アドビ システムズが公開したビデオ「The future of Adobe creative applications on Microsoft devices」はオーディオ・ビデオ・グラフィックアーティストに向けられた、アドビの将来のビジョン示しているデモンストレーションビデオです。どこまでが夢の話で、どこまでが現実的な話なのかは分からないのですが、そんなに遠い話でもなさそうなところが胸を躍らせます。
ビデオで取り上げられているコンピューターはマイクロソフトがこの夏にリリースをしたSurface Pro 3 。タブレットとPCを合体させたスーパースリムなノート型デバイスで、CPUには i7とi5 プロセッサー、高解像度ディスプレイ、大容量のRAMやストレージを装備するかなりのハイスペックなデバイスです。そしてWindows 8 デスクトップコンピューター用のソフトウェアを使うことができるところがiPad/iPhoneとの大きな違いです。
アドビが示す将来のビジョン(上のビデオ)はSurface 3 の持つデスクトップコンピューターとしての機能+タブレットとしての機能をうまく引き出し、タッチジェスチャーの次の可能性を予感させるものに感じます。音楽ソフトウェアにおいてもタブレットだけではできない、デスクトップコンピューターだけではできない、何か新しいソフトウェアが登場することを期待してやみません。
コルグのiOSアプリ「Gadget」が大きくバージョンアップ。新バージョン1.0.3、コードネーム「Santa Clala」がつい先日リリースされました。
1.0.3 Santa Clala の新機能
- 追加ガジェット「Bilbao」(ワンショット型サンプラー)「Abu Dhabi」(サンプルスライサー)をアプリ内で購入可能 *価格は各1000円
- ランドスケープモード(横向き画面)対応
- 自在な MIDI コントロールが可能に (DAWソフトウェアからのコントロール、外部 MIDI 機器による演奏に対応 )
- Ableton Live プロジェクト・エクスポートに対応 (Ableton Liveへのプロジェクトエクスポート機能)
- 64 ビットにネイティブ対応
App Store にて9月4日から8日までセール価格¥2900
ローランドがリリースするセッションミキサーHS-5。最大5人までがヘッドフォンを使ってセッションやアンサンブルをすることができるミキサーで、それぞれの演奏者はそれぞれのミックスバランスを設定することができ、かつ、アンプモデリングやリバーブなどのエフェクターを加えるえることも可能。
ここまではJamhubとにたような感じではありますが、HS-5 の場合はUSBメモリースティックにセッションをステレオ録音することができたり、PCと接続をすればそれぞれの演奏をマルチチャンネルで録音もできてしまいます。演奏者のセッティングを保存しておくこともできたり、メトロノームが付いているのもプラス。
バンドメンバーみんなで鉄板焼きをつつくような、そんなローランドのデジタルセッションミキサー。
⬇️オフィシャル・イントロ・ビデオ
発売日、価格未定
世はEDMフィーバー。EDMって何なのよ?と近所の大人子供に問われることがたまにあるのですが、僕もEDMの音楽的定義ってものはいまいち良くわかりません。でも一つ大きな特色をあげるとするならばデジタルシンセの音色が大胆にフィーチャーされていることではないでしょうか。ま、そこでパッとイメージするのはNative Instruments のソフトシンセMassive なのですが、YouTubeビデオを検索してみても分かるようにEDMのサウンドにはMassive で作られた音がかなり多くの割合で使われていて、MassiveがEDMというジャンルを作ったと言っても過言ではないくらいだったりするわけです。
今度も同じくドイツからのプラグインソフトウェア。しかもEDMに特化しているというAir Music TechnologyによるThe Riserです。Air Music Technology はIn Musicブランドの傘下のメーカーで、日本ではニュマークジャパンコーポレーションが販売を行なっています。
The Riser は、ちまたにあふれるEDM用サンプルライブラリーとは違って、パラメーターをいじりながら音を作っていくことができる純粋なシンセサイザーです。EDMには欠かせない特徴的なサウンドを作るためのパラメータが用意されているので、簡単にEDM的な音作りが行なえるわけです。
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90年代に登場し、音楽制作の方法を劇的に変えたDAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)ソフトウェア。Logic、Cubase、ProTools、Ableton Live、 StudioOne、 Bitwig、、今となっては数多くのDAWソフトウェアが存在しますが、将来、これらのようなDAW ソフトウェアはWeb化され、ユーザーはインターネットでサイトにアクセスするだけで音楽制作を行なうことができるようになるなんていう予想図を描いている人たちがいるようなのです。
ささやかにデビューしたばかりのWAVEPOTもそのうちの一つで、JavaScript を使ったシンプルなソフトウェアです。
まず、このサイトにアクセスしてみると何やら難しそうなコードの羅列が目につき、これまでのDAWソフトウェアとは様子が違う様子が目に入ります。ここで逃げたくなってしまう気持ちも多々あるわけですが、まずは右側にある「Project」の中のいくつかのスイッチをクリックし、プレイボタンを押してみます。するとシーケンスパターンが流れ始め、WAVEPOTのシンセエンジンがどのようなものなのか聞いてみることができます。
パラメーターを書き換えることで波形を変えたりシーケンスパターンを変えたりすることもでき、たとえば冒頭に書かれているBPMやTuningの数値を書き直してみると、即座にその数値が実行されるのが分かります。
var bpm = 125; var tuning = 440; var transpose = -1;
もっと試してみたい人は下のビデオを参考にしてみてください。
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ドイツベルリンのソフトウェアメーカーSugarbytesが新しいソフトウェアEGOISTをリリースしました。これまでSugarbytesは数々のユニークなエフェクター、シンセサイザープラグインをリリースし、最近ではiPADアプリへの移植版ソフトウェアのリリースやDJアプリdjay2 へのエフェクタープラグインの提供をしています。
EGOISTはサンプルスライサー+ベースシンセ+ドラムマシン+エフェクターを合体させたグルーブインストゥルメント。オーディオファイルを16分割し、各スライスファイルにリバース・ピッチ・ディケイ・アタックなどのパラメーターを割り当てていきながら、様々な方法で再生。このサンプルスライサーにドラムマシンとベースシンセを加え、グルーブパターンを作っていくことができるものです。
さらに、Sugarbytesならではのユニークなエフェクター機能も搭載。7種類のエフェクター・バイパスをシーケンサー上でコントロールすることができ、シーケンスパターンにクールな味付けをすることができます。特にグラフィックインターフェイスは秀逸。
退屈なフレーズもあっというまにエキサイティングなフレーズに早変わり。
デモンストレーションビデオはこちらから。http://www.sugar-bytes.de/content/download/demo/index.php?lang=en
制限付きデモバージョンもあり。http://www.sugar-bytes.de/content/download/demo/index.php?lang=en
価格99ドル
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