ここ数年、たくさんのMIDIキーボードがリリースされていますよね。ちょっと楽器屋をのぞいてみてもその数の多さにビックリします。鍵盤の数も様々、機能も様々です。

僕自身、最近はラップトップを使い、iPadを使い、自宅で作業したり、友人宅で作業したり、ライブをしたりするので、どの用途にも簡単に使えそうなMIDIキーボードを探しているところです。その上、最近はデスクトップ型のシンセサイザーが机の上を散乱してまして、できるならミニサイズのものがいいだろう、ということで試してみたのがNovation Launchkey Miniです。

 

 

 

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Image LineのDAWソフトウェアFL StudioのメジャーアップデートバージョンFL Studio 11がリリースになったばかり。パフォーマンスモード機能の追加、マルチタッチ操作、その他、新しいブラグインの追加など、多くの機能が追加されているFL Studio 11。これまでのユーザーは無償でアップデートできる。下のビデオはイントロダクションビデオ。

 

パフォーマンスモード

Ableton Liveのクリップビューと同じように、クリップをトリガーしていくことができる機能で、MIDIコントローラ、コンピューターキーボード、タッチスクリーン(Windows)を使った操作が可能になっている。対応しているコントローラは、AKAI APC20/40 、Novation Launchpad、Lemur、 Livid Block、 NI Maschine/Mikro  KORG padKONTROL、 NI Traktor Kontrol などすでに多くのもの。エフェクターモジュールはコントローラやマルチタッチスクリーンにマッピングすることが可能になっており、FL Studioを使ったライブパフォーマンスに焦点があてられている。

 

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Androidスマートフォンを使ってAbleton LiveをリモートコントロールすることのできるアプリLIVKONTROLがリリース開始になりました。すでにリリースされているiOSバージョンと内容は同一で、Ableton Liveのクリップやミキサーをコントロールするためのアプリ。気になるのはAndroidのワイヤレスシステム。FL Studio for Androidに続き、Android音楽アプリがじわじわと盛り上がって来た様子です。LIVEKONTROL for AndroidはスマートフォンOS4.0 (Ice Cream Sandwich) 以降に対応。

LIVKONTROL

LIVEKONTROL Facebook

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iOSアプリケーションのAudio Copy/Paste機能の開発元として知られているSonoma Wire WorksがNAMM2013でアナウンスしたLow Latancy Audio Solution(LLA)という名前の新しい技術。

AndroidディバイスはiPhoneやiPadなどと違い、ディバイスを楽器として使った際にレイテンシが大きく発生してしまい楽器には向かないものだという報告が多くされてきました。現在Androidディバイスの平均的なレイテンシ数値が100〜200ミリ秒。

しかしこのLow Latancy Audio Solutionという技術を使った場合、およそ20ミリ秒にまでこのレイテンシが縮まるのだそう。楽器としてはおよそ25ミリ秒以上あればよいとされており、もしこのLLAという技術が確かなものであるのなら、Androidディバイスが音楽制作ツールとして活躍する日もそう遠い話ではなさそう。

Androidの豊富な種類、格安なディバイスはユーザーにとっては魅力的。しかしアプリのディベロッパーがすべてのAndroidディバイスを管理把握することはおそらく至難の業。Android音楽アプリの行く先は果たして?!!

 

Sonoma Wire Works

 

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ユニークなタッチコントローラQuNeoでおなじみのKeith McMillen Instrumentsが、新しいコントローラQuNexusのプロトタイプを公開、同時にキックスターターでのサポート募集を開始しました。今回の目標金額は$20,000。

一見、おなじみの小型MIDIキーボードに見えるのですが、やはりKeith McMillenはひと味ふた味違ったアイデアを提供してくれます。まずQuNexusのパッドにはタッチセンサーが付いており、パッドを指で押さえたときの強さ、速度、場所を感知することができ、今までのMIDIキーボードではできなかった3次元のコントロールが可能になるというもの。

またキーボード初心者にとっては、光るパッドがガイドとなり、どのパッドをおさえればよいのか迷わずに演奏ができるようになります。

アドバンスのひとにとっては、USB MIDIだけではなくCV IN/OUT端子も用意されているので、アナログシンセサイザーと接続できるところが嬉しいところです。さらに、サポートOSがMac、Windows、LinuxだけではなくiOS、Androidというのもかなり気の利いたところです。ドライバーのインストールなくすぐに演奏できるわけです。

ノリに乗ってるKeith McMillen Instruments、要チェック。

  • 25 Smart Sensor Keys detect Pressure, Location, and Velocity
  • Polyphonic Aftertouch
  • 7 Octave range
  • Pitch Bend Pad
  • 2 CV/Gate Inputs
  • Gate and 3 CV Outputs (16-bit)
  • Blue and White LED Illumination with 16 levels of brightness
  • Portable: 14 oz, 3.5″ x 10″ x .5 “
  • Plug and Play: USB powered, no drivers needed
  • MacOS, Windows, iOS, Android, Linux

 

via CDM

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iOSで人気のアプリのひとつFL Studio Mobile のディベロッパーImage Line はAndroid版FL Studioを移植開発中、その報告ビデオと開発経過が公式サイトにてアップされています。しかしそれは思った以上に大変な作業であるようで、リリースまでにはまだ少し時間がかかる模様です。

ご存知のように音楽系アプリではiOSに比べはるかに遅れをとっているAndroid OS。最新Android OS 4.1ではレイテンシーの問題が改善され、音楽用ディバイスとしての巻き返しに期待が寄せられているところではありますが、もうひとつの問題は多くのAndroidマシンが世に出回りすぎているため、ディベロッパーがすべてのマシンを使ったテストをすることがほぼ不可能に近いというところのようです。音楽用ディバイスとしてのAndroidの行方は2013年に大きな期待がかかっています。

Image Line FL Studio for Android


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