測装置、Raspberry Piを搭載。顔となるディスプレイには表情を表示することが出来るそう。直立二足歩行も可能、ボディの構築には3Dプリンタが採用され、ハード・ソフトもともにオープンソースとして公開されているモダンスタイルのロボット。価格はおよそ100万円するそうです。

人間と一緒に音楽を演奏させるという実験も進められており、Poppyは体を動かすことによって音をならすことができるそうになるそうです。左足でキック、頭でスネア、左肩でフィルターモジュレーション、右肩をあげると妙な奇声をあげます。

楽譜を読んでいた頃のロボットとは違い、現代のミュージシャンロボットはストリート系音楽にも対応し、よりリズミカルになってきている様子を伺えます。スニーカーも可愛いですが、動きも顔もとても可愛く見えます。打ち込みを手伝ってくれるようになったらもっと可愛いかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

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