ドイツのテクノミュージシャンDapaykが公開したYouTube ビデオは、穏やかなヨーロッパの雰囲気漂うおよそ25分にわたるアンビエントセッションです。ローランドAiraシリーズとAbletonLiveを使うセットアップやライブアクションをゆっくり観察できます。

ドラムサウンドとシンセサウンドはAiraから、ボーカルサンプルはAbleton Liveから流れています。Ableton LiveはiOSアプリ TouchaAbleによってコントロールされ、System-1とTB-3にはMIDIノートが送られています。こうしてみると、デジタルミキサーMX-1の役割がとても重要であることが分かります。

芝生の緑とAiraの緑がとってもマッチしてて良いです。

Dapaykeのライブセットアッを解説するビデオ(こちらはもっと気合入りセットアップです)も見ごたえあり。https://youtu.be/MnQ6G79rTog

 

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Airamodule

 

来週からドイツ・フランクフルトで開催する MusikMesse 2015 に向け、様々な噂が飛び交い始めている今日この頃ですが、今のところ一番の注目はローランドがセミモジュラー、ユーロラック・タイプのシンセサイザーを発表するのではないか、ということでしょう。

しかし今日AIRA・HPに掲載された、いわゆるオフィシャルリーク画像から察するに、どうやらその噂は事実のようです。画像にはくっきりと、セミモジュラーらしきシンセサイザー、そして4つのユーロラックタイプのモジュラーが映され、「Start Patching」という見出しが付いています。

コミュニティサイトgearslutz等では日本のアナログ・シンセメーカーREONとのコラボレーションなのでは?という話や、System-100の復活劇を予想する人など、詳細に関する憶測はいまなお様々飛び交っていますが、どちらにしても世界的ブランドであるローランドの注目度の大きさに圧倒されるばかりです。

何はともあれ、来週の水曜日、まずはローランドのブースに直行してみようと思っています。

 

AIRA

 

 


 

まだ、詳細は発表されていませんが、NAMM 2015 のローランドブースにはAIRA System-1 の新しいプラグアウト/プラグインシンセサイザーPromars が展示されているようです。なーんだー、またモノシンセかあ、、とも思いますが、ポリフォニックシンセのファンはJD-Xa やJD-Xiに注目しましょう。

PROMARSはローランドがリリースした1979年のアナログモノシンセサイザーで、2VCO、1VCF、1VCA、2EG、1LFO、音色はJUPITER4ゆずりの太い音だったそうです。この地味な機種を再びAIRAで復刻することに関してはとってもフレッシュな驚きです。

 

 

 

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AIRA MX-1 は簡単にいってしまえば、【デジタルミキサー・MIDIインターフェイス・オーディオインターフェイス】が合体したコンピューターインターフェイスのような物のようです。
これまでのAIRAシリーズとUSB接続をすることによって、MIDI・AUDIO信号のやりとり、当然テンポの同期も可能になりますし、コンピューターなしでAiraの演奏が可能になるところが一番の魅力でしょう。ライブパフォーマンスに大活躍しそうなニューAIRAです。
これまでのAiraシリーズの固定サンプル・レート96kHz(これがメチャメチャ厄介だったのですが)を48khz/44khzに揃えることができるようにもなることも大きな魅力の一つです。
いろいろと複雑なのですが、 MX−1には3つのモードがあります。
MIXER MODE

アナログ/デジタル入力、AIRA製品、パソコンの出力など、多彩な音楽ソースをミキシング。AIRA LINKにAIRA製品が接続されてない場合は、USBチャンネル1~4へパソコンの再生音を入力してミキシングすることもできます。

CONTROL SURFACE MODE
パソコンと同期し、DAW用のMIDIコントローラーとして活躍します。

EXTERNAL MIXING MODE
全入力をそれぞれ最大96kHz/24bitのクオリティーでPC/MacのDAWに直接送信でき、上質のオーディオ・インター
フェースとして機能します。さらにDAWから18チャンネルをマルチ・アウトとしてMX-1の各チャンネルに出力することでエフェクターなどMX-1のフル機能を活用することができます。

 

MX-1 には4つのAIRA専用のUSB 端子(Air Link) が装備され、ひとつのポートに限ってはバスパワーが供給されるそうです。Aira以外のUSB機器はここでは接続不可になっています。

コンピューターとの接続は専用USB端子が一つ用意されており、18チャンネル 分のシグナルの送受信を行うことができるようです。

入力ソースはAIRA だけに限らず、アナログ6チャンネル、デジタル1チャンネル(ステレオ)、PC1チャンネル(ステレオ)、合計18チャンネル入力が可能になり、持ち前のハードウェア・ソフトウェアインストゥルメントを接続することも可能。センドイン/アウト端子を使えば、ハードウェアエフェクターを接続することもできるわけです。

下の接続例を見た方がイメージしやすいですね。

Connection_Example_J01

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MX-1 には多くのエフェクターを内臓しているのも特色です。BEAT FXはテンポに同期するエフェクターで、3種類(フィルター・サイドチェーン・スライサー)すべての入力チャンネルに適用可能で、ステップシーケンサーによる操作が可能になっています。

大型専用ノブによるコントロールが可能なMaster FX は6種類(ディレイ・フィルター・スタッター・フランジャー・ピットクラッシャー・ロール)装備しています。これまでのAIRAシリーズ同様の、それよりももっと過激なエフェクトなのでしょう。

ミキサーの部分を見てみると、各チャンネルにはTONE/FILTER FXを調節できるノブ、ミュートスイッチ、キューモニタリングを可能にするスイッチ、ヘッドフォン端子が備わっています。DJミキサー的なこれらのスイッチはライブ最中にかなり重宝するでしょう。

そして、デジタルミキサーの一番の利点ともいうべきシーン・メモリー機能。チャンネル・セッティング、エフェクトなどの設定を64個までメモリーすることができるので、やはりこれもライブセッティングには欠かせない機能となるに違いないでしょう。

 

一番心配なことは、エフェクター類で、ビットクラッシャー・スライサー・ロール,,,すでに大概のDJ系のコントローラには搭載されているエフェクター名ばかりが並んでおり、新鮮味を感じないところです。とはいえ、これだけ多くの機能、そしてスイッチ・フェダーが付いているとなると、やはり「ライブやりたい熱」が高まってきます!

ライブパフォーマンスに最適なデジタルミキサー、AIRAのセンター格に違いないでしょう。

 

 

3月上旬発売、 599ドル?

(おっと、MusikMesse前ですか。。)

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ローランドのドラムマシンAira Tr-8 に80年代の伝説のドラムマシンTR-707とTR-727の音色を追加する拡張サウンド7X7-TR8がリリースされました。この拡張サウンドキットにはTR-707の全15音色、TR-727の全15音色、そしてTr-808/909からの新たな7音色が収録されています。

アクティベートが完了すると、Kit またはInst から新たに追加された音色を呼び出すことができます。DRUM SELECT[Kit] ボタンを押しながらTEMPOダイアルをまわすとディスプレイには707/727/808/909の表示がされ、任意のKitを選択することができます。

 

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DRUM SELECT[Kit]ボタンを押しながらTEMPOダイアルをまわすとディスプレイからキットを選択できる

例えば808のKitを使っている最中に、スネアの音色だけを707の音色に変えたい場合には、INSTセレクトボタンでスネア(SD)を選択した後でDRUM SELECT[INST]ボタンを押します。するとパッドの色がピンク色(TR-808) 黄色(TR-909 )オレンジ色(TR-707) 青色(TR- 727) で表示され、任意の音色(ここでは707の青色のパッド)を選択します。何色がどのTRなのか覚えてしまえば、簡単に識別を行うことができます。

 

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ピンク色(TR-808) 黄色(TR-909 )オレンジ色(TR-707) 青色(TR- 727)

 

7X7-TR8 のインスト一覧表

 

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ローランドのYouTube チャンネル「Airaアーティストインタビュー」にリチャードブランジェ博士が登場、Aira SBX-1 について語ります。リチャードブランジェ博士はバークリー音楽大学教授・CSoundの研究者・iPad アプリboulangerlabsのディベロッパーと知られる電子音楽の権威。

リチャードブランジェ博士はSBX-1をモジュラーシンセサイザーに接続。CV信号のレンジを変えることによってバイオリンサンプルの音はピッチを落とし不気味な音に変化していきます。さらに、Aira TB-3 をシーケンサーとして使いトリガー信号を加えていきます。作られたシーケンスパターンの上にはベースサウンド、エフェクター、テルミンが加えられ、ブランジェ博士のオフィスは一気に音響実験室と化していきます。

 

 

 

 

Aira