Dave Smith Instruments の12ボイスアナログシンセProphet 12  のモジュールバージョンのリリースがアナウンスされました。1月に開催されるNAMM 2014でお披露目とのこと。予想価格は$2000

Dave Smith International

 

これまでプラグインソフトウェアを開発してきたHypersynthというメーカーから、100%アナログ回路を使ったモノシンセXENOPHONEが発表されています。

  • 3 OSC Synth with distortion, Sequencer & Arpeggiator
    3 LFOs all with a lot of Wave Shapes
  • 8 modulation slots
  • 6 filter types – lp, hp, bp, notch and 2 mixed lp-hp combinations
  • all controllable via MIDI (Controllers).
  • reverb & delay (effects)
  • 価格未定10月末からのプリオーダー開始

Hypersynth

 

Arturia Micro Brute

来週、詳細が発表になるArturiaの小型シンセ Micro Brute。Arturia公式サイトではカウントダウンが始まっています。「Something Big」とははたしてどのような意味なのか、そのサウンドに期待が高まります。

上の画像もまだリークの段階ではありますが、Synthtopiaなどのブログによると「Micro Bruteは1オシレーター+シングルADSR EG, LFOのモノシンセ、2オクターブ鍵盤、シーケンサー付き、パッチングも可能、価格はおよそ$300」とのこと。

 

Arturia



 

Arturiaがリリースした「iSEM」は、1974年のオーバーハイム・シンセサイザーモジュール「SEM」をリクリエイトしたiPadシンセ。SEMの大きな特徴であった12dB/Oct のマルチモードフィルターも忠実に再現されており、MoogやArpとはひと味違うまろやかなシンセサウンドを楽しむことが出来る。

本家SEMの基本設計の再現に加え、Arturia ならではの新しい機能も追加。エフェクターはオーバードライブ・ディレイ・コーラスの3種類。Mod Matrixでは8種類のモジュレーションソースを26種類の設定先にアサインすることができ、動きのあるサウンドを作ることができる。Voice Programmerはオーバーハイムの1977年のポリフォニックシンセ「8 -Voice」のアイデアが踏襲されたもので、各ボイスが異なるサウンドを奏でることの出来るマルチティンバー機能。

 


 

SEMは、数年前に設計者トムオーバーハイム氏によって復刻版(ハードウェアシンセ)がリリースされたので、それに伴う資料はかなり多く用意されています。トムオーバーハイム氏が直々に語る解説ビデオ(日本語字幕付き)はファン必見。http://www.youtube.com/playlist?list=PLEBFCD7EAED343B04

Arturiaによるソフトウェアシンセ「Oberheim SEM V」も数年前にリリースされているので、このiSEMは初のSEMエミュレートシンセというわけではありません。しかし復刻版SEMがおよそ10万円、SEM Vがおよそ1万円することを考えると、850円のiPadアプリiSEMを試さない理由はないでしょう。「SEM V」と「iSEM」を比べてみると多少の機能の違いはありますが、サウンドクオリティの方はほぼ同じように聞こえるんですよね。

 

  • iPad app recreating the classic Obeheim SEM synthesizer.
  • Hundreds of sounds created by some of the best sound designers around.
  • Audiobus support (to interact with other apps).
  • Core MIDI (to control your synth from a Hardware MIDI keyboard).
  • Apple’s Inter-app audio (to work in conjunction with GarageBand and other audio apps).
  • Preset transfer and sharing via email & iTunes file transfer.
  • Preset compatibility with the Arturia SEM V Mac/PC software.
  • WIST clock sync support (to synchronize two iPads).
  • Real analog sound based on our TAE® analog modeling.
  • Voice Programmer allows for recreating the rare and classic Oberheim Eight Voice.
  • requires at least an iPad 2 and OS 6.0

 

iTunes Store

Arturia

 

 

 

 

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かつてはビンテージシンセのシュミレーションソフトウェアを作る会社、そして今回のNAMMでは100%のアナログのシンセサイザーを発表することとなったArturia。2オシレーター、アルペジエーター、CV、MIDI、USBがついて$549。アナログシンセとしてのスペックは十分な様子。あとはどのようなサウンドなのかが気になるところだ。

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