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スウェーデンのソフトウェアメーカーAudio RealismのBass Lineが久しぶりのアップグレードを果たし、Bass line 3(ABL 3)としてリリースされました。ローランドTB303のエミュレーションソフトウェアとして人気を博したABL のバージョン1 がリリースされたのは2003年のこと。その後2007年にはバージョン2がリリースされ、今回およそ8年ぶりのアップグレードとなりました。

ABL 3のエンジンは大きくリニューアルされ、サウンドも大きく改善されているとのこと。新しいパターンの入力方法も加わり、昔の303のように、ステップ入力に苦痛を感じることはありません。リアルタイムでランダムにパターンを作れるランダマイザーや、オーディオファイルを検知しパターンを自動生成するオーディオアナライザーなど、モダンな機能も新装備。次世代のバーチャルTB303と言うにふさわしい、納得のプラグイン。iOSバージョンも出たらいいのに。

 

 

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ハイグレードなサウンドクオリティを誇るEVENTIDE、いつの時代も私の中では別格の扱いなのですが、そのEVENTIDEが新旧17種類のプラグインをバンドルしたAnthology Xを発表しました。スタジオで見たことのある数々の名機をついに自宅でさわることができてしまいます。価格が$699、フォーマットはVST、AU、AAXで、MacとWindowsの64bitと32bit共に対応しています。登録にはiLokアカウントが必要ですが、ドングルは必要ないとのことです。もっと嬉しいのはデモバージョンが用意されていることです。あまりの豪華さにどこから手を付けていいのかわかりませんが、やはりまずはハーモナイザーでしょうか。詳しくは公式HPよりどうぞ。

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NI_Reaktor_6

 

Native Instruments はフラッグシップソフトウェアREAKTORのアップデートバージョンREAKTOR 6 をリリースしました。REAKTOR 5 のリリースは2005年、つまり10年ぶりのメジャーアップデートということになります。

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ios9au

pic from 9to5Mac

 

先週アップルWWDC2015基調講演でiOS 9 が発表された。この新しいOS にはiOSミュージシャンにとって大きなジャンプアップとなるエキサイティングな機能が追加されている。

まず一つ目はマルチタスク機能だ。これは二つのアプリを同時にディスプレイ表示し、同時に操作することができるようになるもので、例えばシンセアプリとエフェクターアプリを同時に操作することができるようになったり、DAWアプリにシンセアプリを録音することができるようになる。

下のビデオはiOS9マルチタスキング機能のハンズ・オン・ビデオ。

マルチタスク対応デバイスはiPad mini2 /mini3/Air/Air2 とのこと。

 

 

 

二つの目のエキサイティングなニュースは、Mac OSで音楽制作をしている人ならお馴染みのプラグイン・モジュールの規格AU(Audio Units)がiOS9 に導入されることだ。ディベロッパーはAudio Units 3 APIを使うことによってこれまでのAUプラグインをマイナーコードチェンジという形で簡単にiOS対応することができるようになるとのことだ。

つまり、GarageBandのようなiOS DAWアプリ、もしくはオーディオエディター系アプリはin-AppメニューからAUプラグインを選択してエフェクターやシンセを立ち上げることができるようになる。

Mac OS XバージョンのLogic Pro やGarage Bandに付属しているApple製のAUプラグインは無償で提供されるほか、ディベロッパーはAUプラグインの販売をApp-ストアで行うこともできるようになる。

NI KONTAKTやOMNISPHERE のような巨大サンプルプレイヤーは無理だとしても、NI REAKTORやU-he、Softtube、WAVES、iZOTOPE など、、AUプラグインの名作をiOSでも利用できる日もそう遠くはなさそうだ。問題はこれまでのアプリをどのようにタッチスクリーンにフィットさせるかのようだ。

これまでのiOSはIAA(inter app audio) もしくはAUDIO BUSを利用することによってアプリ同士の内部接続を可能にしてきた。iOSの歴史を考えてみればそれは革命的な解決方法であったわけだが、一つのアプリを操作するごとにアプリのスワップを行わなければならず、それは決して扱いやすいものとは言い難かった。

iOS9 のマルチタスキング+AU対応によって、IAAはもう忘れられてしまうのか?どちらにしてもiOS音楽制作環境は大きく進化し、これまで以上にエキサイティングになっていることは確かなようだ。

 

via 9to5Mac

 

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vintagedrum

 

80年代のヤマハのドラムマシンRX-5。私はこのスネアの音が大好きで、いまだにサンプルを鳴らしては「う〜ん」と唸ってます。RX-5のサンプルライブラリー自体は簡単に見つかるものではありますが、RX-5をVST/AUプラグインとして蘇らせた「Vintage Drum Element」がリリースされました。なんて便利。しかも無償 🙂

「Vintage Drum Element」は5つのキットを収録。ドラムキットの他にFX、マリンバ、オーケストラのような、いたく80’sなキットも収録してあります。トータルにリバーブをかけることができたり、アナログレコードのようなノイズを付け足すVinylというエフェクト、その他トレモロ、パンチといったエフェクターも装備し、80’sの雰囲気を速攻で作りたい時に大いに役に立つはずです。

まずはデモトラックを聞いて80’sに想いを馳せて見るのはどうでしょう。

 

 

VST/AUプラグインをダウンロードするにはまずはトラックを購入(BUY NOW)を押し、ここで金額を設定します($o~)。ダウンロードしたファイルの中にプラグインファイルが入っています。ENJOY!

Single Cycle Audio @ Bandcamp

 

 

 

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SonicChargeが新しいプラグインEchobodeをリリースしました。Echobodeはフリークエンシー・シフターとディレイが合わさったエフェクターで、もともとは2012年にReasonのRack Extensionとして始めてリリースされ、その後Teenage enginnringのシンセサイザーOP-1にCWOという名前で搭載されているエフェクターでもあります。今回、はじめてVST/AUバージョンとしてリリースとなったことでより多くのユーザーがこの刺激的なエフェクターを愛用できることになります。

さらに、この新しいVST/AUバージョンではSMEARというセクションが機能追加されており、スペーシーなリバーブや新しいモジュレーションの可能性が広げられています。特にメタリックなサウンドを作ることを得意としているようですが、様々なタイプのループに使い、つまみをひねってみるだけで乗り物酔いしそうな?脳内覚醒しそうな?耳に刺激的な様々な効果を作れることがわかります。気に入った人は3週間使えるトライアルバージョンを試してみましょう。プリセットをためしているだけでもかなり楽しいです。

 

 

Echobode 価格$44

Sonic Charge