ドイツ・ベルリンのソフトウェアメーカーU-He は近日発売を予定しているコンプレッサー・プラグインPresswerk のパブリックベータバージョンを無償で公開しています。Presswerk はMac/Win両ホストアプリケーション上にて動作します。パブリックベータでは全機能を使うことが可能になっていますが、12月26日に使用期限が切れることとなっています。
音楽ソフトウェア業界では発売前のソフトウェアを一般に公開することは非常に稀なことですが、U-He は先日発売されたばかりのモジュラーシンセサイザーBazilleやバーチャルアナログシンセDIVA でも同様なパブリックベータ期間を設けてきました。使用方法や使用環境が異なるユーザーからの様々なフィードバックを得ることによって、より完璧な状態での製品販売を試みるU-he の姿勢にはとても好感を持つことができます。
Presswerkはコンプレッサー・コンストラクションキットと呼ばれるもので、複数のコンポーネントが組み合わされたコンプレッサーエフェクターです。ノーマルモードではかなり多くのパラメーターを操作することができますが、より操作を簡単にするために3種類のビュアーモード(optical leveling amplifier、FET compressor、 tube limiter)が用意されており、ここでは馴染みのあるUI での操作が可能になっています。
cleanモード、Analog モード、フィードバックモード、サイドチェーン、サチュレーション、m/sプロセッシングなど多くの機能を搭載したPresswerk、かなり研究しがいのあるコンプレッサーと言えるでしょう。
PresswerkのパブリックベータバージョンはKVRのU-He フォーラムよりダウンロード可能で、12月26日までの使用が可能になっています。つまり、今日からおよそ2ヶ月間、この素晴らしいコンプレッサーを無償で使うことができるわけです。完成バージョンは導入価格$89、通常価格$129 となる予定です。アクティベート方法は以下の通りです。
Temp serial no. (valid till just after x-mas):
Beta Tester (user name)
3GC8O-SLHM1-MYP6-0420-2NXM (serial)
ドイツのソフトウェアメーカーEisenbergがリリースしたプラグインシンセ「Vier」。ドイツ語でいうところの「4」を意味します。というのもこの「Vier」 は Doepfer MS-404をモデルとしているところが名前の由来その1。MS-404 はローランドTB-303のクローンとして注目され、今でも根強い人気を持つ90年代のアナログモノフォニックシンセサイザーです。
Eisenbergの「Vier」 はただのMS-404 のエミュレーションにとどまらず、なんと4台分のMS-404を一つのシンセサイザーにまとめてしまいました。これが名前の由来その2。
4台分のシンセサイザーというだけあって、GUIにはかなりたくさんのツマミが並んでいるのですが、これらのつまみ(パラメーター)をグループ/リンクさせ、一つのツマミを回すだけで10個でも20個でもいくつでもパラメーターを同時に動かすことができてしまうところがこのシンセの凄いところです。どのような音が出てくるのかは実験してみなければわからないわけです。
また、キーボードを弾いたときに、4台分のMs-404がどのような方法で発音するのか(ユニゾンであったり、コードであったり)設定することができるボイスマネージメント機能も搭載しています。
90年代のシンセサイザーMS-404が現代に蘇ったシンセサイザーVier。プリセットはかなりオールドスクールなんですけどね、でも、かなり面白いです。デモバージョンもあるのでぜひ試してみてください。
- Oscillator parameters: Glide, Tune, Pulsewidth amount (square, saw and noise PWM)
- Filter parameters: Frequency, Envelope (mod amount), Emphasis
- Envelope parameters: ‘Accent’, ADSR
- Drive control for each voice
- VST/AU/RTAS plugin for Mac and Windows
- 価格はユーロ99
ドイツベルリンを拠点とするソフトウェアメーカーU-he の新しいプラグインシンセBazilleバージョン1.0 が遂にリリースされました。随分前からベータバージョンが公開されていたり、当初は7月にリリースの予定だったBazille ですが、待たされた分だけあって内容はまさにモンスター級となっています。
Bazille はデジタルオシレーター+アナログタイプのフィルターを搭載したハイブリットタイプのモジュラーシンセサイザー。様々なアウトプットとインプットをパッチしながらサウンドメイキングする方法は同社の人気シンセサイザーACE と似ているところではありますが、Bazille はバーチャルアナログというよりはデジタルシンセサイザー。コンピューターのCPUパワーを駆使して作り出される音の幅はかなり広く、太いベース・リード・ファンタジー系パッド・リズムループ・グリッチサウンドなどを得意としています。クオリティーハイ、シンセサイザー上級者向け。
Bazille は現在$89(10月15日までの特別価格)
まずはデモバージョンを試してみてから購入できるのも、さすが大人。
Bazille features
- 4 digital oscillators with simultaneous FM (frequency modulation), PD (phase distortion) and FR (fractal resonance).
- 4 multimode analogue type filters with up to 6 parallel outputs each.
- 4 modelled effects: stereo delay, distortion, phaser, spring reverb.
- 2 LFOs with 3 parallel outputs each.
- 4 ADS(S)R type envelope generators.
- signal processors: Inverter, rectifier, sample & hold, lag generators and quantizer.
- 2 mapping generators (waveshapers) with a variety of drawing tools and controls.
- 8 x 16-step morphing sequencer.
- multiplex modules for signal mixing, RM (ring modulation), AM (amplitude modulation).
- single-page alternative skin included.
- microtuning support (.tun files).
- multichannel MIDI support.
- user interface zoom in 10% steps.
- over 1700 presets…
- azille for Windows and Mac (VST/AU/AAX)
世はEDMフィーバー。EDMって何なのよ?と近所の大人子供に問われることがたまにあるのですが、僕もEDMの音楽的定義ってものはいまいち良くわかりません。でも一つ大きな特色をあげるとするならばデジタルシンセの音色が大胆にフィーチャーされていることではないでしょうか。ま、そこでパッとイメージするのはNative Instruments のソフトシンセMassive なのですが、YouTubeビデオを検索してみても分かるようにEDMのサウンドにはMassive で作られた音がかなり多くの割合で使われていて、MassiveがEDMというジャンルを作ったと言っても過言ではないくらいだったりするわけです。
今度も同じくドイツからのプラグインソフトウェア。しかもEDMに特化しているというAir Music TechnologyによるThe Riserです。Air Music Technology はIn Musicブランドの傘下のメーカーで、日本ではニュマークジャパンコーポレーションが販売を行なっています。
The Riser は、ちまたにあふれるEDM用サンプルライブラリーとは違って、パラメーターをいじりながら音を作っていくことができる純粋なシンセサイザーです。EDMには欠かせない特徴的なサウンドを作るためのパラメータが用意されているので、簡単にEDM的な音作りが行なえるわけです。
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ドイツベルリンのソフトウェアメーカーSugarbytesが新しいソフトウェアEGOISTをリリースしました。これまでSugarbytesは数々のユニークなエフェクター、シンセサイザープラグインをリリースし、最近ではiPADアプリへの移植版ソフトウェアのリリースやDJアプリdjay2 へのエフェクタープラグインの提供をしています。
EGOISTはサンプルスライサー+ベースシンセ+ドラムマシン+エフェクターを合体させたグルーブインストゥルメント。オーディオファイルを16分割し、各スライスファイルにリバース・ピッチ・ディケイ・アタックなどのパラメーターを割り当てていきながら、様々な方法で再生。このサンプルスライサーにドラムマシンとベースシンセを加え、グルーブパターンを作っていくことができるものです。
さらに、Sugarbytesならではのユニークなエフェクター機能も搭載。7種類のエフェクター・バイパスをシーケンサー上でコントロールすることができ、シーケンスパターンにクールな味付けをすることができます。特にグラフィックインターフェイスは秀逸。
退屈なフレーズもあっというまにエキサイティングなフレーズに早変わり。
デモンストレーションビデオはこちらから。http://www.sugar-bytes.de/content/download/demo/index.php?lang=en
制限付きデモバージョンもあり。http://www.sugar-bytes.de/content/download/demo/index.php?lang=en
価格99ドル
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