昨日リリースされたAppleのOS 10.8 Mountain Lion。たくさんの新機能を早く試してみたい気持ちも分かりますが、DTM系の人はアップデートするまでには (例によってのことではあるのですが)ちょっと時間をおいた方がよさそうです。問題は、USB3を装備する新しいモデルのMac Bookだけではなく、OS X Mountain LionをインストールしたUSB2を装備するMac、またはOS 10.7をインストールした新しいモデルのMac Bookにおいても、USB環境でハードウェアを使用した際にオーディオシグナルの不良が発生するということなのです。
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iPadで48トラックのオーディオレコーディングシステムが実現するというWaveMachine LabsからのAuriaがリリース。iPadで通常のDAWソフトウェア並みの仕事ができてしまうなんて、スゴい話です。(MIDIはサポートしていませんが)
- 48トラックまでの同時プレイ
- 24トラックまでのオーディオレコーディング 対応オーディオインターフェイスは次のリンクより
- 44.1KHz, 48KHz and 96KHz サンプルレート対応
- サードパティによるVST(iOSバージョン)プラグイン対応、in-appストアでの購入が可能
- 8つのアサイングループと2つのAUXセンド
- パワフルなオーディオエディター
- フルオートメーション
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サンプルライブラリーやAbleton LivePackで知られるPuremagnetikからリリースされたiOSアプリClap Box。嬉しいフリーアプリ。1982年にイギリスSimmons社によって作られていたハンドクラップ専門のシンセサイザーClap Trapのイミュレーションで、オリジナルマシンのパラメーターを意識したデザインはSimmonsファンにとってはうれしいところ。面白いのは、オーディオトリガーに対応していることで、iPhone/iPadのマイクロフォンに向かって実際に手をたたくと、このClapBoxからもハンドクラップの音が聞こえてきます。Wifiを使ったMIDIにも対応。下のビデオはオリジナルClap Trapのデモンストレションビデオです。
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ドラムパッドとキーボード(アルペジエーター)を使い、ダンサブルな音楽の演奏を楽しむことができるアプリYamaha Synth & Dr Pad。音源はおよそ60種類。コントローラー機能のみのアプリYamaha Keyboard Arp & Drum Padとは違うので注意。
特に面白いのは、ドラムパッド。AKAI MPCやNative Instruments Maschineで有名な4×4のパッドスタイルに、YAMAHA流のアイデアが付け加えられている。
PAD 一つのパッドに複数のMIDIノートをアサインすることができたり、パッドを左右2分割して複数のMIDIノートをアサインすることができたり、さらにステップシーケンサーをアサインすることもできるのが新しい。ドラムサウンドの演奏に限らず、インストゥルメントの演奏にも焦点が当てられている。
ROLL MPCやNI Maschineではビートリピートと読んでいる機能ですが、指定した音符ボタンに応じてMIDIノートを自動的に出力してくれる機能。たとえばスネアロールのような奏法を簡単に行うことができる。MPCやMaschineにはないベロシティとゲートタイムの設定をできるのが新しい。
スライダー ピッチベンドとしてだけではなく、ベロシティーのレンジを変化させたり、MIDIコントロール情報を送信できたり、表現方法がより多彩になっているところが新しい。
レコーディング機能はいまいちな印象。セーブできるトラック数も5つまでしかないことや、エクスポート機能がないことを考えると、Garage Bandのような楽曲制作アプリとは違う種類のもののようです。しかし演奏する為の楽器として見ると、かなり楽しく使えますよ。個人的には久しぶりのYAMAHAのヒット作。
App Storeにて¥350
最近、様々なタイプのMIDIコントローラーが登場していますが、今日紹介するのはメキシコのテクノロジー+ファッションデザインブランドMACHINAによって開発中のMIDIジャンバー。ジャンバーの淵にはストライプのセンサーが、そして袖元にはアクセロメーターが付けてあり、MIDI信号を送信することができるのです。
たとえば、寒い冬でもポケットの中に入れてあるiPhoneドラムマーンやiOSシンセサイザーを演奏することができたり、仲間と一緒にジャムセッションをすることができたり、新しいタイプのストリートパフォーマンスができそう。下のビデオはMACHINAによるプロモーションビデオ。価格、販売開始時期未定
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BeatsurfingはiPadを使った MIDIコントローラー。他のコントローラーと違うところは、ユーザー自身がインターフェイスのレイアウトデザインをすることができるところで、設定次第で様々な方法でのMIDIコントロールが可能になります。
もう一つの大きな違いは、スクリーンをたたくコントロール方法ではなく、スクリーンを指でスライド(Surfin)させる動作が勧められているところで、今までのMIDIコントローラーとはひと味違った表現方法を可能にし、iPadをひとつの楽器のように扱えるようになるアプローチがされています。
先ほどからデモ・チュートリアル(AbletonLiveのプロジェクトファイルをダウンロード可能)を試しているのですが、こんなことができるのか!!と、驚かされています。新時代のMIDIコントローラー。下のデモンストレーションビデオ、特に#3がスゴいです。
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