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ハードウェアシンセサイザーをVSTプラグインのように扱える?

スウェーデンの人気ハードウェアシンセメーカーElektron が発表したOverbridgeは、ElektronのAnalog Four/Analog Keys/Analog Rytmをコンピューターと接続しプラグイン・シンセ(VST・AU)として扱うことができるようになるものだ。それもUSBケーブル一本で、ElektronのアナログサウンドをDAWソフトウェアに入力することができる。また、DAWソフトウェアのプロジェクトをロードした時にはElektronハードウェアのセッティングも同時にリコールされるなど、便利な機能が山盛りだ。

アナログシンセシザーがコンピューターと融合?というと一瞬混乱をしてしまうところでもあるのだが、そこがElektronの技術のすごいところなのだ。Musikmesse 2015ではAnalog FourとAbleton Liveを使ったデモンストレーションが行われていたが、全くストレスを感じさせない操作の様子に驚かされた。

さらにエディターの開発も進められており、これによってDAWソフトウェアからオートメーションの操作も楽に行えるようになる。

 

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先週発表されたElektron のニューシンセサイザーAnalog Four Keys の詳細とイントロビデオが公開されました。Analog Four Keys の価格は US $1,849 / €1749 発売開始は12/5、発送開始は12/8となっています。

 

Analog Four Keysの主なフィーチャー

  • 100%アナログ信号回路  2アナログオシレーター、2サブオシレーター、デュアルアナログフィルター、アナログオーバードライブ(各ボイス)、独特なオーガニックサウンド
  • MIDIコントローラとのシームレスな連携、CV/Gate 接続、15パラメーターアサイン可能なジョイスティックなど
  • ボイスの割当をカスタマイズ可能 4ボイスのシンセサイザーとして、マルチモードシンセサイザーとして、ユニゾンモノシンセサイザーとして、その中間も可能
  • デュアルフィルターアクション 4pole ローパス、2pole マルチモードフィルター
  • 内蔵ステップシーケンサー
  • エフェクター  Wideshift Chorus Saturator Delay Supervoid Reverb
  • フレキシブルなモジュレーション構成
  • 4000以上のサウンドをストアできるストレージスペース
  • ステレオアウトプット、2オーディオインプット、2デュアルCV/Gateアウトプット、USB、MIDI、DIN syn
  • フルMIDIサポート
  • ベロシティセンシティブ、アフタータッチ対応の37 鍵セミウェイティッドキーボード
  • 122×32 ピクセル LCDスクリーン
  • サイズ  W660×D309×H93mm
  • 重さ5.4 kg

 

 

 

Elektron

 

 

 

 

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Elektron ローンチパーティNight of Machinesで公開されたAnalog Four Keysのデモンストレーション

via De:Bug

 

 

 

 

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11月23日、ドイツベルリンで行われたスウェーデンのシンセサイザーメーカーElektron開催のローンチパーティNight on Machines。ここでElektronが発表したのは37鍵盤付きの4ボイス・アナログシンセサイザー「Analog Four Keys」でした。

  • アフタータッチ対応37 鍵セミウェイトキーボード
  • アサイナブル・ジョイスティック
  • Elektron ステップシーケンサー
  • FX セクション
  • エクステンシブ・モジュレーション・セクション
  • マルチティンバー、ポリフォニック、ユニゾンモード
  • 新しいフィルターモード extreme resonance

これまでにないキーボードパフォーマンスの可能性を持ったAnalog Four Keys。この一台だけで、コンピューターなくして音楽制作できるという話も過言ではなさそうです。デモンストレーションで特に感激したのは、キーボードをスプリットして演奏することができるマルチティンバーモードやジョイスティックを使ったトリッキーなエフェクターアクション。Elektronのアナログサウンドだからこそ感激もひと際。

価格、発売時期等、詳細は11月26日Elektron公式サイトにて発表

Elektron

 

 

 

 

 


スウェーデンのシンセメーカーのElektronがリリースした4ボイスのアナログシンセサイザーAnalog Fourに1週間程さわる機会があったのでレポートしておこうと思います。時代はアナログシンセ。では、Elektronが言うところの「デジタルマインド・アナログソウル」とはどのようなものなのか?リリース前から大きな注目を集めていた製品です。

 

外観

AnalogFourの見た目は、同社のサンプラーマシンOktatrackと同じく黒のボディ。こだわりのあるデザインと頑丈そうな作りは好印象です。メインパネルにはたくさんのボタンと、エンコーダーノブが並んでいます。ノブの回し心地はとてもよく、「安さ」を感じる物とは違います。ディスプレイのサイズは今までの製品よりも小さくなってしまっている上に、ドットの低い文字は読みにくく、やや旧型のディスプレイに見えます。スイッチを押してみると、コンピューターキーボードをさわっているかのようなカチャカチャした音がします。

Analog fourの中心は「4ボイスのアナログシンセサイザー」と「4トラックのシーケンサー」。シーケンサーの各トラックは1ボイス分のシンセサイザーを使うことができます。つまり、通常の4ボイスのシンセサイザーと違って、MIDIキーボードからコードの演奏をすることはできないので注意が必要です。(二つのオシレーターのピッチを変えたり、サブオシレーターのピッチを変えることでコードサウンドを作ることはできます。ます。また、シーケンサーの各トラックに同じ音色を並べることで、コード演奏をさせることは可能になります。)
シーケンサートラックには「FXトラック」と「CVトラック」というスロットも用意されています。「FXトラック」はエフェクター(コーラス、ディレイ、リバーブ)のコントロール・設定をすることができ、Analog Four背面のインプットから入力したオーディオ信号にフィルターやエフェクターをかけることができます。

「CVトラック」はAnalog Fourの背面にある二つのCVアウトプットを通して外部CV機材をシーケンサーコントロールすることが可能になり、そんな機材を持っている人にとっては魅力的な機能となります。

また、AnalogFourのMIDI OUTからはDIN信号の送信が行われ、他のドラムマシンやシーケンサーとの同期がとれるようになっていますが、通常のMIDIコントロールをすることはできません。USBからはMIDI信号の送受信が行われるので、コンピューターソフトウェアとの同期に役立ちます。

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